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【考察】最終回は全員刑務所行きになるのでは? 中村海人の演技が素晴らしい『夫に間違いありません』第4話

By - 渡辺裕子  公開:  更新:

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『夫に間違いありません』に出演する中村海人さんが写る場面写真

SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、イラストレーターの渡辺裕子(@satohi11)さん。

2026年1月スタートのテレビドラマ『夫に間違いありません』(フジテレビ系)の見どころを連載していきます。以下、ネタバレが含まれます。

渡辺裕子さんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

一樹(安田顕)が生きていること、受け取った保険金を返せないことを正直に家族への手紙に書き、警察に行こうとしていた聖子(松下奈緒)。

しかし一樹から電話が入り、瑠美子(白宮みずほ)と争った末に彼女を死なせてしまったと聞かされる。

聖子は一樹にすべて警察に話そうと詰め寄るが、「栄大(山﨑真斗)と亜季(吉本実由)が殺人犯の子どもになってしまうから隠そう」と懇願され、そのまま帰宅し、家族に見せないまま置き手紙を回収する。

一方、ニュースで瑠美子の顔を見た栄大は、それが聖子が出入りしていたアパートに自分が行った時に会った女性だと気がつく。

悩んだ栄大から打ち明けられた聖子の弟・光聖(中村海人)はアパートを訪ねるが…。

『夫に間違いありません』に出演する中村海人さんが写る場面写真

中村海人の秘密を隠し通す覚悟を決める演技が素晴らしい

栄大は賢いから母が何か隠し事をしているのに気がついたが、母を思いやるあまり、そのことについて尋ねることができない。

まだ子どもなのに、悩んだままひとりで抱えこんでしまっているのが心配だったが、ここにきてやっと「光兄」と慕う光聖に頼る決心をしてくれて本当によかった。

誰ひとり冷静な人がいないこのドラマで、唯一合理的にものを考えていそうな光聖。

『夫に間違いありません』に出演する中村海人さんと山﨑真斗が写る場面写真

彼ならぐちゃぐちゃに絡んでしまった家族の思いを解きほぐしてくれるはず、今回はきっと「光聖大活躍回」に違いないと思っていたら…まさかこういう種類の「大活躍」になるとは思っていなかった。そんな大波乱の第4回。

栄大に話を聞いたアパートに行き、チャイムに応答はなくても裏にまわってチェック。

窓から見える見覚えのあるセーターや、家族の今までの会話を繋ぎ合わせて一樹の生存を確信する光聖、さすが抜かりがなくて頭がいい。

聖子に、保険金も自分が工面するからと言い切るところも、頼りがいがある。

想定外だった瑠美子の死について聞いて動揺しつつも、警察に行こうと必死に姉を説き伏せようとする光聖を、「その通りだ!がんばれ!」と、テレビのこちらから応援していたのだが…そんな光聖のまともさを、姉への愛情が吹き飛ばしてしまう。

思い返せば、別人ではあったが一樹の遺体が見つかった時、聖子は「お母さんは大人だから泣かなくても大丈夫」と言って栄大と亜季を抱きしめ、自分は涙を流さなかった。

同じように、昔、母が死んで泣く幼い光聖を「私はお姉ちゃんだから泣かなくても大丈夫」と抱いて、自分は泣かなかった聖子。

そんなふうにいつも誰かを守る側にいて自分の悲しみを抑えてきた姉が、混乱して泣きじゃくっていたら、今度は自分が守る、と決意してしまう光聖の気持ちはわかる。

「地獄だって、2人なら大丈夫だよ」

大雨に打たれながら、かすかな笑みを浮かべる光聖。

中村海人さんの、複雑な思いを持ちながらも姉のために秘密を隠し通す覚悟を決める演技、すばらしかった。

『夫に間違いありません』に出演する中村海人さんが写る場面写真

こうして姉の秘密を一緒に隠し通すことにした光聖だけど、その地獄はあのクズ夫一樹ひとりで行ってもらった方がいいと思う。

自分の保身しか考えず、「家族を守るためだった」とか「子どもたちがかわいそうだ」とか聖子を言いくるめるずるさと弱々しさ。

布団に潜って震えていたりイルカのぬいぐるみを抱きしめたりしている姿を見たら、光聖も「姉ちゃんもうあいつは見捨てようよ」って言いそうなのだが。

安田顕さんじゃなかったら、見ていられないほどのクズっぷりなのに…。

『夫に間違いありません』に出演する松下奈緒さんと安田 顕さんが写る場面写真

…と、地獄に突き進んでいく光聖を心配していたら、後半になって彼が実は別の地獄にすでにズブズブはまりこんでいることが判明して驚愕。

光聖の婚約者・まゆ(松井玲奈)の母である九条議員(余貴美子)、彼女の不正に銀行員として加担していたとは。

『夫に間違いありません』に出演する余 貴美子が写る場面写真

九条議員の疑惑を追っている雑誌記者の天童(宮沢氷魚)がすぐそこまで迫っているし、馴れ馴れしく聖子の家にあがりこむ紗春(桜井ユキ)も、自分の夫と一樹が取り違えられていることに、気がついているのかそうじゃないのかわからなくて不気味。

聖子も光聖も、破滅まであと一歩の崖っぷちだし、最終回には全員が刑務所行きになりそうでハラハラする。

そしてとにかく次週予告の九条議員が怖すぎて、光聖のメンタルが心配。


[文/渡辺裕子 構成/grape編集部]

渡辺裕子

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