スマホ液晶フィルムの素材 ガラスかPET、どっちがいい? 家電専門店の解説に「初めて知りました…」
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- 出典
- ノジマ公式サイト
スマホを新しく購入した時、画面が割れたり傷ついたりしないよう、保護フィルムを貼るという人は多いでしょう。
しかし、「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない」というのが悩みつきもの。金額も違うので、一体どれがいいのか、やはり高いもののほうがいいのか、と迷ってしまいます。
そんな時には、素材や機能で絞り込みましょう。家電専門店・ノジマがコツを教えてくれました。
使われている素材は2種類
売り場いっぱいにずらりと並ぶスマホフィルムを見て、「どれを選べばいいの…」と困り果てた経験はありませんか。数が多いスマホフィルムですが、素材や機能を絞り込むと選びやすくなります。家電専門店・ノジマが、公式サイトでスマホフィルムについて詳しく教えてくれました。
製品の数が多いスマホフィルムですが、使われている素材はおもに2種類です。
PET(ピーイーティー)素材
PET素材は化学反応を用いて作られた樹脂で、ペットボトルにも使われています。ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)の略称です。
スマホフィルムに使う際には「価格が抑えられる」「反射防止、ブルーライトカットなどの機能を付加しやすい」「薄いフィルムが作れるためスマホケースに収まりやすい」などのメリットが生まれます。
そのいっぽう、「衝撃に強くない」「貼る時にどうしても気泡が入りやすい」「貼りにくさを感じる」といったデメリットもあります。
ガラス素材
ガラス製の保護フィルムで、PET素材とは違ったメリットやデメリットがあります。
メリットは「傷や衝撃に強い」「貼りやすい」「気泡が抜けやすい」、デメリットは「価格が高め」「商品によってはジャストフィットしにくい」「落とすとヒビが入りやすい」などです。
どちらの素材にもメリットやデメリットがあります。ご自分のライフスタイルや重視したい特徴を考えながら選びましょう。
機能で選ぶスマホフィルム
素材のほか、ご自分に必要な機能を優先して選ぶ方法もあります。最近のスマホフィルムはタイプが細分化しているため、幅広いニーズに対応できるようになりました。
・気泡が気になる:エアーレスタイプ
・ブルーライトが気になる:ブルーライトカット効果が高いタイプ
・スマホの大きさにジャストフィットさせたい:フリーカットタイプ
・屋外でもはっきり画面を見たい:光反射防止効果が高いタイプ
・動画、写真を鮮やかに見たい:光沢感を重視するタイプ
・フィルムが目立つのがイヤ:透明感を重視するタイプ
・画面をのぞかれたくない:のぞき見防止タイプ
・スマホ画面の破損をできるだけ防ぎたい:衝撃吸収タイプ
パッケージを見ればどの機能を優先したタイプか分かります。必要なタイプを選んで購入しましょう。
「フィルムがあれば割れない」のか
「衝撃吸収タイプのフィルムを貼っていれば、画面が割れることはないはず」と思っている人もいるかもしれません。しかしノジマによると、そういうわけではないよう。
なお、衝撃吸収タイプのフィルムには「〇㎏の鉄球を〇mの高さから落としても割れない」など、具体的な数値も公表されているものもあるため、調べてみるのもいいでしょう。
保護フィルムを貼る時のコツ
せっかく保護フィルムを買ったのに、貼るのに失敗してホコリや気泡が入ったり、ズレてしまったりということが多々あります。
こういった失敗を防ぐためには、しっかり準備をしてから保護フィルムを貼るようにしましょう。
家で保護フィルムを貼る際は、ホコリが少ないお風呂場がおすすめ。また、保護フィルムから剥離紙を剥がす際は、保護フィルムの粘着面を下側にした状態で剥がすと、上から降ってくる目に見えないホコリが付着するのを防ぐことができます。
なお、スマホの画面は付属のクリーナーなどできれいに拭いておきましょう。
張り付ける際には、保護フィルムの上下にセロハンテープを付箋のようにはみ出す形で貼り、そのセロハンテープを持ち手にすると、位置決めがしやすいです。
「きれいに貼る自信がないし、高い保護フィルムで絶対に失敗したくない」という人は、家電量販店や携帯電話ショップなどの保護シートを貼る有料サービスを利用するのも手でしょう。
現代社会の生活に欠かせないスマホとそれを保護するスマホフィルム。細かいニーズにも応えられる一大市場になっています。ご自分の希望にあう1枚を見付けて、快適なスマホライフを楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]