激レア? 天文台が映した『夜空』に「素晴らしい」「貴重な映像」
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※写真はイメージ

1300年に一度の『レモン彗星』 高校生が撮影した1枚に「いいことがありそう」1300年に一度の『レモン彗星』を、東京都立立川高校天文気象部の高校生が3週間の粘り強い観測の末に捉えました。エメラルドグリーンの尾が夜空に輝く、幻想的な1枚をご覧ください。

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「さきほど『流星クラスター』が出現しました」
2025年8月13日、このようなコメントが添えられた、1本の動画がX上に公開されました。
投稿したのは、青森県弘前市のリゾート施設『星と森のロマントピア』にある、公開天文台『銀河』のXアカウント(@_Milkyway_Ginga)。
深夜に撮影された映像には、神秘的な現象が映っていたといいます。左上に注目して、映像をご覧ください!
星空に、いくつもの流れ星が出現!
これは『流星クラスター』という、短時間に多数の流星が集中的に流れる、非常に珍しい現象だといいます。
月明かりが眩しく、暗い星は観測しにくい夜だったそうですが、複数の流星がしっかりと映りました。
そのことから、同天文台は、観測した流星クラスターについて「明るい流れ星が多かったのが特徴」と語っています。
貴重な映像には、多くの熱のこもった声が寄せられました。
・これは素晴らしい!きれいすぎる。
・月明りに、流星の光が負けていないのがすごいですね。
・すごい記録ですね。貴重な映像を見せていただき、ありがとうございます!
・実際に見たら凄まじい光景でしょうね…!
また、流星クラスターが観測されたのは、ペルセウス座流星群のピークの時間帯でした。そのため、同日時点で、専門家が観測記録をもとに関連を調べているとのこと。
もし、ペルセウス座流星群の流星クラスターであれば、世界で初めての観測事例になる可能性があるそうです!
青森県のほか、北海道の一部でも観測されています。流星が織りなす幻想的な光景に、多くの人が魅了されたことでしょう!
【2025年8月15日追記】
同天文台は、流星クラスターの軌道計算をした専門家などから「ペルセウス座流星群由来のものと判明した」と連絡を受けたことを、Xにて報告しました。
[文・構成/grape編集部]