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コブクロが20周年! デビュー曲、ライブなど魅力を改めて振り返る

By - grape編集部  公開:  更新:

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コブクロ

心に響く2人の美しいハーモニーが魅力の男性ユニット『コブクロ』。

2018年に結成20周年を迎えながらも、色あせない歌詞と音楽性で、幅広い世代から愛されています。

ストリートライブを経て、日本音楽シーンのトップに上り詰めた彼らの、知られざる結成秘話や数々の名曲や、現在の活動など、コブクロの魅力に迫ります。

コブクロってどんなバンド?

まずは、コブクロのプロフィールをチェックしていきましょう!

メンバー:小渕 健太郎、黒田 俊介

結成年:1998年

デビュー年:2001年

所属:ミノスケオフィスコブクロ

コブクロの結成まで

コブクロは、小渕健太郎さんと黒田俊介さんからなる男性ユニット。

2人の出会いは、1998年5月でした。

当時、小渕健太郎さんは、某会社のセールスマンをしており、関西全営業マンの中でもトップの成績を取っていたそう。

会社員生活の中でも、何か息抜きはないかと週1回、土曜の夜だけ、地元・堺の商店街で路上ライブをしていました。

一方、黒田俊介さんも、その約2~3年前から堺の商店街で、路上ライブをやっていたそうです。

そんな状況の中で、お互いのことを知るようになります。

「自分、歌、うまいなぁ」「自分もめっちゃ、うまいなぁ」と、ぎこちない会話を交わしながらお互い、相手を探り合うように、音楽やギターの話ばかりするようになったといいます。

小渕健太郎さんは音楽に専念すると決め、20代で勤めていた会社に辞表を提出。トップクラスの成績を上げていた小渕健太郎さんは、上司に「辞めないように」と、説得されてしまいます。

しかし、社内中から慰留されるも、ある上司が占いの本を見て「おまえの運勢、人生最大の転機って出てるぞ」と後押ししてくれたのだそうです。

そして2人は、1998年9月にコブクロを結成。

インディーズ時代から幅広い世代の支持を集め、2001年3月、ワーナーミュージック・ジャパンより、『YELL~エール/Bell』でメジャーデビューを果たします。

コブクロの大ヒット曲は?

2005年5月には、ドラマ『瑠璃の島』(日本テレビ系)の主題歌として発売された『ここにしか咲かない花』、同年11月に発売した『桜』が共に大ヒットを記録。その年のNHK紅白歌合戦にも初出場を果たします。

2006年9月には、初のベスト・アルバム『ALL SINGLES BEST』をリリースし、オリコン4週連続1位を獲得。売り上げは350万枚を突破しました。

2007年3月には、ドラマ『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』(フジテレビ系)の主題歌『蕾』をリリース。この曲で、第49回日本レコード大賞を受賞します。

2010年には、初のスタジアムライブ『KOBUKURO STADIUM LIVE 2010』を開催し、延べ22万人を動員しました。

2011年8月末に休養を発表するも、2012年7月に復活宣言。

同年9月には、『ALL SINGLES BEST 2』をリリースし、売り上げ枚数100万枚を突破します。

ALL SINGLES BEST 2

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2014年には、NHKソチオリンピック・パラリンピック放送テーマソングを担当。『今、咲き誇る花たちよ』をシングルリカットリリース。

人気デュオ、コブクロが15日、東京・芝公園の東京タワー1階特設ステージで、ヒット曲「未来」の特別盤「未来 Spring Package」の発売記念イベントを行った。会見する黒田俊介(左)と小渕健太郎。

特別盤『未来 Spring Package』発売イベント

2015年12月、映画『orange-オレンジ-』の主題歌『未来』をリリースし、ロングヒットを記録します。

その後も多くのヒット曲を生み出し、2018年9月8日には結成20周年を迎えました。

コブクロの楽曲の魅力とは?

たくさんの人の心に残る名曲を数多く生み出しているコブクロ。ここでは、その楽曲の魅力をご紹介します。

コブクロ『桜』

まずは、2005年11月2日にリリースされた、コブクロ12枚目のシングル。コブクロ結成のキッカケとなった名曲『桜』です。

第47回日本レコード大賞・金賞を受賞しているこの曲は、実は、コブクロ結成のきっかけとなったもの。

2人がまだ知り合ったばかりの1998年当時、ストリートライブでは、『Mr.Children』や『UNICORN』などのコピーばかりがあふれていたそうです。

そんな中、あるストリートミュージシャンの歌を聞き、2人の間で次のような会話がされたそうです。

黒田俊介さん「こんな感じの歌、カッコええよな」

小渕健太郎さん「こんな感じやったら、すぐ作れる」

小渕健太郎さんが黒田俊介さんに、オリジナルの曲を提供することになり、1週間後にできあがった曲が『桜』でした。

当時、黒田俊介さんのギター演奏が未熟だったこともあり、小渕健太郎さんがギターを弾きコーラスをつけるサポートをしました。

このスタイルに相性のよさを感じた黒田俊介さんが、小渕健太郎さんに、「一緒に組もう」と誘ったことで、コブクロが誕生したのです。

コブクロ『流星』

続いて、2010年11月17日にリリースされた、コブクロ19枚目のシングル『流星』です。

大切な恋人との関係を星に見立て、「すれ違いながらも、何があっても離れない星座のようにいよう」という願いがこもったラブソングです。

歌詞の内容が、織姫と彦星のような関係を連想させることから、七夕の夜に聴きたい曲としても人気です。

コブクロの美しいハーモニーと歌詞をぜひ、堪能してみてください。

コブクロ『未来』

そして最後にご紹介するのが、2015年12月16日にリリースされた、コブクロ27枚目のシングル『未来』です。

高野苺さんによる漫画を原作とした、女優・土屋太鳳さん主演の映画『orange』の主題歌。

映画の内容は、未来の自分から届いた手紙を元に、未来を変えるため奮闘する主人公の姿を描くSF青春ラブストーリーです。

原作を読んだコブクロの2人は公式サイトで、この曲に込めた想いを次のようにコメントしています。

原作「orange」を読んで、この「未来」という楽曲ができました。

「未来」という言葉は、前向きも捉えられますが、

「未来は、どうなるかわからない。」という刹那な不安とも隣り合わせである事を、 この物語を通して感じました。

木々の生命は、大きな幹から枝によって幾つにも分かれていきます。

僕らの 生きる人生、それを決める「今」も、枝のように分かれ、

どちらを選ぶかで、その未来が変わります。

先が見え無いほどか細い、そんな枝にも命が流れています。

時に、力強く太い枝の方を選んで生きてしまいがちな日々を、

か細い方にかけてみる瞬間。

恋する人の心にも、夢を追う人の心にも、いつかそんな日が訪れて、

その先には、見た事の無いような未来が待っているかもしれない。

もし、今がどんなに辛くても、いつか辿り着く未来から今を振り返って、

笑える日が来て欲しい。そんなイメージでこの歌詞とメロディーを描きました。

たとえ、思いは叶わずとも、愛する人のそばにいたい。

届けられなくとも、今、そばにいたい。

そう願う、か細い気持ちにも、きっと強い「命」が宿っています。

片恋の美しさは、永遠です。

映画を通して流れるこの楽曲で、

忘れていた何かを思い出してくれたらいいなと思います。

コブクロ ーより引用

コブクロの現在、これから

2018年末にリリースされたコブクロのベストアルバム『ALL TIME BEST 1998‐2018』が、大ヒット。

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2019年3月20日からは、このベストアルバムを引っ提げた全国ツアーも開催されます。

今後も、第一線で走り続けて欲しいですね!


[文・構成/grape編集部]

出典
kobukuro_kuroda_officialコブクロ - 桜コブクロ - 流星コブクロ「未来」 コミックス「orange」ver.2コブクロ

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