「普通」って何?人と違う顔で生まれた男の子の挑戦に、心が震えて涙があふれる 提供:株式会社キノフィルムズ By - grape編集部 公開:2018-05-25 更新:2018-05-25 いじめ学校宇宙飛行士 Share Post LINE はてな 「そんなの普通じゃないよ」 「普通はそうするよね」 「普通の人なら…」 私たちが日常のなかで何気なく使っている『普通』という言葉。でも、『普通』って一体何なのでしょうか。 これからご紹介するのは、「普通の子に見えない」ある10歳の男の子。彼は、私たちが見失いがちな大切なことを、思い出させてくれます。 僕は10歳、普通の子じゃない スター・ウォーズが大好きな10歳の男の子、オギー・プルマンは、イラストレーターを目指す優しいママ・イザベラと、面白くてちょっと頼りないパパ・ネート、高校に入学する姉・ヴィア、親友で犬のデイジーと共にニューヨークで暮らしています。 彼がいつだって頭にお気に入りのヘルメットをかぶっているのは、宇宙飛行士に憧れているから…だけではありません。 遺伝子疾患により、人とは違う顔で生まれ、27回もの手術を受けてきたオギーは、ヘルメットで顔を隠していたのです。しかし、ずっと自宅学習を続けてきた彼は、小学5年生になる初日、生まれて初めて学校へ通うことに。 家族に見送られて、カチコチに緊張したまま教室へ向かうと、オギーの姿を見た生徒たちは、怪訝な表情を浮かべ、遠巻きにジロジロと彼を見つめ近づこうとしません。ランチタイムでもオギーは孤立してしまいます。 いじめや裏切り、外の世界でさまざまな困難と遭遇し、くじけそうになりながらも家族に支えられて立ち向かうオギー。 でも次第に、頭の回転が速く、ユーモアに溢れたオギーの魅力に気付いた生徒が、1人、2人と彼の周りに集まり始めます。そしてさまざまな事件を乗り越えて迎えた修了式、一生忘れられない『最大の出来事』が、彼を待ち受けていたのです――。 オギーによって変わり始めた世界 全世界で800万部を突破した小説『ワンダー』を、実写版『美女と野獣』の製作スタッフによって映画化された本作、『ワンダー 君は太陽』。 もう最初から最後まで泣いてた…。 久々に胸を張って周りに紹介できると思った作品。 みんなが優しくて、心が温かくなる映画。もう一度観たい。 一足先に鑑賞した人からは、大絶賛のコメントの嵐!深刻なテーマにも関わらず、終始明るく、ユーモアに溢れ、笑って泣いてしまうなんとも不思議な作品なのです。 天才子役と絶賛されるジェイコブ・トレンブレイが演じるオギーや、ジュリア・ロバーツが演じる、強く優しいママ・イザベルといった家族をはじめ、オギーに惹かれていく生徒たちなど、登場人物がそれぞれ個性豊かで魅力的。 ストーリーが展開されていく中、丁寧に描かれたその登場人物たち一人ひとりの心情に、思わず共感し、感情移入してしまいます。 試写会の前は、よくある『感動もの映画』だろうと想像していましたが、その予想は見事に覆されてしまいました。 ところどころのユニークな演出に笑ってしまったり、友達との仲たがいに悔しくなったり、そして家族の大きな愛に心を揺さぶられたり…。さまざまな感情が生まれ、終始あたたかい涙が止まりませんでした。 試写が終わるころには、当初抱いていた「かわいそう」という感情を忘れ、すっかりオギーのとりこになっていました。 友達、家族ってなんだろう。そして、『普通』ってなんだろう…。心の奥深くに優しく訴えかけてくる作品です。 みんなと違うことを受け入れるのは勇気がいることだけど、自分を信じてありのままを見せれば、周りはきっと心を開いてくれる…。 あなたも、オギーが起こす『奇跡』を、見届けませんか。その時きっと、作品タイトルの意味が分かるはずです。 『ワンダー 君は太陽』 2018年6月15日全国ロードショー 監督:スティーヴン・チョボスキー 出演:ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン、ジェイコブ・トレンブレイ他 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
「そんなの普通じゃないよ」
「普通はそうするよね」
「普通の人なら…」
私たちが日常のなかで何気なく使っている『普通』という言葉。でも、『普通』って一体何なのでしょうか。
これからご紹介するのは、「普通の子に見えない」ある10歳の男の子。彼は、私たちが見失いがちな大切なことを、思い出させてくれます。
僕は10歳、普通の子じゃない
スター・ウォーズが大好きな10歳の男の子、オギー・プルマンは、イラストレーターを目指す優しいママ・イザベラと、面白くてちょっと頼りないパパ・ネート、高校に入学する姉・ヴィア、親友で犬のデイジーと共にニューヨークで暮らしています。
彼がいつだって頭にお気に入りのヘルメットをかぶっているのは、宇宙飛行士に憧れているから…だけではありません。
遺伝子疾患により、人とは違う顔で生まれ、27回もの手術を受けてきたオギーは、ヘルメットで顔を隠していたのです。しかし、ずっと自宅学習を続けてきた彼は、小学5年生になる初日、生まれて初めて学校へ通うことに。
家族に見送られて、カチコチに緊張したまま教室へ向かうと、オギーの姿を見た生徒たちは、怪訝な表情を浮かべ、遠巻きにジロジロと彼を見つめ近づこうとしません。ランチタイムでもオギーは孤立してしまいます。
いじめや裏切り、外の世界でさまざまな困難と遭遇し、くじけそうになりながらも家族に支えられて立ち向かうオギー。
でも次第に、頭の回転が速く、ユーモアに溢れたオギーの魅力に気付いた生徒が、1人、2人と彼の周りに集まり始めます。そしてさまざまな事件を乗り越えて迎えた修了式、一生忘れられない『最大の出来事』が、彼を待ち受けていたのです――。
オギーによって変わり始めた世界
全世界で800万部を突破した小説『ワンダー』を、実写版『美女と野獣』の製作スタッフによって映画化された本作、『ワンダー 君は太陽』。
一足先に鑑賞した人からは、大絶賛のコメントの嵐!深刻なテーマにも関わらず、終始明るく、ユーモアに溢れ、笑って泣いてしまうなんとも不思議な作品なのです。
天才子役と絶賛されるジェイコブ・トレンブレイが演じるオギーや、ジュリア・ロバーツが演じる、強く優しいママ・イザベルといった家族をはじめ、オギーに惹かれていく生徒たちなど、登場人物がそれぞれ個性豊かで魅力的。
ストーリーが展開されていく中、丁寧に描かれたその登場人物たち一人ひとりの心情に、思わず共感し、感情移入してしまいます。
試写会の前は、よくある『感動もの映画』だろうと想像していましたが、その予想は見事に覆されてしまいました。
ところどころのユニークな演出に笑ってしまったり、友達との仲たがいに悔しくなったり、そして家族の大きな愛に心を揺さぶられたり…。さまざまな感情が生まれ、終始あたたかい涙が止まりませんでした。
試写が終わるころには、当初抱いていた「かわいそう」という感情を忘れ、すっかりオギーのとりこになっていました。
友達、家族ってなんだろう。そして、『普通』ってなんだろう…。心の奥深くに優しく訴えかけてくる作品です。
みんなと違うことを受け入れるのは勇気がいることだけど、自分を信じてありのままを見せれば、周りはきっと心を開いてくれる…。
あなたも、オギーが起こす『奇跡』を、見届けませんか。その時きっと、作品タイトルの意味が分かるはずです。
『ワンダー 君は太陽』
[文・構成/grape編集部]