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【訃報】『孤独のグルメ』漫画家 谷口ジロー氏亡くなる 海外で評価 ルーブルと共作も

By - grape編集部  公開:  更新:

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提供:産経新聞社

2017年2月12日、漫画『孤独のグルメ』の作画を担当していた漫画家の谷口ジローさんが亡くなりました。69歳でした。

漫画『孤独のグルメ』は原作・久住昌之、作画・谷口ジローとして1994年に連載を開始。

2012年には松重豊さんを主演にドラマ化され、深夜の放送にも関わらず大ヒット。多くのファンを生み出しました。

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谷口さんは1971年にデビューし、その後『歩くひと』『柳生秘帖〜柳生十兵衛 風の抄〜』と人気作を生み出し、『「坊っちゃん」の時代』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。

昭和30年代の鳥取県倉吉市を舞台にした『遥かな町へ』は、フランスで実写映画化もされました。

谷口ジローさんの描く作品は海外でも高く評価され、イタリアでは『漫画の巨匠』を意味する『マエストロ・デル・フメット』を獲得。フランスでは芸術文化勲章『シュバリエ』を授与されます。

ルイ・ヴィトンのプロモーションや、ルーブル美術館との共同企画を手がけるなど、日本よりも海外で高く評価された漫画家、谷口ジローさん。

ご冥福をお祈りいたします。


[文・構成/grape編集部]

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