中村玉緒の息子や娘はどんな人？　悲しい出来事を乗り越えた現在の活動は

女優やタレントとして活躍している中村玉緒（なかむら・たまお）さん。

高い演技力と親しみやすい明るいキャラクターで老若男女問わず、多くの人に愛されています。

そんな中村玉緒さんの息子や娘、現在の活躍など、さまざまな情報をご紹介します！

中村玉緒の息子・鴈龍ってどんな人？

中村玉緒さんは、１９６２年に俳優の勝新太郎さんと結婚。

その後、２人の間には長男の鴈龍（がんりゅう）さんが生まれました。

鴈龍さんは１９８９年に公開された映画『座頭市』でデビュー。同作は父親の勝新太郎さんが制作をはじめ、監督、主演を務めたことでも話題になりました。

大ヒットを記録したこの映画の舞台裏では、迫力を出すためという理由で用意された真剣を鴈龍さんが使用し、共演者を死亡させるという事故が起きています。

このことがきっかけで、鴈龍さんはしばらくの間、謹慎処分に。

復帰作は脇役からのスタートとなり、母親の中村玉緒さんの懸命なサポートを受けながら、俳優業に励んでいました。

そんな中、父親の勝新太郎さんが死去。鴈龍さんは長男として葬儀の司会を務め、「父の名を辱めないように精いっぱいやる」と宣言していたといいます。

そして、２０１７年に約２年ぶりとなる舞台出演を果たすものの、そこからめっきり姿を見せなくなった鴈龍さん。

２０１９年１１月に入ったのは、急性心不全のために亡くなっていたという悲しいニュースでした。

中村玉緒さんは、我が子との突然すぎる別れに大変ショックを受けていたそう。

息子のことを誰よりも心配し、「早く一人前の俳優になってほしい」という思いが強かったこともあり、その悲しみは計り知れないほど大きかったといわれています。

葬儀は勝新太郎さんの生誕日である１１月２９日に執り行われ、みなが早すぎる死を悼みました。

中村玉緒の娘・奥村真粧美ってどんな人？

中村玉緒さんと勝新太郎さんの間には１９６２年に娘も生まれています。

長女の名前は奥村真粧美（おくむら・まさみ）さんといい、女優としてドラマなどで活躍していました。

１９８０年に放送されたドラマ『警視-Ｋ』（日本テレビ系）には、父親・勝新太郎さんの娘役として出演し、母親の中村玉緒さんとも共演しています。

女優業を引退している奥村真粧美さん。母親と同じく明るくおしゃべりな性格で、明石家さんまさんを黙らせるほどなんだとか。

中村玉緒の現在の生活は？

８０歳を超えた現在も精力的に仕事をこなしている中村玉緒さん。

長年、ハウス食品グループのCM『マロニー』のイメージキャラクターを務めており、２０１９年に制作された令和版新CMにも出演しています。

また、２０２０年１２月に放送したバラエティ番組『爆笑！明石家さんまのご長寿グランプリ2020』（TBS系）の企画でYouTuberデビューをすることに。

人気女性YouTuberのゆきりぬさんとともに、流行りの『ASMR』に挑戦しています。

中村玉緒×ゆきりぬ はじめてパピオカ飲んでみた＆ASMR!!【TBS】

２０２１年も大忙しな中村玉緒さんは、１月１０日に放送されたバラエティ番組『さんま・玉緒のお年玉！あんたの夢をかなえたろかSP』（TBS系）に出演しました。

そして、同月には公式インスタグラムを開設。ここでは撮影オフショットやプライベートな写真をたくさん公開しています。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

８０代とは思えないパワフルさに驚かされますね。

そんな中村玉緒さんにはこれからも元気な姿で活躍し続けてほしいと思います！

中村玉緒ってどんな人？

中村玉緒さんは１９５３年に映画『景子と雪江』でデビューしました。

以降、数々の映画に出演するようになり、女優として大注目されるようになります。

その活躍ぶりが評価され、１９６１年には映画『大菩薩峠』と『ぼんち』、そして『不知火検校』で『第11回ブルーリボン賞』助演女優賞を受賞。

１９６３年には映画『越前竹人形』で『第18回毎日映画コンクール』助演女優賞を受賞しました。

また、タレントとしてのスキルも発揮し、バラエティ番組『さんまのスーパーからくりTV』（TBS系）などのテレビ番組で活躍。

ドラマや映画では見ることのできないコミカルでかわいらしい素顔を垣間見せ、さらに多くのファンを獲得しました。

８０歳を過ぎた現在も、女優やタレントとしてマルチに活躍。老いを感じさせないビジュアルとトーク力で親しまれています。

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[文・構成／grape編集部]