鈴木京香、現在も年齢不詳の美…！　髪型、ファッションも人気

女優として活躍している鈴木京香（すずききょうか）さん。

自然体の美しさとずば抜けた演技力で、男女問わず多くの人から支持されています。

そんな鈴木京香さんの経歴やファッション、そして新作のCDについてなどさまざまな情報をご紹介します！

鈴木京香ってどんな人？　ドラマやCMで活躍

まずは鈴木京香さんのプロフィールをチェックしていきましょう！

鈴木京香さんは、２人兄弟の妹として生まれました。中学では陸上部で、走り高跳びや砲丸投げを加えた混合競技に出場して見事、県大会出場を果たしています。

高校では美術部に入ったことが転機となりました。宮城フィルハーモニーを鑑賞に行った先の売店でモデルのスカウトを受けたのですが、悩んでいたところに美術部の先輩が進学のため上京。

新しい世界に旅立つ先輩を仙台駅で見送ったことで、「自分も一歩を踏み出そう」と駅近くの事務所に向かいモデルとなりました。

始めは浴衣やウェディングドレスを着るモデルからスタートし、東北学院大学在学中に『カネボウ水着キャンペーンガール』に選ばれます。

事務所に映画オーディションへ連れていかれ、出演が決まった作品が映画『愛と平成の色男』。１９８９年のことでした。

朝ドラ『君の名は』のヒロイン役に

一躍注目の的となり、朝の連続テレビ小説『君の名は』のヒロインに決定しました。『連続テレビ小説』３０周年の記念作品ということで、およそ８年ぶりの１年間放送。

長い現場を終えたころには「お芝居の学校を卒業した感じ」と、鈴木京香さんも女優としてやっていく自信がついたといいます。

その後は、ドラマ『王様のレストラン』（フジテレビ系）、『オンリー・ユー ～愛されて～』（日本テレビ系）などの人気番組に出演。人気女優として世間に知られる存在となりました。

鈴木京香さんのキャリアで名高いのは、１９９７年の映画『ラヂオの時間』でしょう。この作品で鈴木京香さんは『第２１回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞』など、３つの映画賞を獲得しています。

多くの映画賞に輝く

さらに３０歳をすぎた１９９９年には『BULLET BALLET』、『３９ 刑法第三十九条』と２つの映画に登場。

森田芳光監督の『３９ 刑法第三十九条』では、『第７３回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞』と『第４２回ブルーリボン賞 主演女優賞』という輝かしい実績を残しています。

２００２年には『木曜組曲』、『竜馬の妻とその夫と愛人』、『助太刀屋助六』と立て続けに３作の映画に出演。

２度目の日本アカデミー賞に輝いたのは２００４年、映画『血と骨』でした。

映画、ドラマ、そしてCMにも多く出演

４０代となっても、映画『沈まぬ太陽』で『第３３回日本アカデミー賞 優秀助演女優賞』を受賞。同じ２００９年の出演映画作品としては『サイドウェイズ』、『重力ピエロ』、『ぼくとママの黄色い自転車』と多数にわたります。

ドラマでも鈴木京香さんは存在感を発揮し、２０１０年の『セカンドバージン』（NHK）は大人気となり翌年映画化もされました。

もちろん舞台でも鈴木京香さんは活躍。２０１３年、ジャン・コクトー作の『声』に出演しました。演出は脚本家として名高い三谷幸喜（みたにこうき）さん。１人芝居という難しい舞台を鈴木京香さんは演じ切りました。

三谷幸喜さんの脚本作品としては、２０１６年には大河ドラマ『真田丸』に出演。豊臣秀吉の妻・北政所役として、作品に華を添えました。

鈴木京香さんは、年齢を感じさせないさわやかで美しいイメージからCM起用も多く、エスエス製薬『ハイチオールC』やKOSEの化粧品『ELCIA』などに登場しています。

鈴木京香出演 ハイチオールCホワイティア CM

鈴木京香出演 化粧品『ELCIA』 CM

鈴木京香のファッション・髪型に注目が集まる！

鈴木京香さんはたびたびファッションで話題になります。特に２０１１年放映のドラマ『セカンドバージン』と２０１８年の『未解決の女 警視庁文書捜査官』（テレビ朝日系）での装いが女性の間で注目されました。

『セカンドバージン』での鈴木京香さんは４０代の有能キャリアウーマン。オフィスで見せる服装が『デキる女』でありつつも「おしゃれ」という声が集まり、NHKではホームページで担当スタイリストのインタビューを３回も特集したほど。

『セカンドバージン』マレーシア凱旋公演での鈴木京香

また、『未解決の女 警視庁文書捜査官』では、鈴木京香さんが劇中で使用した日傘やジャケットを買い求める人も。劇中で印象的な髪型である、「ワンレンボブにして」という注文も美容院では多かったようです。

未解決の女での黒いジャケット姿

また、前から見ると大人っぽいロイヤルブルーのワンピースを着こなすなど、鈴木京香さんは演技だけでなくファッションでも注目されています。

舞台制作発表でのワンピース姿

鈴木京香と鈴木保奈美『W鈴木』共演で話題に

２０１７年の朝の連続テレビ小説『わろてんか』。吉本興業の創業者をモデルにしたドラマでしたが、出演した鈴木京香さんと鈴木保奈美さんの『W鈴木』でも評判になりました。

鈴木保奈美さんはヒロインの母親役。鈴木京香さんはヒロインの姑役です。ドラマ内で２人が対立するシーンもありました。

同年１１月２４日放送の情報番組『あさイチ』（NHK）で、鈴木保奈美さんが鈴木京香さんとの『鈴木対決』について語っています。

『W鈴木』については、ネット上でも次のような声がありました。

鈴木京香の現在・これから

２０１９年１月スタートのドラマ『モンローが死んだ日』（NHK）に鈴木京香さんが出演しています。

デビュー３０周年で新作CD『dress-ing』をリリース！

鈴木京香さんは、２０１９年２月にCD『dress-ing』を発表しています。きっかけはお笑い芸人にして俳優、そしてミュージシャンでもある藤井隆さんとの共演でした。

『真田丸』や舞台で共演したことで仲よくなった藤井隆さんが、芸能生活３０周年を迎える鈴木京香さんに「ファンに（何か）記念をいただけませんか」とオファー。

藤井隆さんはこれまでに歌手・早見優さんのプロデュースも手掛けています。自身のレーベル『SLENDERIE RECORD』も立ち上げ、アルバムも発売。

鈴木京香さんはCDリリースにあたって、自身で作詞を手掛けています。３月２日には『CD発売記念お渡し会』も行いました。

４月には２０１８年発表の映画『食べる女』のBlu-rayとDVDが発売されます。

さらに、２０１９年１０月にはドラマ『グランメゾン東京』（TBS系）で早見倫子役を務めることが決定しています。

５０歳をすぎても美しく、CDのリリースという新しい試みにチャレンジする鈴木京香さん。みがき抜かれた演技力と好奇心で、着々と日本を代表する大女優への道を歩んでいます。鈴木京香さんの活躍から目が離せません。

---

[文・構成／grape編集部]