「食べちゃ…う？」 腹ペコなライオン一家　ケガした子狐をパクッ…と思ったら？

お腹を空かせたライオン一家。

散々獲物を探して歩き回り、見つけたのはケガをした子狐。

早速パクッとしてしまうかと思いきや、雌ライオンは「まだ子供だし、見逃してあげようかしら」と食べる様子はありません。

ラッキーな子狐。なんとか命を繋ぎ止めたと思ったら…

そこに現れたのは雄ライオン！お腹が空いて、雌ライオン以上に気が立っています。

子狐にのしのしと近寄る雄ライオン。

これはもう胃袋に収められてしまうのが確実。そう思われた次の瞬間…！

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なんと雌ライオンが、旦那を威嚇して子狐をかばいます！まさかこんな助け船がくるとは。

そういわんばかりに悲しそうに吠える雄ライオン。

その後はなぜか子狐も交え、家族の団らんが始まっちゃいました。雄ライオンだけはふてくされています（笑）

そして最後には、ゆっくり逃げ去った子狐。その後ろ姿を見送る雌ライオンの姿が、本当の母親のようです。

猛獣のライオンも、実は情が深い動物なんですね。

大自然は時として非情。この子狐が生き残れたのかどうかはわかりません。

でも、せっかく拾った命です。生き残り、立派な大人になって野を駆けまわってくれることを祈ります。