これってドラマなの…? 斎藤工ら出演者とスタッフは「パジャマで打ち合わせ」
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2024年1月19日の20時から、フジテレビが運営する動画配信サービス『FOD』で配信がスタートするドラマ『ペンション・恋は桃色 season2』。
物語の舞台は、東京の外れの外れにあるという、寂れたペンション『恋は桃色』です。
(C)フジテレビ
主要キャストは、2020年に地上波で放送された『ペンション・恋は桃色』(フジテレビ系)からの続投で、リリー・フランキーさん、斎藤工さん、伊藤沙莉さんの3人。
リリーさんはペンションのオーナーで、いつもテキトーなシロウ役を務めます。斎藤さんはアルバイトのヨシオを演じ、伊藤さんはシロウの娘のハル役です。
そのほか、ペンションの宿泊者役として、関智一さんと剛力彩芽さん、そして、スペシャルゲストとして、山口智子さんが出演します。
笑いと涙にあふれた撮影の裏話を、リリー・フランキー×斎藤工が語る!
ペンションには『珍客』たちが訪れ、大騒動を繰り広げます。また、家族の絆を描いているのも見どころの1つ。
笑いあり、涙ありのハートフルコメディ作品は、全5話を一挙に配信します!
(C)フジテレビ
配信に先立ち、同月11日には、フジテレビマルチシアターで完成発表会を開催。登壇したのは、リリーさんと斎藤さんです。
2人は、season2のプロモーション動画を見た後、トークを繰り広げました。
どうやら、2人にとってこのドラマの撮影現場は、かなり『特殊』だったとか。
(C)フジテレビ
パジャマ姿で夜の打ち合わせ、まさに『部活の合宿』
リリーさんと斎藤さんは、撮影現場の裏話について、このように語っています。
撮影現場を例えるなら、『部活の合宿』です。
ロケ地近辺のペンションに、スタッフと一緒に泊まり込んでいました。1日の撮影が終わると、「明日はどうしようか」と話し合って、台本の中身を変えちゃうことも。
共演者とスタッフが語り合うという現場は、なかなか新鮮です。
工くんが風呂に入っているところを見たり、パジャマ姿で打ち合わせしたり、まさしく『部活の合宿』でしたね。
撮影のスケジュールもなかなか…。
実は6日間で5話分を撮影しました。
健全なスケジュールではないですね(笑)。
リリーさんが屋外に出るシーンでは、急に大雨が降ってきても、天気の設定を変えて撮影を続行していました。
雨が止むまで待つなんていう、考えも時間もありませんでしたよ。
その結果、いい画が撮れましたね!
season1から変わらないスタッフが集結した、同作品。
斎藤さんは「出演者も含めて、このタイミングで集まれたのは奇跡のようです。また、スケジュール内で撮り切るという、集中力のすごさがありました!」と、振り返っています。
また、斎藤さんは俳優だけでなく、監督やプロデューサーとしての経歴も。
そんな斎藤さんの作品にも出演経験がある、リリーさんは「工くんはクリエーターでもあるので、こうしたほうがいいよねと、撮影のアイディアを出しやすかったです」と、述べています。
リリー・フランキー「バーベキューに混ぜてほしかった…」
日ごろから仲がよく、撮影現場では息ピッタリだったという2人に、grapeは、インタビューを行いました。
――ペンションでの生活を、振り返ると?
リリー・フランキーさん:
season1は、冬に撮影しました。
1日の撮影が終わって、宿泊先のペンションに帰ると、暖炉のある部屋に、温かいポトフが用意されていることも。
帰ってきた時に、あったかいものがあるのは、ありがたいですね!
斎藤工さん:
一方で今回のseason2は、夏のペンションが舞台です。
テニス部やバスケ部、バレー部など、本当の意味での『部活の合宿』でやってきた学生に遭遇しました。男女合同でバーベキューをしている部活もありましたよね。
リリー・フランキーさん:
あのバーベキューには混ぜてもらいたかったけど、残念ながら呼ばれませんでした…。
撮影の空き時間には、子供用のプールを買ってきて飲み物を冷やしたり、スイカ割りをしたりと、『部活の合宿』を満喫していましたね。
斎藤工「心の隙間にぽっと寄り添える」
――共演機会が多い2人ですが、今回の撮影で気付いた新たな一面は?
リリー・フランキーさん:
工くんの変な人っぷりは、健在でしたね!
撮影の本番直前に、お灸をやりだしたり、肩にニワトリを乗せて来たり。
工くんの『なんかやっとんな』シリーズは、ちょいちょい出てきますので期待してください。
斎藤工さん:
小手先でいろいろとやらせてもらいましたよ。
そういったトライができるのも、『部活の合宿』みたいな雰囲気の中で、監督をはじめ、season1から変わらないスタッフだったからでしょう。
――楽しい『部活の合宿』と、シリアスなシーン。切り替えが難しかったのでは?
リリー・フランキーさん:
スタッフとの近い距離感は、仕事モードに入った時にも生かされました。
season1のシリアスなシーンでは、撮影直前にも関わらずみんなで話し合った結果、台詞を大幅に削ることに。
台本や台詞を足し算・引き算したのは、頻繁にありましたね。
妥協をせずに取り組んだことで、いいシーンになったと思います。
――最後に、ドラマを楽しみにしている人たちへ、メッセージを。
斎藤工さん:
がっちり構えて見る作品ではないので、無理なく出会ってもらいたいですね。
心の隙間にぽっと寄り添って、少しでも誰かの救いになれればと。
そんな心温まるような、うまみのある作品ですので、必要な時に、必要としてくれることを心から願っています!
リリー・フランキーさん:
『抜け感』がすごく心地いい作品に仕上がりましたね。
撮影期間は短くても、共演者やスタッフと生活を共にして距離が縮まり、どんどんアイディアが生まれていくんです。
『ペンション・恋は桃色』シリーズを通じて、なんでもカッチリと決まった大人めいたものが、『ものづくり』ではないと、考えるきっかけになりました。
ぜひ、肩肘張らずに、楽な気持ちで見てください!
主要キャストの2人に話を聞くと、青春時代かのような、キラキラした撮影現場の情景が浮かんできます。
チームワークのよさが際立ったドラマなのでしょう!
気になる人は、ぜひドラマをチェックしてみてくださいね。
ペンション・恋は桃色 season2
[文・構成/grape編集部]