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「ちょっと説教めいてきた」ビートたけしが27年前、人気ラジオ番組を自ら降板した理由

By - grape編集部  公開:  更新:

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ニッポン放送の看板ラジオ番組の1つで、深夜番組の代名詞でもある『オールナイトニッポン』。長年多くのリスナーに親しまれたこの番組が、50周年を迎えました。

そこで、ニッポン放送とBSフジがタッグを組み、2017年11月12日に特別TV番組を放送します!

『熱響の時 オールナイトニッポン50年の系譜』では、伝説を作ってきたパーソナリティや関係者たちへのインタビューなどを通じて、番組50年の歴史を振り返ります。知られざるエピソードや貴重なアーカイブ音源も数多く飛び出し、密度の濃さに驚くことでしょう。

80年代から番組を見守り続けた『名アナウンサー』

BSフジの特別番組には、オールナイトニッポンのパーソナリティを経験している上柳昌彦さん、能町みね子さん、久保ミツロウさん、新内眞衣さんが出演。番組当時のエピソードや、ラジオに対する想いを真剣に語ってくれました!

なかでも注目したいのは、ニッポン放送パーソナリティの上柳昌彦さん。放送局アナウンサーを務めながら、『オールナイトニッポン』で起きた数多くの伝説に立ち会ってきた人物なのです。

さらに、中島みゆきさんやビートたけしさんらの代役を務めたこともあり、番組ではそれらの裏話を惜しみなく語っています。

久保ミツロウさんが思わず「どんだけ影で(この歴史を)支えているんですか!」とツッコミを入れてしまうほどの深いトークは必見ですよ。

「気持ちよかった」ビートたけしが振り返る、ラジオの世界

番組では、歴代パーソナリティがVTR出演。なんとあのビートたけしさんもインタビューに応じ、当時の想いなどを振り返っています。

1990年には、自ら『ビートたけしのオールナイトニッポン』を降板する決意をしたたけしさん。1981年から絶大な人気を誇った番組をなぜやめることにしたのか…真相を語ります。

また、オールナイトニッポンをキッカケに、ビートたけしさんへの弟子入りを決意した水道橋博士も登場。番組の内容をこと細かく記録した、当時の膨大なメモにも注目です。

番組ではこのほかにも、『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』で生まれた下ネタトークの由来や、『松任谷由実のオールナイトニッポン』で行われていた名物コーナーなどを詳しく紹介。各時代でどのようにしてリスナーの心をつかんできたのか、しみじみと感じ取ることができます。

よみがえる、伝説の音源の数々

ニッポン放送の社屋には、いままでに放送した番組の多くがアーカイブされています。BSの特別番組では、そこから特に伝説的な音源を再生します。

数々の貴重な音源を初めて聴いた久保さんは「感動した。」と、息をのむように感想を述べていました。

ラジオが聴きたくなるTV番組

戦後から、日本のエンターテイメントを支えて続けてきた『オールナイトニッポン』が、どのような役割を果たしていたのか…『熱響の時 オールナイトニッポン50年の系譜』は、それを深く読み解いた特別番組です。

ラジオならではの面白さもたっぷり詰まっています。番組を見ると、ラジオを聴きたくなること間違いなしです!

『熱響の時 オールナイトニッポン50年の系譜』
2017年11月12日(日)21:00~22:55 放送予定

【取り扱い番組】
『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』(放送期間:1974年~1985年)
『中島みゆきのオールナイトニッポン』(放送期間:1979年~1987年)
『ビートたけしのオールナイトニッポン』(放送期間:1981年~1990年)
『松任谷由実のオールナイトニッポン』(放送期間:1988年~1999年)
『ナインティナイン(岡村隆史)のオールナイトニッポン』(放送期間:1994年~現在放送中)


[文・構成/grape編集部]

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