嶋田久作は『帝都物語』の加藤でデビュー！　痩せた理由を語る

俳優として活躍している嶋田久作（しまだきゅうさく）さん。高い演技力と異彩を放つ存在感で、男女問わず多くの人から支持されています。

そんな嶋田久作さんの出演作や痩せた理由、これからの活躍といったさまざまな情報をご紹介します！

嶋田久作の出演映画は『帝都物語』から

嶋田久作さんが演劇を始めたのは、アーティストで演劇を手掛けていた飴屋法水さんに誘われてからです。劇団『東京グランギニョル』で舞台活動を行いました。

同時期には俳優・佐野史郎さんらとバンド活動を行っています。映画デビューは１９８８年の大作『帝都物語』でした。

帝都物語は作家・荒俣宏さんの同名小説が原作となった映画で、後のサブカルチャーに大きな影響を与えた作品です。中でも嶋田久作さんが演じた加藤保憲は『魔人加藤』として作品のキーパーソンとなりました。

嶋田久作さんは自身のブログで、撮影の思い出を語っています。

『帝都物語』の人気を受けて、続編『帝都大戦』が製作されています。嶋田久作さんは再び、加藤保憲を演じました。

嶋田久作さんは『帝都』シリーズ以降、映画『大誘拐／RAINBOW KIDS』や『僕らはみんな生きている』に出演、存在感ある俳優として知られていきます。

嶋田久作は独特の雰囲気がすごい

嶋田久作さんは独特の雰囲気から、多くの作品に起用されました。ゲーム『キングダムハーツ』シリーズでのハデス役がその１つです。

『キングダムハーツ』シリーズはディズニー作品のキャラクターが多数出演するゲームで、ハデスはアニメ映画『ヘラクレス』のキャラクター。嶋田久作さんは映画でハデスの声を演じてからゲームでも担当するようになります。

また、映画『シン・ゴジラ』にも片山臨時外務大臣役として出演。存在感を見せた後、連続テレビ小説『半分、青い』（NHK）では、主人公の勤務先である百円ショップの店長というコミカルな役を務め、正反対の役柄を演じ分ける能力の高さを見せました。

コミカルな作品でいえば、ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか？』（テレビ東京系）では、タイトル名の徳山大五郎役を務めました。

同作はアイドルグループ『欅坂46』が出演したことで知られます。嶋田久作さんは『欅坂46』の姉妹グループ『乃木坂46』のMVにも登場しました。

嶋田久作登場MV『乃木坂46 「サヨナラの意味」』

嶋田久作さんはCM出演もしており、『ソフトバンク』の『速度制限マン』は「あるある」という共感とコミカルな動きで話題となりました。

嶋田久作、痩せた理由は…

嶋田久作さんは、自身のブログ『猫可愛がり。だからダメなんだ～嶋田久作blog～ 』を持っています。

コメント欄ではファンとの交流も行い、『猫可愛がり』の名の通り飼い猫の写真を多く掲載。たくさんの人々が更新を楽しみにしています。

２０１８年５月５日に『「モンテ・クリスト伯」と「孤狼の血」』というタイトルで公開されたブログのコメント欄で、「痩せましたか？」という質問がありました。

嶋田久作さんは同年５月１１日に、次のように答えています。

病気で食生活を変えたとはいえ、嶋田久作さんは１か月で５kgというダイエットを成し遂げています。山﨑努さんや岸部一徳さんからは、「変わらないね」といわれたと続けていました。

嶋田久作の現在・これから

嶋田久作さんは、２０１９年６月に発売されたミュージシャン『サカナクション』さんのMVに出演しています。

今回出演したMVはアルバム『834.194』に収録された楽曲『忘れられないの』です。嶋田久作さんは８０年代レトロを意識したMVに登場し、正拳突きを披露していました。

嶋田久作登場MV 『忘れられないの』

７月公開の映画『こはく』に黒服の男・佐久本として登場しています。公式サイトで嶋田久作さんは、自身が演じた役柄と現代における『自立』や『優しさ』についてコメントしました。

嶋田久作さんはひと味違う個性とすぐれた演技力で、俳優として高い評価を得ています。これからも、素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。嶋田久作さんに期待が集まっています。

嶋田久作　プロフィール

劇団『東京グランギニョル』を経て１９８８年映画『帝都物語』でデビュー。演じた加藤保憲は大人気となった。映画、ドラマだけでなくゲーム『キングダムハーツ』シリーズのハデスの声を務めたことでも知られる。近年では朝ドラ『半分、青い』の店長役を務めた。家族は妻１人で、愛猫家としても有名。

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[文・構成／grape編集部]