tpoとは何の略?正しい意味とわきまえ方を解説!
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『tpoをわきまえた服装』『tpoを意識した行動』などの言葉は日常生活でよく耳にしますよね。しかし、正確な意味を知らない人もいるのではないでしょうか。
そこで、この記事ではtpoの正しい意味を解説し、また具体的にtpoをわきまえた服装、行動、言葉遣いがどんなものかについてもご紹介していきます。ぜひこの記事を最後まで読んで、tpoに合わせた立ち居振る舞いを理解して実行してみてくださいね。
tpoとは?
※写真はイメージ
tpoは『ティーピーオー』と読み、大文字で『TPO』と表記する場合もあります。ここからはtpoがどこからきた言葉なのかや、語源などについても詳しく見ていきます。
tpoの意味についても日本語にいい換えて詳しく解説するので、ここでtpoという言葉をしっかり理解しましょう。
tpoは何の略?
まずtpoは略語で、それぞれの言葉の頭文字を取っています。『t』は『time(時間)』、『p』は『place(場所)』、『o』は『occasion(場合)』を意味しています。この3つの言葉の頭文字から『ティーピーオー』と呼ばれているのです。
大文字の表記でも小文字の表記でも特に意味の違いはありませんが、あまりカタカナでの表記は見かけることがありません。そのため口に出す場合ではなく、書き記すような場合には『tpo』または『TPO』と記載することをおすすめします。
tpoの語源は英語?
tpoが何の略かについての説明でお伝えした通り、tpoは3つの英語の頭文字を取って作られた略語です。『t』の『time』は時間や時、時期を意味し、pの『place』は場所や環境を意味しています。
そして『o』の『occasion』は場面、『object』は目的を意味する言葉。このように『time』、『place』、『occasionまたはobject』の単語の頭文字を並べた言葉がtpoです。
tpoの語源は英語ですが、英語話者に一般に使用されるものではなく、和製英語です。日本のファッション業界から生まれた言葉ともいわれています。そのため英語では『dress code』という言葉にいい換えられるでしょう。
日本で『ドレスコード』というと厳しい服装規定があるようなイメージを持ちますが、実際には『tpoをわきまえた服装』と同じような意味合いです。
またカジュアルなイベントなどで色やデザインを指定して同系統の服装を着て楽しむ場合にも、ドレスコードという言葉は使用されます。
例えば「ドレスコードは花柄です」などと事前にアナウンスされ、全員で花柄の服を着て参加することが、そのイベントを楽しむ要素の1つとして取り入れられることもしばしば。
このように『tpoをわきまえた服装』や『ドレスコード』という言葉は、厳しいルールやマナーを守らなければならない場面に限らず、カジュアルな場面でも使用される言葉です。
tpoの意味
ここまでお伝えしてきた通り『time』、『place』、『occasion』の3種類の言葉をすべて取り込んだものがtpoになるので、日本語でよく使われる言葉にいい換えると『いつ、どこで、どんな場面か』になります。
そのため『tpoをわきまえる』場合は『いつ、どこで、どんな場面や目的かを考える』のと同じ意味だととらえてよいでしょう。
別の表現をすると、時間や場所、場面を意識して服装や言動を使い分けられるのが、tpoをわきまえられる状態であるといえます。
tpoをわきまえるとはどういうこと?
※写真はイメージ
tpoは服装に関して特に触れられることが多くなっていますが、言動についても触れられることも多々あります。そのため言葉遣いはもちろん、行動についてもtpoをわきまえることが求められているといってよいでしょう。
そこでここからは、tpoをわきまえた服装や言葉遣い、行動などを具体例を使って詳しく解説していきます。
tpoをわきまえた服装
先ほど例として挙げたように、「ドレスコードは花柄です」などと事前に明確な指定があれば、それに従えばよいので分かりやすいですよね。しかし、ドレスコードについて分かりやすい指定がないシチュエーションも多くあります。
高級レストランに行く時の服装
例えば高級レストランは、特別な日や記念日として使用する人が多くいます。そのためデニムやサンダルは避け、スーツやドレスの着用がふさわしいとされています。
カジュアルなお店であればドレスコードがない場合も多いので、分からない場合は予約時に確認することがおすすめです。
また服装とは少し異なりますが、高級寿司店に行くような時はにおいに気を付けるのがマナーといわれています。強い香水や柔軟剤、タバコのにおいは周りの人の食事を妨げることにもつながりますよね。
このようにドレスコードがなくても店内でのマナーなどはお店によって異なるので、行き慣れていない場合は事前に調べたりお店の人に確認したりするのがよいでしょう。
結婚式に参列する時の服装
結婚式に参列する場合も守るべきマナーは多くありますよね。例えば、男性はスーツやタキシードを着るのが一般的とされています。
そして、女性はドレスを着ることが多いのですが、仮に、教会で式が挙げられる場合には、露出にも気をつけなければなりません。
また、主役の花嫁が白いウェディングドレスを着用するのが一般的なので、引き立てるために白いドレスを着ないことも最低限のマナーです。
ただ、黒のドレスも、喪服のイメージがあるために避けたほうがよいとされているので、気をつけましょう。
結婚式は服装や持ち物など気を付けるべきことが多いので、事前に調べたりフォーマルなものを取り扱っているお店で確認したりしておくのがおすすめです。
カジュアルな場面での服装
ここまでは比較的フォーマルな場面での服装についてお伝えしてきましたが、カジュアルなイベントに参加するような場合もtpoをわきまえた服装が求められます。
例えばバーベキューをしようという時に、友人が真っ白のワンピースやヒールの高いパンプス、スーツで現れたら驚きますよね。逆に登山やハイキングに行くような服装の時に、ホテルのラウンジでお茶をするのは気が引けるのではないでしょうか。
このように特にルールやマナーのない日常的な場面でも、tpoをわきまえた服装が求められることが多くあります。そのため、行く場所や目的などに応じて服装を選択するのがよいでしょう。
tpoをわきまえた言葉遣い
次に見ていくのはtpoをわきまえた言葉遣いについてです。ビジネスシーンでは、言葉遣いなど小さなことで業務が円滑に進むかどうか左右される場合もあります。
例えばメールや電話では、相手の状況や表情が見えないため、たとえ社内であっても丁寧な表現をするほうがお互い気持ちよく仕事ができるでしょう。
相手が取引先の場合はなおさら言葉遣いに気を配るべきですよね。取引の期間が長くなったり、プライベートでも出かけたりするような関係性を築けたとしても、仕事のやり取りはできるだけ丁寧な言葉遣いをするほうがよいといえます。
相手もプライベートと仕事で分けていると察してくれるはずですが、あえて相手のほうからよりフランクな言葉遣いを求められたら、それに合わせるのも大事です。
tpoをわきまえた行動
tpoをわきまえた言葉遣いと同じように、親しい関係性だとしてもプライベートとビジネスでは立ち居振る舞いも分けるべきでしょう。特にお辞儀についてはシーン別に使い分けることをおすすめします。
研修などでお辞儀の角度について習うことも多くあるかもしれませんが、お辞儀をするたびに細かく角度を意識しきれないという場合は、最低限これからお伝えすることを心がけてみてください。
軽い挨拶やすれ違いざまの挨拶の場合は会釈で問題ありません。ただ首だけ曲げると悪い印象を与えかねないので、腰から上の上半身全体を使ってお辞儀するようにしましょう。
次に使うことが多いのは、上司や取引先の相手をお迎えしたり感謝の気持ちを伝えたりする時にする敬礼です。会釈より深くお辞儀することを意識するのがよいでしょう。
謝罪の時や冠婚葬祭の時にはさらに深いお辞儀の最敬礼をするのがマナーです。お辞儀が浅いと相手に謝罪の気持ちやお祝いの気持ちなどが伝わりきらない場合があるので、深いお辞儀を意識することをおすすめします。
tpoに合わせた振る舞いを心がけよう!
この記事ではtpoの正確な意味や語源について解説した上で、具体的なtpoをわきまえた服装や言葉遣い、立ち居振る舞いについてシチュエーション別にご紹介してきました。
tpoをわきまえるには言葉の通り、行くタイミングや場所、場面を考えなければなりません。そのため、特定のシチュエーションに辿り着く前の事前準備が重要になってきます。
慣れない場所やお店に行く場合は、どのような服装や立ち居振る舞いが求められる状況なのかを前もって調べておくのがおすすめですよ。
[文・構成/grape編集部]