「かわいそうだから切らないで」調理しようとする母親から鶏肉を守る男の子
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小さな男の子が、なぜか丸ごと一羽の鶏肉を撫でながら、お母さんと口論しています。一体何をもめているのでしょうか？
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母親：その鶏をママにちょうだい。今から切るから
男の子：嫌だ。この子をそのままにしておいて
母親：その鶏はもう死んでるのよ
男の子：切らないでって言ってるの！
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なんと男の子は、この鶏肉を切って調理しようとするお母さんに「かわいそうだから切らないで」と抵抗していたのです。
母親：その鶏は死んでいるの。羽もないでしょ？
男の子：頭はどこへ行ったの？
母親：もう捨てちゃったわ
男の子：どうして？
母親：私たちは頭は食べないからよ
男の子：…
母親：その鶏は死んでいるの。昼食のために調理するからママに渡してちょうだい
男の子：嫌だ！
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母親にどんなに説明されても、絶対に鶏を渡さない男の子。お母さんも困り果ててしまいます。
男の子：切っちゃダメだってば…（涙）
母親：じゃああなたがこの鶏の面倒を見るの？頭がないのにどうするつもりなの？
男の子：…僕がこの子の面倒を見る
母親：ママが後でほかの鶏を買ってあげるから、その鶏は切っていい？
男の子：嫌だ。この子がいい
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このやりとりが３分近く続き、最後には…結末は映像でごらんください。
男の子：お願いだからこの鶏を僕から引き離さないで
母親：わかったわ…
泣きながら鶏肉を必死で守ろうとする純粋で優しい心を持った男の子に、お母さんも最後は心を動かされたようです。
私たち人間は、さまざまな生き物の命をいただいて生きています。一つ一つの食べ物を大切にしなければいけないことを、あらためて思い出させてくれますね。