全世界で配信中の『あるアニメ』 作品に込められたメッセージがあって…? 提供:ニッポン放送 By - grape編集部 公開:2022-06-15 更新:2022-06-20 ニッポン放送吉田尚記 Share Post LINE はてな 国内外の映画やドラマ、アニメなどが数多く見られるだけではなく、オリジナル作品も豊富な動画配信サービス『Netflix』。 2022年5月16日、Netflixのオリジナルアニメ『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』が全世界で配信開始され、注目を集めています。 アニメーションを手掛けるのは『進撃の巨人』や『SPY×FAMILY』などで知られるアニメ制作会社『WIT STUDIO』。 異国情緒あふれる美しい背景と、迫力満点のアニメーションで描かれる同作は、一体どのようなストーリーなのでしょうか。 人間の少女とヴァンパイアの切ない逃避行 『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』は、人類とヴァンパイアの戦争が100年以上続いている世界を描いたダークファンタジー作品。 人間たちは、圧倒的な戦闘力を誇るヴァンパイアの前に、限られた地域での生活を余儀なくされていました。 抑圧された暮らしから逃げ出そうとした、人間の少女モモは、森の中でヴァンパイアの女王フィーネと運命的な出会いを果たします。 最初は敵同士として出会った2人ですが、やがて絆が芽生え、人間とヴァンパイアが平和に共存しているという『楽園』を目指して旅に出ることになりました。 それぞれの追手から逃げながら『楽園』を目指す2人。果たして無事にたどり着くことができるのでしょうか。 本作では、文明を築き、繁栄しているのがヴァンパイア側であることが特徴です。 軍に抑圧され、娯楽もない暮らしを強いられている人間たちに対し、華やかに芸術や音楽を楽しむヴァンパイアという構図は、今までにあまり見られない独特な世界観といえるでしょう。 その中でも『音楽』は物語において、重要な役割を持ちます。 このように練り込まれた舞台設定やストーリーは、どのようにして生まれたのか…その答えがラジオにて語られました。 構想から7年?ストーリーに込められた思いとは… 2022年5月20日、インターネットラジオ番組『ネトフリアニメ presents 吉田尚記のFUKABOLIX』(ニッポン放送)が『ポッドキャストステーション』に公開。 本作品の監督や脚本を務めた、アニメーション監督の牧原亮太郎(まきはら・りょうたろう)さんと、主人公のモモ役を演じた声優の潘(はん)めぐみさんが出演し、世界観やストーリー、キャラクターになどについて、作中では語られない制作秘話を明かしています。 物語の構想から公開までに約7年の期間を要していたり、作中の背景にこだわるあまり、極寒の地で過酷なロケハンを行ったりするなど、本作品に込めた想いが語られ、聴きどころ満載の内容です。 試行錯誤の繰り返し オリジナル作品ならではの難しさ また、同月27日の同番組には、『WIT STUDIO』から本作のアニメプロデューサーを務めた完戸翔洋(ししど・しょうよう)さんと、制作デスクの河村崚磨(かわむら・りょうま)さんが出演しました。 重厚なストーリーを支えている、美しいアニメーションはどのように作られていったのか、制作の裏側について教えてくれています。 さらに作品のことだけではなく、「アニメプロデューサーになるにはどうすればいい?」といったことも話しているので、アニメ業界に興味のある人は必聴です! 日本のみならず、世界中で注目を集めている『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』。 ラジオには、物語のネタバレとなる内容は含まれていないため、アニメの視聴前に聴き、背景の理解を深めてから作品を見ても面白いかもしれませんよ。 ラジオは、下記のリンクからも聴くことができます。 『ポッドキャストステーション』はこちら 『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』は、Netflixにて配信中です。 モモとフィーネが繰り広げる、切なくも美しい逃避行物語。 独特の世界観を楽しんでみてはいかがでしょうか。 『Netflix』はこちら [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
国内外の映画やドラマ、アニメなどが数多く見られるだけではなく、オリジナル作品も豊富な動画配信サービス『Netflix』。
2022年5月16日、Netflixのオリジナルアニメ『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』が全世界で配信開始され、注目を集めています。
アニメーションを手掛けるのは『進撃の巨人』や『SPY×FAMILY』などで知られるアニメ制作会社『WIT STUDIO』。
異国情緒あふれる美しい背景と、迫力満点のアニメーションで描かれる同作は、一体どのようなストーリーなのでしょうか。
人間の少女とヴァンパイアの切ない逃避行
『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』は、人類とヴァンパイアの戦争が100年以上続いている世界を描いたダークファンタジー作品。
人間たちは、圧倒的な戦闘力を誇るヴァンパイアの前に、限られた地域での生活を余儀なくされていました。
抑圧された暮らしから逃げ出そうとした、人間の少女モモは、森の中でヴァンパイアの女王フィーネと運命的な出会いを果たします。
最初は敵同士として出会った2人ですが、やがて絆が芽生え、人間とヴァンパイアが平和に共存しているという『楽園』を目指して旅に出ることになりました。
それぞれの追手から逃げながら『楽園』を目指す2人。果たして無事にたどり着くことができるのでしょうか。
本作では、文明を築き、繁栄しているのがヴァンパイア側であることが特徴です。
軍に抑圧され、娯楽もない暮らしを強いられている人間たちに対し、華やかに芸術や音楽を楽しむヴァンパイアという構図は、今までにあまり見られない独特な世界観といえるでしょう。
その中でも『音楽』は物語において、重要な役割を持ちます。
このように練り込まれた舞台設定やストーリーは、どのようにして生まれたのか…その答えがラジオにて語られました。
構想から7年?ストーリーに込められた思いとは…
2022年5月20日、インターネットラジオ番組『ネトフリアニメ presents 吉田尚記のFUKABOLIX』(ニッポン放送)が『ポッドキャストステーション』に公開。
本作品の監督や脚本を務めた、アニメーション監督の牧原亮太郎(まきはら・りょうたろう)さんと、主人公のモモ役を演じた声優の潘(はん)めぐみさんが出演し、世界観やストーリー、キャラクターになどについて、作中では語られない制作秘話を明かしています。
物語の構想から公開までに約7年の期間を要していたり、作中の背景にこだわるあまり、極寒の地で過酷なロケハンを行ったりするなど、本作品に込めた想いが語られ、聴きどころ満載の内容です。
試行錯誤の繰り返し オリジナル作品ならではの難しさ
また、同月27日の同番組には、『WIT STUDIO』から本作のアニメプロデューサーを務めた完戸翔洋(ししど・しょうよう)さんと、制作デスクの河村崚磨(かわむら・りょうま)さんが出演しました。
重厚なストーリーを支えている、美しいアニメーションはどのように作られていったのか、制作の裏側について教えてくれています。
さらに作品のことだけではなく、「アニメプロデューサーになるにはどうすればいい?」といったことも話しているので、アニメ業界に興味のある人は必聴です!
日本のみならず、世界中で注目を集めている『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』。
ラジオには、物語のネタバレとなる内容は含まれていないため、アニメの視聴前に聴き、背景の理解を深めてから作品を見ても面白いかもしれませんよ。
ラジオは、下記のリンクからも聴くことができます。
『ポッドキャストステーション』はこちら
『ヴァンパイア・イン・ザ・ガーデン』は、Netflixにて配信中です。
モモとフィーネが繰り広げる、切なくも美しい逃避行物語。
独特の世界観を楽しんでみてはいかがでしょうか。
『Netflix』はこちら
[文・構成/grape編集部]