北大路欣也は大学を兄の影響で決めた？　優秀なあの学校

俳優の北大路欣也（きたおおじ・きんや）さん。

これまで数々の映画やドラマに出演し、日本を代表する役者として活躍しています。

そんな北大路欣也さんの出身大学や経歴、最近の活動など、さまざまな情報をご紹介します！

北大路欣也の出身大学は？

北大路欣也さんは、『早稲田大学第二文学部』演劇学科の卒業生です。

２００７年には母校の創立１２５周年を祝うトークショーに出席。「今日は俳優の北大路欣也ではなく、浅井将勝として来ました」と本名で挨拶し、会場を沸かせました。

そんな北大路欣也さんは、時代劇俳優の市川右太衛門（いちかわ・うたえもん）さんの次男として生まれています。

物事を深く考えずに１０代を過ごしていた頃、兄が早稲田大学の理工学部にいたことから、自分もこの大学で学びたいと思うように。

その後、早稲田大学の第二文学部演劇学科に入学し、そこでかけがえのない仲間や教師に出会ったと話しています。

当時は役者になろうとは微塵も考えていなかったという北大路欣也さん。しかし、夢に向かって突き進む同級生たちを目の当たりにし、自分も演技を頑張ろうと決意を固めたそうです。

そして、早稲田大学で行われた『シェイクスピア生誕４００年』の記念公演で初めて舞台に立つことに。

はじめは衣装係に立候補したそうですが、友人から「１回くらいシェイクスピアをやれ！」と鼓舞され、舞台『リア王』にエドガー役で出演したそうです。

最初はセリフもうまく話せなかったそうですが、本番は大成功。幕が降りた瞬間、今まで感じたことのないような快感に襲われたといいます。

北大路欣也さんは「あの時、周りが舞台に出てみろといってくれていなかったら、今の自分はいないかもしれない」と当時を振り返り、友人たちに感謝しています。

北大路欣也の若い頃は？

北大路欣也さんは１９５６年に父親の市川右太衛門さんが主演を務める映画『父子鷹』でデビューを果たしました。

当時、映画の製作スタッフが子役を探していたところ、その話を聞いた北大路欣也さんは「僕にやらせてください」と立候補。

すると、役が与えられ、初めて映画に出演することが決まります。

北大路欣也さんは、先輩たちのアドバイスを受けながら芝居に臨んだそう。その時、「もう俳優業はやりたくない」と思ってしまうほど、苦しくつらい毎日を送っていたといいます。

試行錯誤しながらも、なんとか撮影を乗り切った北大路欣也さんは、演技力の高さを見込まれ、さまざまな作品に呼ばれるようになります。

１９６３年には、村山新治（むらやま・しんじ）監督の映画『海軍』に出演。また、『徳川家康』（テレビ朝日系）や『竜馬がゆく』（NHK）といったテレビドラマ時代劇にも出演し、知名度を広げていきました。

そんな北大路欣也さんは『忠臣蔵〜その男、大石内蔵助』（テレビ朝日系）や『銭形平次』（フジテレビ系）、『剣客商売』（フジテレビ系）といった時代劇でさらに人気を獲得。

その中でも主演を務めた『銭形平次』では、投げ銭シーンが「かっこいい」と話題になり、年齢問わず多くの人を魅了しました。

北大路欣也の現在・これからは？

北大路欣也さんは２０２１年放送の大河ドラマ『青天を衝け』（NHK）にナビゲーターの徳川家康として出演しました。

同年にはテレビドラマ『刑事7人』シーズン７（テレビ朝日系）に出演。クランクアップ後の会見では次回作に意欲を示していたそうです。

そして、２０２２年には、時代劇専門チャンネルで放送されたテレビドラマ『三屋清左衛門残日録-陽のあたる道-』に出演。同作では第１作目から主演を務めており、さらにパワーアップした面白さで視聴者を釘付けにしました。

さらに、同年１月に放送されたテレビドラマ『さすらい署長風間昭平　塩谷岬いわき殺人事件』（テレビ東京系）でも主演を務めています。

月曜プレミア８『さすらい署長 風間昭平スペシャル』予告

シリーズ１５作目となる本作で、久しぶりにさすらい署長こと風間昭平を演じた北大路欣也さん。

公式サイトでは、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県でロケを行えた喜びや感想をこのようにコメントしています。

年齢を重ねてもパワフルに活躍を続ける北大路欣也さんから今後も目が離せません！

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[文・構成／grape編集部]