【『リバーサルオーケストラ』第4話 感想】人気急上昇中!坂東龍汰演じる蒼のキャラクターがたまらない
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ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。
ゆう。さんがピックアップした人気作を、キャスト、ストーリー、脚本家などから語っていきます!
門脇麦が主演する連続ドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)の第4話が、2023年2月1日に放送された。
本作は、『元天才バイオリニスト』の谷岡初音(門脇麦)が、Sキャラな指揮者、常葉朝陽(田中圭)と共に、地元の『ポンコツオーケストラ』を立て直すため奮闘する物語である。
門脇麦、田中圭、永山絢斗など豪華なキャストが並ぶ中、今SNSで話題となっているのが坂東龍汰演じるフルート首席・庄司蒼である。
子犬系男子!坂東龍汰の魅力
可愛らしい顔でどこか守ってあげたくなるような、うるうるとした瞳を持つ子犬系男子・坂東龍汰。
『にぶんのいち夫婦』(テレビ東京)、『真犯人フラグ』(日本テレビ)、『ユニコーンに乗って』(TBS)など、近年話題作に引っ張りだこの俳優である。
演じるジャンルはバラバラで、この若さでこんなにも幅色い演技ができるのか、いつ見ても「坂東龍汰くん?あのドラマと同じ人が演じてるの?」と思ってしまうほどキャラクターの演じわけが上手い。
人妻を口説く可愛い年下ホストであったり、無口で怪しい従業員だったりと、キャラクターはバラバラだが、どれもハマっていて見入ってしまうのである。
陽なキャラクターも陰キャラクターも演じることができるのが、彼の素晴らしさだ。優しい笑顔を持つ反面、無表情で闇を感じる表情も上手い。
これからも幅広い役を演じてくれることを期待している。
第4話で見せた蒼の優しさにキュン
また、先述した坂東龍汰が演じるフルート首席・庄司蒼が今SNSで話題沸騰中なのである。その人気の理由は、優しくて守ってあげたくなるような蒼の魅力にあった。
蒼は、音楽という夢を追い続けるため、工事現場など複数のアルバイトを掛け持ちしていた。しかし、経済的にも苦しい中、父の病気が発覚したことで音楽の道を諦めることを考えていた。
最終的に初音(門脇)らの説得で、音楽を続けることを決心したのだが、3話以降の蒼は、これまで以上に音楽に身が入り、団員との信頼関係ができたこと、心に余裕ができたことが現れるかのように優しくて頼りになる面が増えている。
一人で抱え込もうとする初音に、「全部一人で何とかしようって思わないでくださいね。必要なときは頼ってください」と声をかけるシーンにキュンと来た視聴者は多いだろう。
また、初音がトラウマとしている曲を選んだ朝陽に対して、蒼は「あなたのやること全部おかしいっすよ」「初音さんの過去を知っていて『チャイコン』選んだんじゃないですか? それ追い詰めるだけじゃないっすか!」と抗議。
どんどんかっこよくなる蒼に、これからも注目していきたい!
楽器と音楽のマッチがすごい
さて、キャストの魅力をお伝えしたが、このドラマの最大の魅力はやはり、楽器の演奏と音楽である。
第4話では、ビオラのみどり(濱田マリ)が受験中の娘のために休団を決意する。なんとかしたい初音たちはみどりを出張オーケストラに参加させた。サプライズで到着した先はみどりの娘が通う高校だった。
出張オーケストラで大勢の高校生たちの目の前で演奏されたのは緑黄色社会の『Mela!』。オーケストラの勢いと青春の音楽がマッチし、まるで映画のような感動的なワンシーンとなった。
みどりの娘が感銘を受ける表情に涙してしまった視聴者も多いはず。音楽は人の心を動かすことができると感じさせられた素晴らしい第4話であった。
本作は、豪華キャストが楽器を演奏する姿もとても美しく、見入ってしまうので、音楽や楽器についても今後とも是非注目してほしい。
[文・構成/grape編集部]