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ふと故郷に帰りたくなる『ユーミン書下ろしの曲』に懐かしの日々が思い浮かぶ

By - grape編集部  公開:  更新:

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自分が生まれ育った場所のこと、あなたはどう思っていますか?

好きでしたか? それとも、嫌いでしたか?

田舎町に住む僕らの話

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この街は都会から離れていて、なに一つ楽しいことがない。

なんで、こんな場所に生まれ育ったんだろう。

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特別不幸ではないけれど、変化も刺激もない毎日が、この世界が、どうしようもなく嫌いだ。

好きなラップで、現状に対する苛立ちを叫ぶことしか出来ない。

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弱小の野球部で、勝てる見込みのない試合のために、泥まみれで練習するような毎日。

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僕らはまだ子どもで、ここから逃げ出すことも出来ず、どうしていいのかも分からない。

この世界にイライラして、何も出来ないことに自己嫌悪して、叫ぶことしか出来なかった。

これは、そんな僕らの、青春の1ページ。

それは大人になって分かること

私も地方の田舎の出身で、自然しかないような場所で生まれ育ちました。

学生の頃は何もない田舎が本当に嫌で、CMの中の彼らの、焦りや苛立ちにも似た、言葉にならない気持ちが、とてもよく分かります。

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田舎から上京して都会にやってくると「ああ、あの頃は幸せだったのかもしれない」と、思うときがあります。

あんな風に考えることが出来たのは、帰れる「家」があったから。

心の拠り所となる場所があったからこそ、そこから飛び出したいという気持ちが芽生え、新しい世界に飛び込むだけの勇気を持てたのだと、今ならそう思えます。

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CMで流れている歌は、ユーミンこと松任谷由実さんの『私の心の中の地図』という、大和ハウスのために書き下ろされた楽曲です。

「いちばん帰りたい場所を思い出すような、そんな曲にしてみました」

という通り、懐かしい青春の日々や、故郷のことが、ふと目に浮かぶようですね。

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あの頃に気付けなかった、今では戻ることの出来ない人生の『楽園』。

あなたの『帰りたい場所』はどこですか?

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