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田中圭、自分の天才だと思うところは? 安田顕も「すごい」と称賛

By - grape編集部  公開:  更新:

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――1年半延期されてようやく放送だが、どう思う?

田中圭さん:中止ではなく延期だったのでラッキーだったと思いますし、延期になったことでよかったこともいっぱいあったんじゃないかなと思っています。制作チームは大変だったと思いますけど、冷静に客観的にも俯瞰できたのでよかったと僕個人的に感じます。

安田顕さん:そうですね。なかなか経験できないことを経験できたので、いいところもあればマイナスな部分もありますけど、そういう経験ができたのは放送してもらえるのでよかったなと思います。あとは我々しか分からない、これは1年半前に撮ったやつとかミックスされているので…。

倉科カナさん:1年半空いたことによってドラマのクランクインした時って緊張感があったんですけど、再開後に「久しぶりだね」って優しい空気が流れていましたよね。

――撮影現場で印象に残っていることや、互いの印象は?

田中圭さん:撮影入って早速面食らったのが、安田さんの安堂刑事の熱さ。でも、さすがだなとしかいえないんですけど、1話を見てすごくきれいにハマってるんですよね。すごいなって思ってますけど、最初はその熱さがすごかったですから。

安田顕さん:田中さんとバディを組めるって嬉しいですからね。田中さんと倉科さんは付き合いが長いので、会った時の2人挨拶が面白かったですね。

倉科カナさん:本当雑なんですよ。からかいたくなるというか、すごく面白い方なんですよね(笑)。 1年半空いたので安田さんは眉毛がない時期の撮影で、当初眉毛を付けてるんですよ。それもあんまり分からなかったぐらいメイクされていたりとか、私の髪が短くなったりとか。撮影の時期が圭くんがほかの仕事もされていて忙しくて。撮影で終わりが近づくと、浮足立ってテンションが…。

田中圭さん:2人にそれはよくいわれてましたね。終わりが見えてくると「圭くん、移動の車に乗ってない?」みたいなそわそわしてくる。

――疑問に思っていることや迷宮入りしていることは?

安田顕さん:私はやっぱりお酒とのね、ちょうどいい距離感というのがずっとつかめないな…。お酒との距離感が迷宮入りしています。

田中圭さん:ずっと昔から、手袋とか靴下が気付いたらどっかいってる。靴下はいっぱいあるからあんまり気付いてなくて捨てて終わっちゃうんですけど、手袋が「もう1個どこだよ!」って。「なんできみたちは一緒にいないんだよ」って。あれは不思議ですね。

倉科カナさん:ね、なんでだろうね。謎だね。 撮影していると、準備している間、時間が空くじゃないですか。ああいう時どういった佇まいでいればいいか疑問なんですよね。 なんか、「これって話しかけていいのかな」とか、すごい私へらへらしてるから、あんまりへらへらしているのはアレかなってクールにしたりする現場もあって…。

田中圭さん:自然体でいいんじゃない(笑)?

――自分の中で、ここが天才だと思うところは?

倉科カナさん:物を忘れる天才です。過去のこととか、すごく無頓着で基本的に記憶がないんですよ。記憶を消す天才です!

田中圭さん:倉科さんの話を聞いて、「俺も全然過去のこと覚えてないな」と思いつつも、天才なのはどこでも寝られる。ロケでスタッフさんが待ち時間に椅子を出してくれたら寝ちゃうので。

安田顕さん:寝ているところを見ました。移動中に少しでも休憩をしている方なんだなってみんな分かってるんで。でも、カチンコが鳴ったらすごくしゃべりますから、それはすごい。見えないところで努力されているのは分かってます。でも、それがすごいなと。私は、100%スタジオとかロケ先でお手洗いに行ったら楽屋にたどり着けない。

倉科カナさん:うちのマネージャーが、安田さんがいつも現場で迷われていましたって…。

安田顕さん:必ずです。エレベーターを降りて、楽屋が右にあるのに左に行っちゃう。普段の生活でもそうです。誘拐されたら終わりですね。戻れないです。どうして毎日帰れているのか不思議。

――第1話で好きなシーンは?

倉科カナさん:神保先生と最初であったシーンは好きでした。おいしいシュークリームを差し入れした気がします。

安田顕さん:僕は、第1話で神保を演じる田中さんとお酒を酌み交わすシーンがあるんですけど、「最強コンビの誕生だ」っていいながらお酒を飲むシーンは印象に残ってます。

田中圭さん:そうですね、最後のほうにネタバレになるんで誰かはいえないんですけど、大立ち回りがあって。あれは撮影初期だったなと。「これは一体どんなドラマなんだろう」って、いろいろ詰め込まれているし、ちょっとカット割ったと思ったらいきなりワンカットでいくし、その中で大立ち回りがあって「おおっ…」ってなったのを覚えています。

――研究してみたいことは?

倉科カナさん:ちょっとズレちゃうんですけど、勉強したいのは動物トレーナー。もともと動物看護士になりたい夢があったんですけど、最近トレーナーさんは学校にどれくらい通うのかなとか調べていて、トレーナーの勉強をしてみたいです。

田中圭さん:したくないことが逆にないから選べないですね。薄くすべてに興味を持ててしまうので、誰かが語っていたら気になるし。人が話しているのを聞くとやってみたいと思います。研究したくてもノウハウが分からないと、いいかなと。興味はなんでもあります。

安田顕さん:お金の流れとかね。実働せずに、でもお金が増えていくその仕組みを知りたい。

――仕事のないおやすみの日の夜8時には何をしている?

倉科カナさん:お酒を飲んでいます。大体なんでも飲みます。海外ドラマとか映画とか見て号泣しながら…。号泣がストレス発散です。

安田顕さん:お酒です。僕は麦焼酎のソーダ割。それにサバの味噌煮缶とかで飲むと最高ですね。ずっとお酒と会話しています。

田中圭さん:僕もご飯を食べていますね。家にいると、どうしても子供たちがYouTubeを見るので「ダメ」っていってテレビに変えます。

――視聴者にコメントを!

倉科カナさん:ちょっと変わった天才DNA科学者と熱血刑事の凸凹コンビが織りなす、面白いドラマになっているのでたくさんの方に見ていただけると嬉しいです。

安田顕さん:たくさんの方に見ていただきたいです。たくさんの方に見ていただけることによって、続編ができれば…ですよ。そうすれば、また田中さんとか倉科さん、ほかの役者さんにも会えますし、そしたら「元気でした?」って話せるから、できるだけたくさんの方に見てほしい。これは正直な気持ちです。

田中圭さん:ようやく初回のオンエアができました。ひと筋縄ではいかなかったですけど、チーム一丸になって作ってきた作品です。1話では神保と安堂刑事の出会いを楽しんでもらって、最後までお付き合いしていただけたら嬉しいです。

テレビドラマ『らせんの迷宮~DNA 科学捜査~』は、10月15日の20時から毎週金曜日放送です!

【第1話あらすじ】

都内で、遺体に「X」の痕跡を遺す殺人事件が発生する。事件を担当するはずだった刑事・安堂源次(安田顕)は捜査から外された。

かつて自身の妻が被害者となった連続殺人と同じ犯人の可能性が高いからだ。

そこで捜査本部には内密に、天才科学者と云われる神保仁(田中圭)に捜査の協力を要請する。事件の解決に全く興味を示さない神保。何よりその奇想天外な行動と言動に源次は振り回される。

しかし、徐々に息が合い始める2人。そして2人の孤独なDNA捜査は、捜査本部も気づかなかった「ある痕跡」を見出す。

そんな中、「殺人鬼 X」による更なる殺人が起きてしまう…。


[文・構成/grape編集部]

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