眉毛の手入れをせずにイジられていた女の子が女優に！飾らない人生が格好よすぎる

２０１１年からスタートしたアメリカの大人気ファンタジー・ドラマで、一躍脚光を浴びた若手女優、エミリア・クラーク。

有名ファッション誌『VOGUE』の表紙を飾るなど、美しい女優の一人として多くのファンを魅了するにまでになった彼女。

それでもエミリアさんは、セレブとなった今でも気取ることなく、ブロードウェイ公演の後に観客と交流をするなど、とてもフレンドリーな一面も持ちあわせています。

派手に飾らず、ありのままでいるところが、彼女の魅力の一つなのです。そんな人間味あふれるエミリアさんの知られざるエピソードをご紹介します。

眉毛を剃らなかった幼少期

凛々しい眉毛は、エミリアさんのトレードマークのひとつ。しかし幼少期はそれが原因でクラスメイトにいじられていたそうです。

眉毛を細くしようか悩む彼女に、エミリアさんのお母さんは「大人になったら眉毛に感謝する時が来るわよ」と、眉毛の手入れに反対。今となっては、母の意見を聞いてよかったと思っているそうです。

有名になる直前まで、家賃のためにバイトを掛け持ち

ファンタジードラマのヒロイン役に抜擢される直前まで、エミリアさんは６つのバイトを掛け持ちしていたそう。そして、同ヒロイン役のオーディションを受けるために、バイトをサボったそうです（笑）

「自分そっくりな」キャラクター、ルイーザとの出会い

天真爛漫で、飾らずありのままに生きているエミリアさん。ドラマ主演後は「自分が共感できる作品と出会いたい」と、数々のオファーを断ってきました。しかし彼女が首を縦に振った作品がありました。

それは、１０月公開の映画『世界一キライなあなたに』。理由の一つは、映画の主人公ルイーザが、エミリアさんと共通する部分があったから。

ルイーザはおっちょこちょいでぎこちなく、ときどき臆病。そんな性格は、普段エミリアさんが家族や仲間に見せている姿に似ているとか。

田舎にこもるルイーザ

ルイーザは、イギリスの田舎町に住む女性。マンチェスターにファッションを学びに行く予定だったものの、家族や金銭的な理由でそれを断念。以後、人生に多くを望むことなく、田舎に住み続けました。

自分で選んだ道…そう思っていたルイーザは、ある出会いをきっかけに、その生き方を大きく考え直すようになります。

ある日、６年間勤務したカフェが突然閉店。路頭に迷ったルイーザは、交通事故で車椅子を余儀なくされたハンサムな大富豪ウィル・トレイナーのお世話をする仕事に就きます。

はじめは、心を閉ざした、卑屈な性格のウィルと反りが合わないルイーザ。しかし少しづつ、ふたりの距離は縮まっていくのです。

運命の恋、でも彼は…

心を閉ざしたウィルに希望を与えるため、ルイーザはいろんな場所へ『冒険』に連れていきます。そうしているうちに彼女自身も、今まで見たことのない世界を見て歓喜するのでした。

そんな明るく希望に満ち溢れたルイーザに、ウィルは惹かれていきます。毎日起きるのが苦痛でしかなかったウィルは、愛を見つけたのです。

しかし映画は、単なるシンデレラ・ストーリーではありません。ウィルは「もうあの頃に戻れない」と６ヶ月後には自分の意思で、命を絶とうとしていたのです。

ウィルの考えを知ったルイーザは、考え直してほしい、生きてほしいと必死に訴えます。果たして彼はルイーザの願いに、どう応えるのでしょうか？

「果敢に生きろ」…ウィルはルイーザにそう伝えます。時には涙を誘うストーリーにも関わらず、ポジティブなメッセージがこもったこの映画は、観る人に勇気を与えます。そして生きること、愛することについて深く考えさせられます。

あなたもウィルとルイーザの生き様と自分自身を照らし合わせながら「ありのままの自分」を探してみませんか？