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篠ひろ子の現在は? 夫・伊集院静は入院したが…

By - grape編集部  公開:  更新:

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女優の篠ひろ子(しの・ひろこ)さん。

高い演技力と美しいビジュアルで活躍していましたが、「最近テレビで見ない」と心配する声が上がっています。

そんな篠ひろ子さんの現在や結婚した夫のことなど、さまざまな情報をご紹介します!

篠ひろ子の現在は?

篠ひろ子さんは、1997年に主演を務めたテレビドラマを最後に女優活動を休止。

現在は、夫で作家の伊集院静さんと一緒に、地元・仙台で生活しているそうです。

篠ひろ子ってどんな人?

篠ひろ子さんは1973年に放送されたテレビドラマ『時間ですよ 第3シリーズよ』(TBS系)に出演すると、「かわいい!」「演技が上手い」と注目されるように。

その後、同作はシリーズ化され、篠ひろ子さんもメインキャストの1人として出演しました。

その翌年に放送されたテレビドラマ『寺内貫太郎一家』(TBS系)でも頭角を現し、人気女優としての地位を確立。

以降も『金曜日の妻たちへⅡ』(TBS系)や『女優夏木みどり』シリーズ (フジテレビ系)など、数々の人気テレビドラマシリーズに出演しました。

篠ひろ子の夫は伊集院静!

前述した通り、篠ひろ子さんの夫は作家の伊集院静さんです。

伊集院静さんは1950年に山口県で誕生。立教大学文学部を卒業し、広告代理店に入社。広告代理店を退社してからは、CMディレクターとして働き始めます。

その後、作家を志し、1981年に処女作『皐月』を発売。そして、1991年に発表した『乳房』で『吉川英治文学新人賞』を受賞すると一躍注目を集めます。

その翌年に発売した『受け月』では、『直木賞』を獲得。さらに、1994年発表の『機関車先生』で『柴田錬三郎賞』、2002年の『ごろごろ』で『吉川英治文学賞』を受賞しました。

以降も数々の作品を発表。エッセイやコラムを手がけることも多く、幅広い年代に親しまれる作家として活躍しています。

篠ひろ子、夫が元妻について書こうとすると…

伊集院静さんの元妻は、27歳でこの世を去った女優の夏目雅子さんです。

伊集院静さんは篠ひろ子さんと再婚する際、「元妻のことは話さないし書かない」と約束したそう。また、夏目雅子さんのことを書こうとするたびに気持ちが揺さぶられるため、あえて文章にしてこなかったそうです。

ところが、2011年に起こった『東日本大震災』を経験したことから、元妻の死と真剣に向き合おうと決意。

そこで、篠ひろ子さんに相談したところ「お書きになったらいいじゃない」と前向きな返事をしてくれたといいます。

その後、伊集院静さんは夏目雅子さんのことをつづった著書『さよならの力』を発売しました。

さよならの力 大人の流儀7

出版社:講談社

発売日:2017年2月28日

値段:1019円(税込み)

ページ数: 202ページ

私は二十代と三十代に別離を経験した。一人は弟であり、もう一人は前妻であった。なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。その動揺は、なぜ自分だけが?という感情になった。ところがそういうものと向き合っていると、やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。それは彼等が生きていた時間への慈しみであり、生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。

私は二十歳代と三十歳代に別離を経験した。
一人は弟であり、もう一人は前妻であった。
なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。
その動揺は、なぜ自分だけが? という感情になった。
ところがそういうものと向き合っていると、
やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。
それは彼等が生きていた時間へのいつくしみであり、
生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。(まえがきより)

週刊現代誌上の連載『それがどうした』掲載のエッセイに加え、本書のために、4編の書き下ろしを収録。

講談社 ーより引用

篠ひろ子が夫の病状を報告

2020年1月23日に伊集院静さんが、くも膜下出血で倒れ、緊急搬送されていたことが大きく報じられました。

産経新聞の取材に対し、篠ひろ子さんは夫の病状をこのように報告しています。

寒くなって参りましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

突然ではございますが、夫の伊集院静が一月二十一日の夜、くも膜下出血で倒れ翌日二十二日に手術を致しました。

手術は成功し経過は良好ですが、この先どのような状態になるのかまだ予断は許さない状況です。

週刊誌、新聞など連載を多く抱えている立場におりますが、道半ばで書く事を断念せざるを得ないとしたら、こんなに悲しい事はありません。

願いが叶うのであれば又、ペンを持って皆様に作品をお届け出来る事が私の心からの思いです。

いままでのように穏やかな執筆生活を取り戻せる日まで精一杯頑張って参りますので、どうかそれまでは静かに見守って頂けますよう心よりお願い申し上げます。

産経新聞 ーより引用

その後、行われた手術は無事成功。後遺症もなく、倒れた翌月に退院しています。

1月21日にくも膜下出血で病院に入院し、翌22日に手術を受けた作家、伊集院静氏(70)が、先月に退院していたことが12日、分かった。

この日、所属事務所が書面で発表。「手術は無事成功し、後遺症もまったくなく先月退院いたしました」と報告した。

サンケイスポーツ ーより引用

伊集院静さんは2021年3月17日に放送されたトークバラエティ番組『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)で、病気の発症から退院までの過程を振り返りました。

その中で入院中、妻と娘が誕生日会を開いてくれたと告白。当時は意識が戻っていない状態でしたが、『ハッピーバースデー』の曲を歌ってくれている時に目を覚ますことができたと嬉しそうに語りました。

伊集院氏は「なかなか難しい状態、病気だったからね」と振り返り、「ようやく起きたときに誕生日だった。娘と家内が誕生日ケーキを(買って来て)ね。『ハッピーバースデー』って歌ってる時に目を覚ました」と回顧。しかし、「誕生日を祝ってもらうのは嫌い」という伊集院氏は、篠や娘に対し「つまんないことすんじゃねぇよ」と言い放ったそうで、「そしたら娘が『あ、もうすぐ意識戻るなって思った』って。変な親子だろ」と笑いながら明かしていた。

サンケイスポーツ ーより引用

まるでテレビドラマや映画のワンシーンのような展開ですね!

視聴者は「本当によかった」「家族愛ですね」とコメント。伊集院静さんの回復を喜んでいました。

今後、篠ひろ子さんが再び表舞台に現れるのかは分かりませんが、これからも元気に幸せな日々を送ってほしいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
korenanitfm講談社産経新聞サンケイスポーツ

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