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小林麻美の『雨音はショパンの調べ』が大ヒット! 最近では雑誌の表紙を飾る

By - grape編集部  公開:  更新:

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小林麻美

モデルや歌手、俳優として活躍した小林麻美(こばやしあさみ)さん。

1984年にリリースしたシングル『雨音はショパンの調べ』は、大ヒットを記録しました。

一時期は結婚・子育てのため、芸能界を引退。しかし、2016年に25年ぶりに芸能界に復帰し、ファッション誌『ku:nel』で表紙を飾りました。

そんな小林麻美さんの経歴や現在の活動についてなど、さまざまな情報をご紹介します。

小林麻美の『雨音はショパンの調べ』が大ヒット

小林麻美さんは1970年に、ライオン歯磨きのCMで芸能界デビュー。1972年にシングル『初恋のメロディー』で歌手デビューしました。

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1984年には、シングル『雨音はショパンの調べ』をリリース。

『雨音はショパンの調べ』は、イタリアの男性シンガーであるガセボの楽曲『I Like Chopin』が原曲。松任谷由実(まつとうやゆみ)さんが日本語歌詞を担当しました。

同曲は、1984年7月16日のオリコンのシングルチャートで1位を獲得。

その後、有線放送を中心に広がり、3週連続でオリコン週間1位、年間チャート12位にランクインするほどの大ヒット作に。

小林麻美さんは、『雨音はショパンの調べ』を歌番組で歌う機会はありませんでしたが、1988年に行われた武道館公演ではオープニングで披露しました。

たくさんの人の心に残る名曲として、現在でも多くの人から愛されているようです。

・雨音を聞くと、ついつい小林麻美さんの名曲『雨音はショパンの調べ』を思い出し、口ずさんでしまいます。

・『雨音はショパンの調べ』という曲もあるように、たまにはしっとりとした雨も乙だね。

小林麻美とユーミンの写真が話題に

松任谷由実さんのツイッターに、名俳優・岸恵子さんと小林麻美さんとの3ショットが投稿され、話題になりました。

コメント欄には、多くの称賛の声が寄せられています。

・岸恵子さんの隣は『雨音はショパンの調べ』の小林麻美さんですか?すごい!それぞれがレジェンド。

・麻美ちゃん、変わらない。ずーっときれい。

・豪華すぎる3ショット!

松任谷由実さんと小林麻美さんはプライベートでも仲がいいそう。『雨音はショパンの調べ』を「歌ってみたら?」と後押ししたのも、松任谷由実さんだったそうです。

また、松任谷由実さんは、歌手活動にあまり積極的でなかった小林麻美さんを後ろからサポートし、アルバム『CRYPTOGRAPH~愛の暗号』や『ANTHURIUM~媚薬』、『GREY』などの3枚のアルバムでも楽曲提供に関わっています。

小林麻美が雑誌『ku:nel』の表紙を飾った

歌手のみならず、モデルや俳優として活躍していた小林麻美さん。

2016年9月号で『ku:nel』の表紙を飾り、話題になりました。

小林麻美さんは1991年に結婚し、芸能界から引退。引退から25年ぶりに、メディアに登場しました。

ファッション雑誌『マリ・クレール スタイル』の公式サイトのインタビューで、小林麻美さんは次のように語っています。

「まさか、再びカメラの前に立つことになるなんて、まったく、もうまったく、夢にも思いませんでした。仕事を引退してからは、子育てと家事一辺倒。ファッションも、母であったり、妻であったりと、求められる『役割』を優先させていましたから。ただ、もともと洋服が好きだったので、その間もずっと、これが着たい、あれが着てみたいと雑誌をめくったり、実際に着る機会がなくても、購入したりしていました。何がトレンドなのか、デザイナーは何を表現しているのか。その興味だけは捨てたくなかった。時代を体感していたかったのかもしれません」

マリ・クレール スタイル公式サイト ーより引用

その高い美意識が引き金となり、美貌と美脚は現役の頃のまま。

むしろ、年齢や経験を重ねたからこそ現れる美しさを体現しています。

小林麻美の現在・これから

小林麻美さんは、2016年9月号で『ku:nel』の表紙を飾り、『伝説のおしゃれミューズ』という連載をスタートさせています。

2017~2018年にかけては、セミナー『昨日の自分より今日の自分-小林麻美の素敵な時の重ね方』を開催。

現在は日本服飾文化振興財団の評議員を務め、自身が所有していた約180着のイヴ・サンローランのヴィンテージコレクションを同財団に寄贈しています。

2019年9月6日から開催されているイヴ・サンローランの展覧会『Mon YVES SAINT LAURENT』では、小林麻美さんが自ら着用した1970年代から1980年代初旬にかけてのイヴ・サンローランのヴィンテージが展示されています。

10代の頃からイヴ・サンローランが好きでコツコツと買い集めていたという小林麻美さん。

『マリ・クレール スタイル』の公式サイトのインタビューで、次のように語っています。

「サンローランは10代のころから大好きで、こつこつと買い集めていました。仕事を辞めてから、ほとんど着ることはなくなりましたが、洋服に対するリスペクトはもちろん変わらないし、この洋服たちをばらばらにしたくないとも思っていたので、ずっと大切に保管していたんです。そんなとき、財団が立ち上がると聞き、寄贈を決断。ファッションに興味を持つ若い世代や、新しいものを創ろうとしているデザイナーなど、さまざまな人に見てもらえるなら、こんなに素敵な『お嫁入り先』はないな、と。洋服も幸せだと思うし、何より私が幸せ」

マリ・クレール スタイル公式サイト ーより引用

小林麻美さんの今後の活躍も期待したいですね。

小林麻美 プロフィール

生年月日:1953年11月29日
出身地:東京都
所属事務所:株式会社ナウ.ファッション.エージェンシー

1970年、文化学院在学中に『ライオン』のCMでデビュー。1972年には『初恋のメロディー』で歌手デビューし、俳優やモデルとしても活躍。資生堂やパルコのCMにも出演。1984年にリリースした『雨音はショパンの調べ』が大ヒットする。1991年に家庭に入るため芸能界を引退したが、2016年にファッション誌『ku:nel』で表紙を飾り、25年ぶりにメディア復帰した。


[文・構成/grape編集部]

出典
@yuming_officialマリ・クレール スタイル公式サイト

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