中江有里は幼い頃、両親が離婚 法政大学を出る前に作家になった!? 新刊『トランスファー』も話題
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俳優、脚本家、そして小説家としてマルチに活躍している中江有里(なかえゆり)さん。端正な容貌とすぐれた文筆の才能で、男女問わず多くの人から支持されています。
そんな中江有里さんの出演作や執筆作品、そしてインスタグラムといったさまざまな情報をご紹介します!
中江有里は若い頃に両親が離婚 出演作も多数
中江有里さんは、小学校の時に両親の離婚を経験しています。離婚というつらい経験を乗り越え、1989年に雑誌が開催する美少女コンテストで優勝、芸能界デビューを果たしました。
翌年にはドラマ『なかよし』(TBS系)で、ドラマに初出演します。ドラマ『アトランタホテル物語』(テレビ東京系)や『ダンナ様は18歳』(TBS系)に出演した後、『綺麗になりたい』で初主演を果たしました。
1991年にはシングル『花をください』で、歌手デビューも果たしています。同年には『リトルシンドバッド・小さな冒険者たち』で映画に初出演。演技力にも歌唱力にもすぐれたアイドルとなります。
映画では『奇跡の山』で『第16回日本アカデミー賞』新人賞に輝きました。
実力を身に付けた中江有里さんは、朝の連続テレビ小説『走らんか!』で、主人公・前田汐のヒロイン役今宮美樹を務めています。
大河ドラマにも出演し、2005年の『義経』では建春門院滋子役にキャスティングされました。
お菓子『ポッキー』のCMにも登場し、牧瀬里穂さんや清水美砂さん、今村雅美さんと共に『ポッキー4姉妹』を演じました。
中江有里、アイドルから脚本家に!
中江有里さんの転機は2002年でした。出演予定の映画がキャンセルになり、空いた2か月間のスケジュールで脚本『納豆ウドン』を執筆します。
『第23回NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞』に応募した『納豆ウドン』は、最高賞に輝きました。中江有里さんは同作で脚本家として一歩を踏み出しています。
2006年には小説『結婚写真』を出版。『ティンホイッスル』も続いて上梓しています。
エッセイ集も『ホンのひととき 終わらない読書』や『わたしの本棚』を発表しました。
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中江有里さんは2009年に法政大学通信教育学部文学部日本文学科に入学を決めています。仕事と学業を並行させながら、2013年に卒業しました。
卒業論文のテーマで取り上げたのは、作家北條民雄さんです。病気と闘いながら執筆をつづけた北條民雄さんは、小説『いのちの初夜』を発表しました。
中江有里さんは、読書家としても有名です。年間300冊の本を読むことから『日経ウーマンオンラインブログ』で『本が教えてくれること』というブログを執筆していました。
書評の活動でも知られており、情報番組『週刊ブックレビュー』(BSプレミアム)の司会を2004年から2012年まで務めています。
2018年には、月刊文芸誌『すばる』に、書評を掲載しました。
2019年1月には小説『残りものには、過去がある』を出版。美しい妻と似つかわしくない夫の結婚披露宴から始まる物語です。
中江有里のインスタに「かわいい!」「美しい」
中江有里さんは、2017年から写真投稿SNS『インスタグラム』のアカウントを開設しました。投稿される美しい写真で訪れる人々を楽しませています。
錦鯉といっしょ
栃木の夏祭り
造本装幀コンクールにて
中江有里さんの姿に「かわいい」「美しい」といった声が多数寄せられました。
中江有里の現在・これから
中江有里さんは、2019年3月、『小千谷市立図書館会館40周年記念講演会』において講演を行っています。
6月12日、情報番組『ひるまえほっと』(NHK)に出演しました。同番組で月に1回、ブックレビューを行っています。
6月18日には、新刊『トランスファー』を刊行しました。同作は派遣社員の女性に起こった『入れ替わり』という不思議な現象をめぐる小説です。
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情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で、中江有里さんは火曜日のコメンテーターに選ばれました。視聴者に鋭い意見を提供しています。
中江有里さんは、たゆまぬ努力で俳優としてでなく脚本家、そして小説家として高い評価を得ることとなりました。
これからは妹の生んだ甥をかわいがり、本に囲まれ俳優業も続けながら、素晴らしい活躍を見せてくれることでしょう。中江有里さんのこれからに期待が集まっています。
中江有里 プロフィール
生年月日:1973年12月26日
出身地:大阪府
血液型:A型
身長:154㎝
所属事務所:オフィスクレヨン
1989年に雑誌が開催した美少女コンテストに合格して芸能界デビュー。俳優としてはドラマ『綺麗になりたい』で初出演を飾り、映画『奇跡の山』で『第16回日本アカデミー賞』新人賞を獲得した。2002年、『第23回NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞』に応募した『納豆ウドン』で最高賞を獲得する。以降は著述家としても活動を始め、小説『結婚写真』やエッセイ『ホンのひととき 終わらない読書』を発表した。2019年には小説『残りものには、過去がある』と『トランスファー』を立て続けに上梓している。
[文・構成/grape編集部]