板尾創路はドラマ・映画などマルチに活躍! ほんこんとの関係とは
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板尾創路(いたおいつじ)さんはお笑いタレントでありながら数々のドラマ・映画に出演する人物。現在までの出演作品は数知れず、脇役から主演までこなしています。
ここでは、板尾創路さんが出演・監督を務めた作品についてや、相方のほんこんさんとの関係についてご紹介します。
板尾創路は数々のドラマ・映画に出演
板尾創路さんはお笑いタレントとして芸能界入りした人物ですが、近年では演技力の高さが好評で数々のドラマや映画に出演しています。1996年には東山紀之さん主演のドラマ『Dear ウーマン』(TBS系)に出演。
1999年には大人気ドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)にも登場するなど、お笑いタレントとしての活動も進行しながら俳優としての道も歩んでいきます。2009年には『救命病棟24時』(フジテレビ系)の第4シリーズに出演。2010年にはドラマ『木下部長とボク』(読売テレビ系)で主演の木下幸之助役を務めています。
また、朝ドラとして視聴者から愛され続けている連続テレビ小説にも3作品に登場。2006年に連続テレビ小説『芋たこなんきん』(NHK)、2011年に連続テレビ小説『カーネーション』(NHK)、2015年に連続テレビ小説『まれ』(NHK)に出演し、俳優・板尾創路の名前は世に広まりました。
出演映画には2003年に上映の『ナイン・ソウルズ』、2006年に上映された『DEATH NOTE デスノート the Last name』、2018年公開の『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』などがあります。
板尾創路はドラマ『デカ黒川鈴木』で主演を務めた
脇役としての出演が多かった板尾創路さんですが、徐々に主演にも抜擢されるようになります。2012年にはドラマ『デカ黒川鈴木』(日本テレビ系)で刑事ドラマの初主演を果たしました。板尾創路さん演じる主人公・黒川鈴木は頭脳明晰で推理力にも長けているクールな敏腕刑事。
このドラマは田舎の町で発生した殺人事件を、黒川鈴木が持つ頭脳と本格的な推理で解決するミステリーです。プロデューサーは板尾創路さんの独特な存在感やカリスマ性を高く評価し、板尾創路さんを主演に抜擢した理由を説明していました。
共演者には田中圭さんや田辺誠一さんなど俳優として知名度の高い面々がそろい、キャスティングとストーリー性で話題になったドラマです。
板尾創路は映画『板尾創路の脱獄王』で主演&監督
板尾創路さんは役者としてだけではなく2009年には自らメガホンを取り、映画『板尾創路の脱獄王』で監督・脚本・主演を務めた実績があります。この映画は、何度捕まっても驚異の身体能力と奇想天外な手腕で刑務所や拘置所から脱獄する主人公・鈴木雅之の物語。
人々は彼を英雄視して『脱獄王』と呼ぶようになりますが、なぜ何度も脱獄して捕まるのかという鈴木雅之の真の目的が気になる作品です。映画を作るきっかけは、板尾創路さんに長編作品を作る話が来たことだそう。
しかし、まったくゼロの状態だったため、どのような映画を作るかを考えるところからのスタートでした。刑事もの・アクションものなど、さまざまなアイディアの中からたどり着いたのが脱獄もので、決まってからは物語の本筋はすぐに仕上がったそうです。
1963年に公開のアメリカ映画『大脱走』や1973年のアメリカ映画『パピヨン』からイメージをもらい、板尾創路さんがゼロから作り上げたこの映画は2010年1月16日に無事公開されました。
板尾創路と相方のほんこんとの関係性は良好?
板尾創路さんはお笑い芸人のほんこんさんと共に1986年に『130R(ひゃくさんじゅうあーる)』というコンビを結成しています。『130R』は『第10回ABCお笑い新人グランプリ』の諸芸部門で優秀新人賞を受賞した経歴もあるお笑いコンビ。しかし、現在はコンビとして活動している姿はあまり見られず、それぞれ個々で活躍しています。
2018年に公開された映画『ザ・プレデター』のイベントにほんこんさんが出演した際、記者からお笑い界の強敵は誰なのかという質問をされます。ほんこんさんは、同期の東野幸治さんと今田耕司さんの名前を挙げていました。
相方の板尾創路さんは強敵に入らないのかという追加の質問については、下記のようにコメントしています。
しかし、板尾創路さんが当時起こした不倫疑惑についてはイジりつつも、ほんこんさん自ら頭を下げるなど相方想いの一面を見せています。板尾創路さんとほんこんさんはコンビとしての活動は少ないですが、どこか精神的な部分でつながっている様子が伺えます。
板尾創路が人気番組『ガキ使』の常連ゲストに
ドラマや映画に出演することが多い板尾創路さん。人気バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の大みそか年越しスペシャルでは、毎年登場するほど常連ゲストになっています。
板尾創路さんは2017年から2018年にかけて放送された『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』(日本テレビ系)で、博士・元精神科医の経歴を持つ超凶悪犯として登場。この放送回は第1部の視聴率が17.3%、第2部の視聴率が16.3%を記録するなど、同じ時間帯に放送された番組の中で首位を獲得。
『笑ってはいけない』シリーズは、お笑いタレントとしてのTV出演が少なくなった板尾創路さんを見ることができる貴重な番組で、視聴者も毎年楽しみにしています。
・板尾が出るたびに何年か前の笑ってはいけないを思い出して笑っている。
・笑ってはいけないシリーズは板尾のパートと5人で部屋でダラダラしゃべってる時間が好き。
板尾創路の現在・これから
板尾創路さんは2019年1月から放送が開始されたNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)に出演中です。また、7月からスタートしたドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)にもベテラン法医学者の藤堂雅史役で登場しています。
8月には山田孝之さんが主演を務めたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(Netflix)が全世界独占配信でスタート。さらに9月には映画『おいしい家族』の公開も控えています。
映画『おいしい家族』予告編
俳優としての活動が途切れない、板尾創路さんのこれからの活躍も期待したいですね。
板尾創路 プロフィール
生年月日:1963年7月18日
出身地:大阪府大阪市
血液型:A型
身長:177cm
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
1986年ほんこんとともにお笑いコンビ『130R』を結成。1989年には『第10回ABCお笑い新人グランプリ』の諸芸部門で優秀新人賞を受賞する。1996年のドラマ『Dear ウーマン』に出演したことを皮切りに数多くのドラマ・映画に抜擢。脇役から主演までこなす役者へと進化し、2010年公開の映画『板尾創路の脱獄王』では監督・脚本・主演を務めた。2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』への出演や、ドラマ『監察医 朝顔』の放送がスタートするなど俳優として順調に活動中。
[文・構成/grape編集部]