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加藤シゲアキの大学はどこ? 「作家だから納得」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

アイドルグループ『NEWS』のメンバーとして活躍している加藤シゲアキ(かとう・しげあき)さん。

俳優や作家活動にも精力的に取り組んでおり、マルチな才能を発揮しています。

そんな加藤シゲアキさんの出身大学や経歴、現在の活躍ぶりなど、さまざまな情報を紹介します!

加藤シゲアキの出身大学は?

加藤シゲアキさんは小学校6年生の時にジャニーズ事務所に入所。その後、中学受験にチャレンジし、『青山学院中等部』に合格しています。

同校の高等部に進学した頃に『NEWS』としてのCDデビューが決まり、さらに多忙な生活に。その間も勉学に励み、『青山学院大学』に進学しました。

同学では法学部に在籍。学業と仕事の両方をこなし、無事に卒業しています。

加藤シゲアキさんは2015年12月に母校で行われた映画『ピンクとグレー』のトークイベントに出席。学生にアドバイスやエールを送り、会場を盛り上げました。

加藤シゲアキが大学で学んだことは?

加藤シゲアキさんは青山学院大学法学部に進学し、法律に関する知識を深く学んでいます。

授業では与えられたテーマに対して真剣に向き合い、理解を深めていくことの大切さを学んだそう。

また、「現代社会には今後も突き詰めていかなければならない事柄があるのではないか」ということを考えさせられるなど、新たな発見をしたことが多々あったといいます。

そして、大学では今でも交流を続けている友人もできたとか。仕事で授業に出席できない時は友人たちが授業内容を教えてくれたといい、「本当に助かった」と感謝しています。

加藤シゲアキは作家としても活躍!新作は大学を舞台にした?

加藤シゲアキさんは青山学院大学を卒業後、小説を書きたいと思うように。その夢を叶え、2012年に小説『ピンクとグレー』で小説家としてデビューしました。

『ピンクとグレー』

出版社:KADOKAWA

発売日:2012年1月28日

値段:1238円(税別)

以降も文才を発揮し、2013年には2作目となる『閃光スクランブル』を発表。主人公のアイドル・伊藤亜希子とその姿を追いかけるパパラッチ・高橋巧が恋に落ちるという意外性のあるストーリーが話題になりました。

『閃光スクランブル』

出版社:KADOKAWA

発売日:2013年2月25日

値段:1238円(税別)

その翌年に第3作目となる『Burn.-バーン-』を発売。

同作の主人公はかつて天才子役として名を馳せた主人公・夏川レイジ。いつも孤独を感じながら生きていますが、人生を楽しむ大人たちと触れ合い、日常に明るさを見出していくという青春ストーリーです。

『Burn.-バーン-』

出版社:KADOKAWA

発売日:2014年3月24日

値段:1300円(税別)

そして、2015年に発売した短編集『傘をもたない蟻たちは』は、2016年1月に連続テレビドラマとして放送。作者である加藤シゲアキさんも主人公の幼馴染役で出演しています。

『傘をもたない蟻たちは』

出版社:KADOKAWA

発売日:2015年6月1日

値段:1300円(税別)

デビュー後、次々とヒット作を生み出してきた加藤シゲアキさんは、2020年11月19日に新作『オルタネート』を発売しました。

同作は『小説新潮』に連載されていた長編小説。高校生にしか使えないマッチングアプリ『オルタネート』を軸に、3人の高校生の青春ストーリーが展開されます。

『オルタネート』

出版社:新潮社

発売日:2020年11月19日

値段:1815円(税込み)

高校生限定のマッチングアプリが必須となった現代。3人の若者の運命が、鮮やかに加速していく――。

ある「事件」により、誰にも明かせぬトラウマを抱える蓉(いるる) 。母との軋轢を機に、絶対真実の愛を求め続けるオルタネート信奉者の凪津(なづ)。

高校中退後、「亡霊」に導かれるがまま、かつてのバンド仲間を求めて、大阪から上京した 尚志(なおし)。

出会いと別れ、葛藤と挫折、そして苦悩の末、訪れる「運命」の日――。

恋とは、友情とは、家族とは、人と“繋がる”とは何か。青春のおわりと新たな旅立ちを、真っ向から描ききる、NEWS加藤シゲアキ、3年ぶりの最新長編。

新潮社 ーより引用

加藤シゲアキ/オルタネート (Official Promotion Video)

同作は第164回直木賞や吉川英治文学新人賞、本屋大賞にノミネート。そして、吉川英治文学新人賞を見事、受賞しました。

同著の公式サイトには加藤シゲアキさんの喜びの声が掲載されています。

初めて小説を書いたのは、2011年の2月から3月でした。

あの頃、芸能活動が思い通りにいかず、それを他人のせいにばかりしており、そんな自分に嫌気が差して、なんでもいいから成し遂げなければと、小説を書き始めました。

しかし自分が小説を書いたところで、誰が読んでくれるのだろうか。そもそも面白いものなど書けるのだろうか。

去来する不安を振り払うように、読者を裏切ってやると意気込み、主人公の友が自死する物語を書き始めました。

その矢先、東日本大震災が起きました。今このような小説を書くべきか、書いている場合なのかと、また新たな迷いが胸のうちに生まれ、それでも書き上げなければ先はないと、必死の思いで作品を完成させました。

あれから10年。本賞を頂いた『オルタネート』で読者に伝えたかったのは、ページをめくる手を止められないというような、読書の純粋な楽しさでした。

つい自分のことばかり考えていた私が、遅ればせながらようやく読者に目を向けられるようになり、それが吉川英治文学新人賞に繋がったということ、今この意味を深く考えています。

デビュー作に「やらないなんてないから」というセリフを書いたのは、当時の自分に言い聞かせていた言葉を反映させたわけですが、今もその思いは変わっていません。

本賞はこれまで執筆活動を続けてきたことに対するエールと、退屈な小説を書くなという喝と受け取っています。

受賞の時に頂いた拍手は私にとってのスターターピストルとなりました。ここからまた、走り続けていきたいと思います。

新潮社 ーより引用

この作品を読んだ人からは「青山学院大学を舞台にしたのでは?」といった声が。加藤シゲアキさんは「無意識のうちに母校のイメージを書きつづっていたのかもしれない」と話しています。

加藤シゲアキの現在・これからは?

加藤シゲアキさんは2021年2月に放送されたテレビドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK)の第1話で主演を務めました。

同年4月には出演舞台『モダンボーイズ』が上演される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため大阪公演が中止になっています。

しかし、2020年に同じ理由で中止になっていた舞台『染、色』が1年越しに上演。自らが脚本を務めた舞台を大成功に導きました。

そして、同年7月26日に放送されるテレビドラマ『病院の治しかた~スペシャル~』(テレビ東京系)に出演。同作には内科医・夏目翔役としてゲスト出演しています。

これからも加藤シゲアキさんのマルチな才能に注目です!


[文・構成/grape編集部]

出典
@alt_Shinchosha新潮社加藤シゲアキ/オルタネート (Official Promotion Video)@nhk_dramas@Biz_byouin

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