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寒空の中、避難したあの日から5年 サンドウィッチマンの2人は何を語るのか?

By - grape編集部  公開:  更新:

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東日本大震災の発生から5年を迎える3月11日(金)

日本人であれば、誰もが忘れられないその日に、ニッポン放送「オールナイトニッポンGOLD(22時~24時)」で、東北出身のサンドウィッチマンの2人がスペシャルパーソナリティを務めます。

宮城県にルーツを持つ2人

宮城県仙台市出身の伊達みきおさんと富沢たけしさん。2人は、宮城県気仙沼市でTV番組のロケ中に被災し、避難した山中から津波や火災によって気仙沼という街が、のみこまれていく姿を目の当たりにしました。

明日の状況すらも分からない不安や、故郷に対する熱い思い、そして仕事のために帰京しなければいけないという責任感から、震災後、どう行動すべきかを決めるのは簡単ではなかったといいます。

それでもサンドウィッチマンの2人は「自分たちにしかできないこと」を実行するために東京に戻る決断をします。

東北の復興こそが使命

中学の頃から、いわゆる悪ガキだった2人は、いつしかラジオにハガキを送るようになり、いつの間にかハガキ職人と呼ばれる存在になります。

大人になり、お笑い芸人となった2人は気仙沼で被災し、生き延びます。このような東北やメディアとの結び付きには何か運命的なものを感じてしまいます。

2人は東北の復興こそが自分たちの使命だと考えるようになります。

以来、自分たちが出演するラジオやテレビなどのメディアを通じて、東北について発言し続けてきました。視聴者に訴え続けることで、東日本大震災を風化させないためです。

また、被災時、不安だった自分や周囲の人の心をひと時でも癒してくれたラジオを通して、復興の手助けができればと始めたのが、ニッポン放送で毎週日曜日に放送されている「サンドウィッチマンの東北魂」です。

パーソナリティという大役

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震災から5年となる3月11日(金)。少しずつではあるものの、復興が着実に進んでいる宮城県内の東北放送のスタジオから、番組を生放送します。内容は

「気仙沼のいま」
「震災から5年、2人が思うこと」
「東北魂を叫び続ける理由」
「東北から全国へのメッセージ」など

また、5年前の3月11日に一緒にロケをしていて被災し、避難したシンガーソングライターの熊谷育美さんや、仙台在住の3人組ユニット、ニホンジンもゲストとして参加。

東北各地の被災地を訪れ、いち早く避難所での復興ライブを行ってきた坂本サトルさんらと共にスペシャル生ライブを行う予定です。

宮城県という場所にルーツを持ち、実際に現地で震災を経験したサンドウィッチマンの2人だからこそ語れることがきっとあるはずです。

硬派な中にもユーモアを!

サンドウィッチマンの2人らしいモットーですね。「オールナイトニッポンGOLD」を聞いて、改めて東日本大震災について考える、いいキッカケにしてはいかがでしょうか。

番組情報

ニッポン放送
AM1242 FM93.0

3月11日(金)
オールナイトニッポンGOLD
(22時00分~24時00分)

※スペシャルパーソナリティはサンドウィッチマン
※スマートフォンアプリ「radiko」でも視聴できます。

出典
ニッポン放送唐桑御殿つなかん

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