2年ぶりの『ブラックムーン』がいよいよ! 夜空に何を願う?
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「肉眼でも見えるかも」と国立天文台が予想する 『レモン彗星』とは2025年10月下旬ごろ、肉眼でも観測できる可能性があるという、『レモン彗星』。 grapeは、そんなレモン彗星について、国立天文台に取材しました。

【2025年版】次の皆既月食はいつ?「ブラッドムーンを見てはいけない」といわれる理由や皆既日食との違いを分かりやすく解説!皆既月食で赤く染まるブラッドムーンの仕組みや、皆既日食との違いを分かりやすく解説します。また、ブラッドムーンを見てはいけないとされる理由も紹介。この記事を読めば、月の観察をもっと楽しめるでしょう。
- 出典
- 国立天文台
昔から、月の神秘的な姿に魅了され、人々は月に名前を付けてきました。
『ピンクムーン』や『ストロベリームーン』など、満月に名前が付いているのは有名ですよね。
では、特別なタイミングの新月を『ブラックムーン』と呼ぶことはご存じでしょうか。
2025年8月23日は『ブラックムーン』
『ブラックムーン』の定義は諸説ありますが、大きく分けて2つです。
1つは1か月に新月が2回訪れた際の、2回目の新月を指し、もう1つは、春分、夏至、秋分、冬至で区切られた1つの季節に新月が4回訪れた際の、3回目の新月をこう呼んでいます。
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2025年の夏季には、6月25日、7月25日、8月23日、9月22日に新月となるため、8月の新月が『ブラックムーン』に当たるのだとか。
同じ季節に4回の新月が見られる『ブラックムーン』は、2023年5月以来なので、2025年8月23日はおよそ2年ぶりの現象といえるのです。
新月の日は夜空を見上げよう
新月は『始まり』を象徴し、新しい目標を立てたり、チャレンジするのにふさわしい時期とされています。
『ブラックムーン』は、そのパワーがさらに強まるタイミングといわれているのです。
新しい一歩を踏み出したり、大きな夢に向かってスタートを切ったりしてみてもいいかもしれませんよ。
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いわずもがな、肉眼では観察できない、新月。
一方で、星空を観察したり、天体を写真に収めたりするのにはぴったりな日といえます。
生まれ変わった自分を願いながら、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]