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「孫が家業を継いでくれた」と喜んだ患者 医師からの『ある言葉』に頭を下げる

By - grape編集部  公開:  更新:

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普段、何気なく過ごしている『当たり前の日常』は、実はかけがえのないもの。

失いたくありませんが、ある日突然、日常が一変することがあります。

取り戻したい『大切な日常』

子供と一緒に朝食をとっていた男性。玄関でマスクを着けて、道の途中まで子供を見送るのが日課です。

手を振って子供と別れた後、男性は引き締まった表情に。

仕事先のロッカーで着替えると、ある場所へと向かいます。

医師である男性は、外来の診療へと向かい、がんの治療方針に迷う患者と向き合います。

選択肢は2つあるものの、どちらも制約があり簡単ではありません。

すると、患者から次のように問われます。

「先生なら、どうしますか?」

とっさに答えることができなかった男性。

帰宅した際、子供から家族の絵をプレゼントされます。

その絵を眺めていると、治療方針に迷っていた患者の顔が浮かびました。

孫が家業を継いでくれることを喜んでいた患者には、『取り戻したい日常』があるはず。

その日常を取り戻すために、自分たち医療チームがいることを再認識した男性は、後日、患者の質問に自分の言葉で答えます。

「私なら、やります。後悔したくないですから」

男性が家族を大切に思うのと同じく、患者も孫との時間をかけがえのないものと思っていたのでしょう。守りたいものをハッキリと認識したら、人はどこまでも強くなれます。

男性の言葉は患者の心に響き、病と闘う決心をさせました。

これからも一緒に闘ってくれる男性に、患者が頭を下げる姿は胸を打つものがあります。

動画は、中外製薬のWebムービー『医療関係者と同じ気持ちで』シリーズの『ある医師の日常』篇。

病気の治療にあたるだけではなく、患者の人生にも寄り添いながら、病と闘う医師のストーリーです。

患者が100人いれば100通りの日常があるもの。自分にも大切な日常がある医師は、そのことをよく理解しながら治療にあたっています。

心が折れそうな時に「私はあなたの味方だ」と寄り添ってくれる医師がいたら、心強いですよね。

医師の仕事は、患者の一人ひとりが日常を取り戻すことを支援して、希望をつなぐことだと伝わってきます。

動画内の楽曲『Tender Love』は、アーティストである絢香さんの書き下ろし。

絢香さんは、優しい歌声に乗せて、多くの医療関係者に感謝とエールを送っています。

楽曲を制作するにあたって、絢香さんは中外製薬から依頼された、このような点を意識していました。

「医療関係者、患者さんやその家族にも希望を抱いてもらうための歌に…生きる喜びを諦めないすべての人に向けた歌を」

うつむいている時に聞くと、ジンワリと心にしみてくる歌詞。

背中を押されて、大切なものを守るために1歩踏み出したくなります。

あなたも楽曲を聞きながら、『自分にとっての大切な日常』とは何か、考えてみてください。

Webムービー『医療関係者と同じ気持ちで』シリーズとして、ほかのストーリーの動画も公開されています。

今回ご紹介した動画のメインであった医師が、ほかのストーリーにも出演しているので、気になる人はあわせてご覧ください!

また、ほかのストーリーでメインだった医療関係者も『ある医師の日常』篇に出演しているので、何度か動画を見て、どこに映っていたのかを確認するのもいいですよ。


[文・構成/grape編集部]

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