メダカの平均寿命は何年?長生きのコツや寿命が近いサインをご紹介
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「メダカの寿命が知りたい」
「メダカの寿命を延ばすコツを教えてほしい」
メダカと暮らしている人の中には、上記のような疑問を抱く人もいるのではないでしょうか。
ホームセンターなどでも購入しやすいメダカの寿命は、飼育方法によって異なります。野生下では1〜2年ほどしか生きられないケースもあるようですが、飼育下では5年ほど生きることもあるようです。
この記事では屋外や屋内で飼育できるメダカの寿命を解説し、メダカの種類や寿命が近付いているサインなどを解説します。メダカの寿命を延ばし、アクアリウムを楽しみたい人はぜひ参考にしてください。
メダカの平均寿命は何年?
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メダカの寿命は自然界では1〜2年、飼育下では2〜3年といわれています。
ギネスのような公式の記録は残っていないようですが、適切な環境下では4〜5年生きる個体がいるようです。
日光を浴びることで長生きできるようですが、屋内でも適切な照明や水質管理のもとで、寿命を延ばせるといわれています。
また、性別に関係なく、繁殖にかかわらないほうが長生きできるようです。
ただし、メダカの繁殖は比較的容易だといわれており、環境が整っていれば世代交代を繰り返して長く楽しめるでしょう。
メダカの種類別の寿命と特徴をご紹介
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メダカには数々の種類がありますが、種類よりもどちらかというと飼育環境が寿命を左右する大きな要因となるようです。
ここではメダカの種類別の寿命と特徴をご紹介します。
黒メダカ(ニホンメダカ)
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昔から日本に生息している黒メダカはニホンメダカとも呼ばれ、北海道を除く全国の川や池などに分布。
野生の厳しい環境に適応しながら生きていますが、2025年現在では生息数が減少し、絶滅危惧種に指定されています。
比較的丈夫で長生きしやすいため飼育がしやすく、初心者にもおすすめの品種です。
ヒメダカ
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ヒメダカは黒メダカの突然変異から誕生した品種で、鮮やかなオレンジ色が特徴です。
丈夫で飼育しやすいことから、初心者でも長生きさせやすいといわれており、観賞用として広く親しまれています。
白メダカ
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白メダカは、ヒメダカと同じく黒メダカの突然変異種で、体が真っ白な美しい品種です。江戸時代から知られ、観賞用として人気があります。
非常に丈夫で飼育がしやすく、適切な環境を整えれば2〜5年ほど生きると比較的寿命が長めなのも特徴です。
楊貴妃メダカ
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楊貴妃メダカは、ヒメダカを品種改良して生まれた品種だといわれています。濃いオレンジ色と赤みを帯びたヒレが特徴です。
その鮮やかな色合いが人気を集め、メダカブームの火付け役としても知られているようです。
寿命は約3年といわれており、適切な環境を整えれば初心者でも長生きさせやすい品種だといわれています。
ダルマメダカ
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ダルマメダカは品種改良によって生まれたメダカで、ダルマのように丸みを帯びた愛らしい体型が特徴です。
『ダルマメダカ』は品種ではなく、体型の名称を指すため『幹之(みゆき)ダルマ』『白ダルマ』『楊貴妃ダルマ』のように、ほかの品種名と組み合わせて呼ばれることが一般的です。
ダルマメダカは通常のメダカよりも背骨の数が少なく体長が短いため、泳ぐのが苦手で体力を消耗しやすい傾向があります。
病気にもかかりやすく、寿命もやや短めだといわれていますが、適切な環境を用意すれば2〜3年ほど生きることも。
飼育の際には水流の少ない環境を用意して、ストレスを軽減してあげるとよいでしょう。
幹之(みゆき)メダカ
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幹之メダカは、黒メダカの光る性質を持つ個体を品種改良して誕生しました。
体表にメタリックな光沢があり、水面の反射で美しく輝くため、睡蓮鉢(すいれんばち)などで上から観賞するのに適しています。
原種と比べるとやや短命な傾向にあるようですが、適切な水質管理や温度調整を行うことで、長生きが期待できるでしょう。
メダカの寿命を延ばす飼育のポイント
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メダカの寿命は、飼育環境の影響を受けやすい傾向にあります。
ここでは、メダカの寿命を延ばすための4つのポイントを見てみましょう。
適切な環境と水質管理
メダカの寿命を延ばすには、水質や環境の管理が重要だといわれています。定期的な水換えで水質の悪化を防ぎ、水を清潔に保つことも大切です。
さらに健康を維持するためには、適度な日光浴や照明があると効果的です。
ほかにも、水温への配慮も欠かせません。特に夏の屋外飼育では水温が高くなりやすいため注意しましょう。
冬場の水温低下には耐性があるようですが、急激な温度低下や凍結が発生すると、命を落とすおそれがあります。
数を増やしすぎない
メダカの過密飼育は酸素不足の原因になり、大量死につながることも。食べ残しやフンが増えることも、水質悪化の原因になるといわれています。
また数が増えることでストレスがかかりいじめが起こりやすくなるため、目安としては1匹あたり1ℓがよいでしょう。
飼育容器は酸素が取り込みやすいよう、空気に触れる水面が広いものを選ぶことがポイントです。
外敵に気を付ける
屋外でメダカを飼育する際は、外敵からの被害を防ぐ対策が必要です。
特にヤゴなどの水生昆虫、スズメなどの野鳥、猫といった動物には注意しましょう。
一度襲われると、繰り返し狙われる可能性があるため、水槽やビオトープの上に、網やネットを張るなどの対策を講じる必要があります。
また外敵とは少し異なりますが、小さな子供が興味を持って触れる可能性も考えられます。水槽周囲の安全対策も意識するとよいでしょう。
病気に気を付ける
メダカがかかりやすい病気は、水カビ病、白点病、尾ぐされ病などです。
これらは水中の細菌などによる感染症で、水質悪化や免疫力の低下、日光浴不足などが発症の原因になると考えられています。
予防のためには、ろ過フィルターや底砂を定期的に掃除、交換し、水質を清潔に保つことが重要です。
病気が見つかった際には適切に処置や隔離を行うことで、感染拡大を防げるでしょう。
また日頃からメダカの様子を観察し、異常に気付いたら早めに対処することがポイントです。
寿命が近いメダカのサイン
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ここでは寿命が近いメダカのサインを4つをご紹介します。
痩せてきた
メダカがゆっくりと痩せていく場合、寿命が近付いている可能性があります。特に上から見た時の体型が細くなってきたら注意が必要です。
健康なメダカは頭よりも腹がふっくらしているものですが、加齢にともない徐々に痩せていく傾向があるといわれています。
さらに高齢になるとウロコの色がくすんで見えることも。
寿命が近いメダカには見た目の変化が見られるため、日頃から注意深く観察しておくとよいでしょう。
水面で口をパクパクさせる
メダカが水面で口をパクパクさせる行動のことを『鼻上げ行動』と呼び、酸素不足や病気などが原因で見られる場合があります。
特に、呼吸が苦しそうな様子が続くようなら注意が必要です。
異変を感じたら水質や水温を確認し、必要に応じて酸素供給を見直すとよいでしょう。
ただし、人が近付いた時だけ口をパクパクさせるのは、単にエサを欲しがっているだけの場合があります。
エサを食べなくなった
寿命が近いメダカは体力の低下や老化により、エサをほとんど口にしなくなる傾向にあります。また、病気が原因で食欲が落ちることも。
そのため、メダカの食欲低下に気が付いたら、ほかに異変がないかよく観察しましょう。
食欲が落ちたメダカの食べ残しは速やかに取り除き、水質悪化を防ぐことも大切なポイントです。
動きが鈍くなった
メダカの寿命が近付くと、泳ぎが鈍くなり、水槽の底でじっとしている時間が増えます。元気な時と比べて、フラフラとした弱々しい泳ぎ方になる傾向が見られることも。
一方で、病気が原因で動きが鈍くなった時や水温の低下で冬眠している時にも、同じような様子が見られるため注意して観察するとよいでしょう。
野生のメダカの寿命は1〜2年!環境によっては長生きできるかも
メダカの寿命は野生で1〜2年といわれていますが、飼育環境を整えることで2〜3年、長ければ4〜5年ほど生きる個体もいるようです。
水質や水温の管理、適切なエサやり、適度な日光浴などが健康のカギとなるでしょう。過密飼育を避け、病気や外敵から守ることも大切なポイントです。
寿命が近いメダカは泳ぎが鈍くなったり、エサを食べなくなったりする様子が見られるため、日頃からよく観察し、適切なケアを心がけましょう。
[文・構成/grape編集部]