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猫、病院の窓際で日向ぼっこ しばらく患者を眺めて…「えええ!?」

By - grape編集部  公開:  更新:

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窓際でくつろぐ、ちょっとぽっちゃりした猫。小さな町の整形外科で飼われて、もう5年が経ちます。

毎日ここから、整形外科に訪れるさまざまな患者さんたちをじっと観察してきました。

今日やってきたのは、以前、ある『ひざの痛み』の治療で通院していた杉田さん。

治療の途中で来なくなってしまった彼女は、お医者さんに理由を話します。その内容に、猫は…。

ニャンと!!!

杉田さんをはじめ、多くの患者さんたちを見守る中で、猫はある『重大な問題』に気付いたようです。

それはいけませんニャ~

近所へ散歩に出かけた猫は、見覚えのある人を発見。彼も以前治療に通っていた、宅配業者の板尾さんです。

「病院に行ったら、ひざの…変形性なんとかっていわれて」

どうやら杉田さんと同じ病、『変形性ひざ関節症』と診断された様子。耳をすまして会話を聞いてみると…。

「2、3回通ったんだけど、あんまりよくならないから行くの止めちゃった!」

同じく彼も「仕事柄、多少ひざが痛むのは仕方がない」と、治療を途中で諦めてしまったようです。

また、商店街で見かけた、ママさんバレーの西田さんも元患者さん。練習中に半月板を痛めたことがあり、『変形性ひざ関節症』の治療のために頑張って通院していたものの…。

「もう痛くないし、行くの止めちゃった」

やはり彼女も、自己判断で治療を止めてしまっていました。

やれやれ…それはいけませんニャ~。

『変形性ひざ関節症』の治療を途中で投げ出してしまうたくさんの患者さんたちに、すっかり困り果てた猫。

そんな時、向こうから歩いてきたある夫婦を見て、「えっ!」と猫は驚きます。その理由は…。

自分の足で、歩み続けるために

歩いたり、走ったり、座ったり…日常の中でひざにかかる負担は、自分で思っている以上に大きいもの。

『変形性ひざ関節症』とは、ひざ関節の軟骨がすり減り、関節炎や変形が生じて、痛みなどが起こる病気です。

この病気は、自己判断で治療を止めてしまうと、痛みが再発してしまうことも。

自分や家族が『変形性ひざ関節症』と診断されたら、専門医に相談しながら、根気強く治療を続けていくことが大切なのです。

人生を支え続けてくれたひざ。

これからも自分の足でしっかり歩き続けるために、たまには立ち止まって、ひざを労わってあげることも必要なのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

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