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「ムサコといえば?」 TV番組で街頭調査を行ったところ、意外な結果に

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

東京には、『ムサコ』と呼ばれる地域が2つ存在します。

1つ目は、品川区と目黒区の境目あたりにある地域『武蔵小山』。武蔵小山駅は、品川区にあります。

2つ目は、小金井市にある『武蔵小金井』。中央線の武蔵小金井駅は、小金井公園にほど近い、ファミリー層に人気の住宅地です。

どちらも語のはじめの部分に『武蔵』と『小』がつくため、『ムサコ』と略して呼ばれています。

そして、2つのムサコが存在することにより、東京都民の間でこんな議論が勃発することも…。

武蔵小山か武蔵小金井、どちらが真のムサコなのか。

『ムサコ』としての知名度はどちらが上なのか…つまり、どちらの地域のほうが有名なのかという論争が、長年続いています。

意外な結末

2018年8月10日放送のバラエティ番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)では、『今夜、長年の論争に決着!? 武蔵小金井 VS 武蔵小山 真のムサコ決定戦』と銘打った企画を放送。

お笑い芸人の飯尾和樹さんが武蔵小山代表として、歌手の土屋礼央さんが武蔵小金井代表として、どちらが真のムサコにふさわしいか、熱い舌戦を繰り広げました。

番組中、それぞれの『ムサコ』の特色や魅力がアピールされたものの、その場で決着はつかず、勝負の行方は、街頭調査の結果にゆだねられることに。

すると、番組の趣旨とは異なる結果が発表されたのです…!!

武蔵小山派:14人
武蔵小金井派:18人
武蔵小杉派:42人

タモリ倶楽部 ーより引用

東京都内で街頭調査を行った結果、『ムサコ』といえば武蔵小山でも武蔵小金井でもなく、神奈川県の武蔵小杉と答えた人が圧倒的に多かったのです!

これには、飯尾さんも土屋さんもショックを隠しきれなかった様子。

「ダメでしょ、これ出しちゃ!」

タモリ倶楽部 ーより引用

そういった後、言葉を失ってしまった土屋さん。飯尾さんも「武蔵小山にいたっては、3倍の得票差をつけられている」といって、ほかの出演者の笑いを誘っていました。

もはやムサコといえば武蔵小杉?

武蔵小杉とは、神奈川県川崎市にある武蔵小杉駅とその周辺地域。

武蔵小杉駅には、南武線や東急東横線をはじめとした5路線が乗り入れており、駅周辺も開発が進んでいます。

交通や開発により地域としての注目度も増している武蔵小杉。徐々に知名度を上げてきている印象です。

しかし、番組の当初のテーマは『武蔵小山と武蔵小金井の決定戦』。意外な結末に、ネット上ではさまざまな反応が寄せられました。

・武蔵小杉の広告をよく見るから、ムサコといえば武蔵小杉のイメージ。

・中央線ユーザーの自分にとって、ムサコは武蔵小金井でしかない。

・武蔵小山は住みやすいところだよ、14票だなんて悲しい…。

番組では『ムサコ』といえば『武蔵小杉』という結果に終わりましたが、ムサコをめぐる戦いは、今後も続きそうです。


[文・構成/grape編集部]

出典
タモリ倶楽部

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