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商売の楽しさを知った6歳の少年 自らが経営するかき氷屋が地元で大人気に

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:FiveOverFive

6歳のエメットくんは両親がヤードセール(庭で中古品を売ること)をしているのを見て、「僕も自転車を買うためにお金が欲しい」といい出します。

(これはエメットに仕事やお金、責任感について教えるいい機会だ)

そう思った彼の父親はエメットくんに「じゃあ自分でお金を作ってみなさい」とアドバイス。すると彼は古いおもちゃやぬいぐるみなどをかき集めてそれを売りに出し、さらに「ホットドッグとレモネードも売りたい」といい出したのです。

息子のやる気を認めた父親は準備を手伝い、その日エメットくんは自転車を買うのに十分な70ドルを稼ぎました。

商売の楽しさに目覚めた6歳の少年

翌日、買い物に出かけたエメットくんと両親は、たまたま売っていた『かき氷機』を目にします。するとエメットくんがこういったのです。

「自転車の代わりにこのかき氷機を買ってもいい?そしたらこれでかき氷屋さんをして、もっとお金が稼げるよね」

両親は話し合った末、彼が夏の間、毎週土曜日に1時間、必ず外でかき氷を売ると約束するなら、足りないお金を出してあげることを提案。エメットくんはその提案に賛成して、『エメットのかき氷屋さん』がオープンしたのです。

出典:FiveOverFive

この日以来、エメットくんは毎週休まずかき氷を販売。すると彼のかき氷屋の評判は近所の人たちに広まり、毎回少しずつ売り上げが増えていきます。

3種類のシロップからスタートしたフレーバーは、数週間後には13種類にまで増えました。

地元の消防団が立ち寄ることもあります。太陽が照り付ける暑い日にエメットくんのかき氷は大人気!

出典:FiveOverFive

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さらに彼の勢いは止まりません。今度は地元のイベントに招待され、出店を果たしたのです。この時にはなんとシロップは21種類もそろっています。

出典:FiveOverFive

今回のエメットくんのお店について、父親は事前に営業の許可が必要かどうかなどきちんと調べたということです。また売り上げから税金分を差し引くといったこともしているのだとか。

開業資金としてかき氷機の代金の半分と氷、最初のシロップ代だけは払ってあげたということですが、そこからはエメットくんが売り上げ金で新たなシロップを買い足していったそうです。こうして彼は、体験を通じて経営について学んでいるのです。

エメットくんは稼いだお金で自転車を買い、残りは将来大学へ通う時のために貯金するのだそう。また税金として支払ったお金も、両親は彼のために貯金するということです。

今回のエメットくんの挑戦について父親はこう語っています。

6歳の子にとって毎週このようなことを行うのは簡単ではありません。でも彼は実行しています。

とても暑い日に彼は時々グチをこぼしていましたが、それでも最後までやり遂げました。

私はこの子を本当に誇りに思います。

FiveOverFive ーより引用(和訳)

6歳にして商売の楽しさと厳しさを身をもって体験しているエメットくん。きっと彼は将来立派な実業家になることでしょう!


[文・構成/grape編集部]

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