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【『100万回言えばよかった』第2話 感想】松山ケンイチ×佐藤健のやりとりにキュン!ベテラン俳優陣が挑む本気のファンタジーラブストーリー

By - grape編集部  公開:  更新:

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恋愛ドラマが数多くある今期、中でも話題となっているのが金曜22時から放送中のドラマ、井上真央主演の『100万回 言えばよかった』だろう。

幽霊が見える!?ファンタジーラブストーリー

井上真央と佐藤健の恋愛ドラマかと思いきや、なんと佐藤健は『幽霊』だという衝撃の展開からスタートした本作。

行方不明になった恋人が幽霊になってやってきた。ということはすでに直木(佐藤健)は亡くなっているのか…?

唯一、幽霊となった直木と言葉を交わせるのが魚住譲(松山ケンイチ)。直木と悠依(井上真央)の間に入り、通訳をすることに。

しかし、直木も言葉は交わせるが自身がどうなったのか記憶がない。

初回は井上真央と佐藤健の仲睦まじいシーンに癒されながらも、サスペンス要素が非常に強く、少しずつ明らかになっていく殺人事件の真相から目が離せない。

SNSでは様々な考察が飛び交い、盛り上がっている。

松山ケンイチと佐藤健のコミカルなやりとりにキュン

ドラマの中でも視聴者が特に盛り上がっているのは幽霊の直木と魚住の会話シーンである。

事件とミステリのシリアスな雰囲気の中に訪れるクスッと笑える時間がなんとも癒しだ。

悠依と3人で対話するシーンでは、直木が「『結婚したい』って言うつもりだった」と漏らしたことに対して「それも俺が彼女に伝えるの?」と言わんばかりに困惑する魚住。

「言わなくていい!」と返され、安心したかのように頷く松ケンは、とてもお茶目で可愛らしかった。

また直木が会話の中では「悠依」と呼ぶにも関わらず、魚住が伝えるときは「あなた」と言い換えるのも、気遣いと少しの照れが混じっていて魚住のキャラクターに愛着が湧くのである。

徐々に仲も深まりつつある二人の関係がこれから楽しみだ。

もはや鉄板となった佐藤健の恋愛ドラマ

若手俳優や人気アイドルが主演を張るなか、近年、佐藤健の恋愛ドラマが何かとヒットしている。

『恋は続くよどこまでも』(TBS系)や、Netflix オリジナルドラマ『First Love 初恋』など、ドSな口調と少し恋愛不器用なキャラクターが佐藤健に絶妙にマッチしているのだ。

33歳にして大人の色気と、笑った時のあどけなさ、好きな人を見つめる真剣な眼差しの演技は、やはり若手との大きな差だろう。

大人の魅力を醸し出す佐藤健にこれからも魅了されたい。

ラブストーリーなら最強の安達奈緒子脚本!

ドラマファンの中で、安達奈緒子と言えばラブストーリーで有名な脚本家である。

過去には『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)、『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)、『G線上のあなたと私』(TBS系)など、ヒット作を数多く生み出している。

その特徴は、恋愛とお仕事、恋愛と友情、恋愛とサスペンスなど、彼女の脚本は恋愛と別ジャンルの掛け合わせが非常に上手い。

しかも、どちらもかなりいいバランスで配合され、結果的にお仕事ドラマとしても100点、恋愛ドラマとしても100点といったような素晴らしい作品が仕上がるのだ。

本作も同様、恋愛とサスペンスのバランスが非常に良い。

恋人が行方不明になっているという主人公の状況は非常にシリアスなものだが、ドラマ自体重くなりすぎず、時にはコミカルなやりとりが挟まれているのも、視聴者が見やすい構図ができている。

ドラマはキャストや主題歌も大事だが、面白くなりそうかどうかを判断するには脚本家が重要な判断材料となる。

これはきっと面白くなる、第2話でそう感じた私の勘を是非とも信じてほしい。

恋愛とサスペンスの融合、『100万回 言えばよかった』の今後の展開に期待したい。


[文・構成/grape編集部]

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