『カルディ』で発見したリーズナブルな赤ワイン! アルゼンチンの『マイペ』の味は?
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2022年は、例年に比べて夏が長かったように感じました。10月半ば過ぎになって、ようやく秋が深まった気がします。
涼しくなると、キンキンに冷やした白ワインよりも、常温でコクのある赤ワインを飲みたいと感じるようになりませんか。
そこで、コーヒーや酒、輸入食品の販売店『カルディ コーヒーファーム』(以下、カルディ)を物色していたところ、またもやリーズナブルな赤ワインを見つけました!
今回は、アルゼンチンの『マイペ/マルベック』。
マイペ/マルベック:
価格:税込み1,089円
品種:マルベック
生産国:アルゼンチン
地域名:クージョ地方(メンドーサ)
実は、アルゼンチンは『ワイン大国』として知られ、2021年には、世界第7位のワイン生産量を誇るほどです。
ちなみに、『マルベック』は、アルゼンチンで生産される代表的なブドウ品種。
濃厚な色合いで、黒コショウと、皮のような香りが強く、しっかりしたボディの割になめらかな口当たりのワインが多いのが特徴です。
今回、飲んでみたワインのヴィンテージは2019年ですが、どんな味なのでしょうか。
早速、開栓してみると、3年足らずで熟成が進んだのか、すでにかなり深みのあるガーネット色。
口に含むと、やや化粧がかった樽香(たるこう)、次に、なめし皮や獣っぽい香りとブラックベリーのような黒系果実のニュアンス、スパイシーな香りも感じられます。
味わいは、ふくよかで果実の凝縮感があり、タンニンや酸味は穏やかです。
飲んだ印象として、かなり辛口で、なめし皮や獣っぽい香りを強く感じました。
このワインを飲んで真っ先に「相性がよさそう」と頭に浮かんだ料理は、塩豚やステーキなど、岩塩を振ったシンプルな肉料理。
ボトルの裏を見たら、案の定、アルゼンチンの代表的な料理として知られる『アサード』というバーベキュー料理に合うと書いてありました。
焼き肉なら、甘いタレにからめたロースやカルビよりは、タン塩などシンプルな味付けのほうが合うかも。
地域によりますが、狩猟解禁となる秋は、野生鳥獣の食肉を使用した『ジビエ料理』とも楽しめそうです。
このクオリティで千円台なら、まさにお値打ちワインでしょう!
『カルディ』で見かけたら、ぜひ、一度お試しください。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]