ミッキー・カーチスの現在は? 立川談志に弟子入りし、落語家としても活動
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ミッキー・カーチスさんは俳優やロック歌手、タレントなどマルチに活躍しています。
立川談志(たてかわだんし)さんに弟子入りして、落語家『ミッキー亭カーチス』として活動することも。
そんなミッキー・カーチスさんのこれまでの活躍ぶりや、現在についてなど、さまざまな情報をご紹介します。
ミッキー・カーチスは映画『ロボジー』で主演! 主題歌も担当
ミッキー・カーチスさんの出演映画で、代表作の1つが『ロボジー』。一人暮らしの73歳・鈴木重光役を演じ、主演を務めました。
同作で、ミッキー・カーチスさんは主題歌も担当。『五十嵐信次郎とシルバー人材センター』名義で、1983年にヒットしたスティクスの楽曲『MR.ROBOTO』をカバーしています。
『ロボジー』は二足歩行ロボットの開発を命じられた家電メーカーの社員が、ロボットの中に人を入れて乗り切ろうとするドタバタコメディ。監督は『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、多数の人気作を手がけた矢口史靖(やぐちしのぶ)さんが務めました。
ロボジー ROBO-G
ちなみに、同作でのミッキー・カーチスさんの役者名には、昔から憧れていたという『五十嵐信次郎(いがらししんじろう)』という名前が使われています。
矢口史靖監督は『ロボジー』の公開記念イベントで、この映画でのミッキー・カーチスさんの改名の理由を語りました。
若い人の中にはミッキー・カーチスという名前を知らない人も多く、外国人俳優が出てくると思われかねませんでした。
そこで、矢口史靖監督は『73歳の新人』として「違う名前で出演してみないか」と提案したそうです。
ミッキー・カーチスは落語立川流に入門し、立川談志の弟子になった
ミッキー・カーチスさんは56歳の時に、落語立川流の立川談志さんに弟子入り。『ミッキー亭カーチス』として、真打ちにまで昇進しています。
一時期は、落語をやめようと考えたこともあるというミッキー・カーチスさん。しかし、立川談志さんが亡くなったことで、落語に対する責任を感じるようになったといいます。
ミッキー・カーチスは矢沢永吉の長女のレコーディングに携わった
ミッキー・カーチスさんは2016年1月に更新したツイッターで、矢沢永吉(やざわえいきち)さんの娘・矢沢洋子(やざわようこ)さんのレコーディングに参加したことを明かしました。
ミッキー・カーチスさんは、矢沢永吉さんがデビュー時に所属していたバンド『キャロル』のプロデューサーを担当。それから40年以上の時を経て、矢沢永吉さんの娘のレコーディングに携わることになりました。
矢沢洋子さんが所属するバンドは『PIGGY BANKS』。2014年にギター・kemeさん共に結成し、ボーカルを務めています。
ミッキー・カーチスがタイに移住し、カフェ経営に挑戦
ミッキー・カーチスさんは2016年3月にタイに移住し、カフェ経営に挑戦しました。
ミッキー・カーチスさんは1966年に『ヴァンガーズ』というロックバンドを結成し、タイで1年ほど演奏活動をしていました。
その後、夫婦でタイに行った際、改めてタイに魅力を感じたミッキー・カーチスさん。かつて生活していた日々を思い出し、「カフェを経営したい」と考えるようになったといいます。
ミッキー・カーチスさんがカフェを開業・経営する姿は、ネスレ日本株式会社のドキュメント番組『「ミッキー・カーチス タイ人になる!? ~セカンドライフ プーケットでカフェ経営~』で公開されました。
番組では、ミッキー・カーチスさんが異国で苦労しながらカフェを運営する姿に密着し、リアルに伝えています。
ミッキーカーチスの現在・これから
ミッキー・カーチスさんは現在、ドラマ『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系)に出演。女優陣のスキャンダルに詳しい、ウワサ好きの個性派俳優・真野六郎(マロ)役を演じています。
ミッキー・カーチスさんはツイッターを利用しており、撮影の様子などを投稿しています。
80歳を超えても精力的に活動を続けているミッキー・カーチスさん。今後の活躍も楽しみです。
ミッキー・カーチス プロフィール
生年月日:1938年7月23日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:167cm
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
1958年に『第1回日劇ウエスタン・カーニバル』で歌手としてデビュー。平尾昌晃(ひらおまさあき)、山下敬二郎(やましたけいじろう)と共に『ロカビリー3人男』として人気を博す。一方で、俳優や落語家としても活躍し、多彩な才能を発揮している。映画『KAMIKAZE TAXI』では、『第69回キネマ旬報』助演男優賞を受賞。射撃、カーレース、彫金や用法、宇宙の研究と幅広い趣味を持つ。
[文・構成/grape編集部]