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医大近くの駅に貼られたポスター その『メッセージ』に考えさせられる

By - grape編集部  公開:  更新:

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今年もいよいよ始まるセンター試験。将来の夢を叶えるために、志望校合格を目指しているという受験生も多いのではないでしょうか。

そんな中、東京や大阪にある医大周辺の最寄駅などに貼られた、こちらのポスター。

BSテレビ局・Dlife(ディーライフ)が2019年1月19日より無料放送をスタートする、全米で大ヒットした医療ドラマ『グッド・ドクター』の広告です。

医師になる権利は 誰にだってある。

胸に強く訴えかけてくるようなキャッチコピーには、"あるメッセージ"が込められていました。

自閉症の研修医・ショーン

自閉症でサヴァン症候群の研修医、ショーン。一度読んだ医学書はすべて暗記し、人間の身体の内側を立体的にイメージできてしまうという、医師として卓越した能力を持っていました。

その一方、人とのコミュニケーションが苦手で、思ったことをストレートに伝えてしまうところも。

それでも「この人の命を救いたい」という執念に突き動かされ、外科医として成長していくショーン。

果たして、彼は次々に立ちはだかる差別や偏見を乗り越えて、建前社会の大病院にどんな旋風を巻き起こしていくのでしょうか――。

困難を乗り越え、外科医として成長していく感動作

2013年に韓国で注目を集めた医療ドラマがハリウッドでリメイクされ、全米No.1大ヒットドラマとなった本作。日本でも2018年に山崎賢人さん主演でリメイクされ、話題となりました。

ショーンが持つ『空間認識能力』によって、人体のあらゆる器官構造をイメージする様子を、CGで再現したリアルな手術シーンは見どころの1つ。

型破りな言動をしてしまうことで、周囲から偏見の目や批判を浴びてしまうショーン。それでも、患者と真っ直ぐに向き合い、自分の意見をぶつけて全力を尽くしていく姿は清々しく、勇気づけられる人も多いはずです。

ストーリーが進むにつれ、周りに助けられながら、医師として、人として成長していく彼を思わず応援したくなってしまいます。

"多様性"を受け入れる社会への希望や、人と人との絆というテーマに加えて、虐待やセクハラといった、現代のさまざまな問題に鋭く切り込む展開も、大きな共感を呼んでいます。

キャッチコピーに込められた『メッセージ』

"多様性を受け入れる社会を"という想いが込められた『グッド・ドクター』。日本では2018年に、大学の医学部入試における『女性差別問題』がありました。

作品で伝えたいメッセージこそが、不安を抱えるすべての受験生や医大生へのエールになるのではないか…。そんな想いが「医師になる権利は 誰にだってある。」というキャッチコピーに込められているそうです。

差別や偏見に立ち向かう主人公・ショーンや、さまざまなバックグラウンドを持ちながらも医師を目指す研修医たち。

日々もがきながらも必死で前に進もうとする彼らに、「医師になる権利は 誰にだってある。」というメッセージが重なって胸に迫ります。

『グッド・ドクター』は、1月19日(土)22時ほか から全国無料のBSテレビ局・Dlife(ディーライフ)で無料放送をスタート。あなたは、困難に立ち向かうショーンたちの姿に、何を感じるでしょうか。


【Dlifeとは】
世界で話題の海外ドラマシリーズや、日本初放送の情報バラエティ番組、ご家族で楽しめるディズニー作品など、選りすぐりの番組を、ずっと無料でお楽しみいただけるBS放送。チャンネル番号は、BS258。見逃し配信アプリ『Dlife』で、見逃した番組を無料で視聴することもできる。参考リンク:Dlife


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[文・構成/grape編集部]

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