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マスカルポーネとは?クリームチーズとの違いや簡単レシピも紹介!

By - COLLY  公開:  更新:

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『マスカルポーネ』といえば、ティラミスに入っているクリームのようなもの、と認識している人が多いのではないでしょうか。マスカルポーネがそもそもどのような食べ物なのか説明できない人もいるかもしれません。

本記事では、マスカルポーネはどのような食べ物なのか、おすすめの食べ方と一緒に紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

マスカルポーネって何?

チーズケーキの画像

※写真はイメージ

マスカルポーネは、ひと言でいうとチーズです。熱を加えた牛乳や生クリームにクエン酸などをいれた後にろ過し、水分を抜いて作られます。マスカルポーネを食べた時にさっぱりとした酸味を感じるのは、クエン酸などの酸が入っているためです。

マスカルポーネに含まれる乳脂肪分は80パーセント程度で、チーズの中でも比較的高い部類に含まれます。高い乳脂肪分によって、クリームのようなコクやもったりとした食感になるのかもしれませんね。

マスカルポーネの原産地はイタリアのロンバルディア地方です。

マスカルポーネは乳脂肪分の高さが特徴。昔はマスカルポーネを作る時に使う生乳に脂肪分が多く含まれる冬にしか作られなかったため、ロンバルディア地方の貴重な特産品だったようですね。

ロンバルディア地方の特産品であるマスカルポーネは、最初からマスカルポーネと呼ばれていたわけではないようです。

スペインの高官が初めてマスカルポーネを食べた時に「マス・ケ・ブエノ!(なんてすばらしい味なんだ)」と感動した言葉が由来となって、マスカルポーネと名付けられた説があります。

スペインを含めたヨーロッパにはさまざまなチーズがありますが、チーズらしからぬミルク感とクリーミーさはマスカルポーネ特有なので、独特な味わいがスペインの高官をとりこにしたのかもしれませんね。

クリームチーズとの違い

マスカルポーネとよく似たチーズにクリームチーズがあります。どちらも見た目が白っぽくてクリーミーな味わいのチーズですが、クリームチーズとマスカルポーネは何が違うのでしょうか。

両者の違いはひと言でいうと、作り方にあります。マスカルポーネは先述した通り、熱を加えた牛乳に酸を加えて水分を絞って作られ、クリームチーズの場合は生乳を乳酸発酵させた後、ホエイと呼ばれる水分を取り除いて作られます。

クリームチーズは発酵の過程を挟んでいるぶん、マスカルポーネより酸味がある点も違いといえるでしょう。

見た目も、クリームチーズが若干黄みがかったクリーム色であるのに対し、マスカルポーネは基本的に真っ白です。クリームチーズはしっかりとした硬さがあるので、クリーム状のマスカルポーネと異なりますね。

マスカルポーネのおすすめの食べ方

輸入チーズのイメージの画像

※写真はイメージ

本章では、マスカルポーネのおすすめの食べ方をいくつかご紹介します。自宅でも簡単に作れるマスカルポーネを使ったレシピもご紹介しているのでぜひ参考にしてください。

市販の商品で楽しむ

まずは市販の商品でマスカルポーネが使われている商品をご紹介します。マスカルポーネを使った料理といえば、イタリアの代表的なスイーツでもある『ティラミス』が挙げられますが、本記事ではあえてティラミス以外のおすすめを紹介します。

マスカルポーネロール

本記事でおすすめしたいのは、『コストコ』で販売されているパン『マスカルポーネロール』です。

スーパーなどでもよく見かけるロールパンと似ているシンプルな見た目の『マスカルポーネロール』は、『コストコ』の特徴でもある大きな袋にたっぷりと入って販売されています。

名前からも分かる通り、『マスカルポーネロール』にはマスカルポーネチーズが練り込まれて作られているのが特徴です。

食べた時にマスカルポーネをしっかり感じるというよりかは、マスカルポーネの持つ上品な甘みをほのかに感じる風味。『コストコ』で販売されているほかのパンと比べると、しっとりモチモチしているのが特徴です。

2024年3月時点では、24個入って税込み798円で販売されており、1つ当たりなんと約33円で食べられるコスパのよさも魅力です。

消費期限は製造日から3日間ほど。大家族の人や自宅でパーティーをする人、1人暮らしの人でも冷凍保存すれば食べきれると思うのでぜひ購入してみてください。

『コストコ』にはよく似た商品で『ディナーロール』というパンがあり、同じコストコベーカリー内で販売されているので、購入する時は裏面の表示に注意してみてくださいね。

おつまみとしてそのまま楽しむ

マスカルポーネはチーズなので、もちろんアレンジせずそのまま味わってもおいしく食べられます。

クラッカーやバゲットの上にのせたり、そのままマスカルポーネ単体で食べたり、料理やお酒を飲む時のおつまみとしてサッと使える手軽さも魅力の1つといえるでしょう。

マスカルポーネをお酒と楽しむ場合は、マスカルポーネ特有のしっかりとしたコクやクリーミーさ、ホイップクリームのような軽い口当たりを生かせる赤ワインなどがおすすめです。

ティラミスにマスカルポーネが使われるのは、コーヒーやエスプレッソなどの渋みや苦さに負けない風味を持つためでもあり、赤ワイン特有の渋みとマスカルポーネもナイスコンビといえます。

マスカルポーネは意外にもお漬物と相性がよく、奈良漬やしば漬け、わさび漬けなどと和えてもおいしく食べられます。和風のおつまみにした場合は、ワインよりもしっかりとした味わいの純米酒などと合わせるとよいでしょう。

アレンジして楽しむ

マスカルポーネのおすすめの食べ方3つ目は『アレンジして食べる』です。本章ではマスカルポーネのアレンジレシピとして、チーズケーキの作り方をご紹介します。

マスカルポーネチーズケーキ

マスカルポーネを使ったチーズケーキは、まろやかな甘みとさわやかさを感じられ、濃厚な味わいを楽しめます。

本記事では『アサヒビール』のウェブサイトで紹介されている、チーズケーキのレシピをご紹介。フランボワーズソースを合わせた、見た目も華やかなスイーツですよ。

材料
Aマスカルポーネチーズケーキ
マスカルポーネチーズ125g
卵黄1個分
グラニュー糖50g
粉ゼラチン4g
水20cc(ゼラチン用)
生クリーム100cc

Bフランボワーズジュレ
冷凍フランボワーズ100g
水あめ10g
グラニュー糖5g
粉ゼラチン3g
水15cc(ゼラチン用)
冷凍フランボワーズ適量(飾り用)

作り方
1.【10×20cm枠または容器1台分の分量になります。】10×20cmの枠(または容器)にラップを敷いておく。粉ゼラチンはそれぞれ水でふやかし、冷蔵庫で冷やしておく。
2.マスカルポーネチーズケーキをつくる。マスカルポーネチーズはクリーム状にし、卵黄を加えて混ぜ、さらにグラニュー糖を加えて混ぜる。
3.ゼラチンを湯せんに当てて溶かし、加えて混ぜる。
4.生クリームは氷水に当てて五分立てにする。
5.3に生クリームを半量づつ混ぜ、1の枠(または容器)に流す。冷凍庫で15分程冷やす。
6.フランボワーズジュレをつくる。冷凍フランボワーズ、水あめ、グラニュー糖を小鍋に入れ火にかけ、フランボワーズを崩しながら沸騰直前まで温める。
7.6にゼラチンをちぎり入れ、ゼラチンが溶けたらボウルに移し、氷水で粗熱を取る。
8.少しとろみがついたら、マスカルポーネチーズケーキの上にフランボワーズジュレを流し、冷凍フランボワーズを飾る。冷凍庫で15分程冷やし、冷蔵庫へ。

アサヒビール ーより引用

暑い夏でもさっぱり食べられそうなマスカルポーネを使ったチーズケーキ、ぜひ作ってみてくださいね。

マスカルポーネはチーズの仲間!

マスカルポーネはクリーミーで濃厚な味わいの、フレッシュチーズの仲間です。チーズの取り扱いが多いスーパーなどであれば市販でも買えるので、アレンジしてもそのままでもおいしく食べられるマスカルポーネをぜひ食べてみてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
アサヒビール

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