池上彰の出身大学は？　「当時はストライキが続いていて…」

フリージャーナリストの池上彰（いけがみ・あきら）さん。

『政治』『経済』『国際』を始め、さまざまな分野の知見を持ち、テレビ番組や執筆、教壇などで活躍しています。

そんな池上彰さんの出身大学や経歴、最近の活動などの情報をご紹介します！

池上彰の出身大学は慶應！　キャンパスに入れなかった時期がある？

池上彰さんは『慶應義塾大学経済学部』の出身です。

学生時代は読書漬けの生活を送っていたといい、「学生のうちにたくさんの本を読むべきだ」と呼びかけています。

そんな池上彰さんは１９６９年に大学に進学しますが、授業を受けられないどころか、キャンパスに入れない時期を過ごします。

その理由は１９６０年代後半から激しさを増した学生運動。

『東京大学』と『東京教育大学（現：筑波大学）』の入試が一部を除き中止になるという大事件が発生したり、全国の大学でストライキが起きたり、激動の中だったそうです。

その間、本を読んで、独学で勉強に励んでいたという池上彰さん。この頃に自分で課題を見つけて自分で学んでいくという力が身についたと話していました。

池上彰ってどんな人？

池上彰さんは１９５０年に長野県松本市で生まれます。

その後、東京の練馬区に移り住み、高校は『東京都立大泉高等学校』に進学しています。

そして、１９７３年に慶応義塾大学経済学部を卒業。ジャーナリストになるべく、NHKに記者として入局しました。

愛媛県の松江放送局や広島県の広島放送局呉通信部に勤務した後、東京報道局社会部で活躍。

１９９４～２００５年まで、ニュース情報番組『週刊こどもニュース』（NHK）に初代『お父さん役』で出演し、総編集長も務めました。

そして、２００５年にNHKを退局。ここからフリージャーナリストとして活躍し始めます。

テレビ番組の仕事が増え始めてきたのは２００８年頃からのこと。同時に執筆活動や講演にも励み、多忙な毎日を送っています。

池上彰の現在・これからは？

池上彰さんは２０１５年から情報バラエティ番組『池上彰のニュースそうだったのか!!』（テレビ朝日系）の司会や進行、解説を務めています。

このほか、選挙特番や定期的に放送される緊急特番に出演するなど、マルチに活躍しています。

２０２２年６月現在。７０代とは思えないパワフルさで活躍している池上彰さん。これからもその幅広い知見に基づいた解説を披露してほしいと思います！

---

[文・構成／grape編集部]