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甲本雅裕の代表作は? 兄は甲本ヒロト

By - grape編集部  公開:  更新:

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甲本雅裕

甲本雅裕(こうもとまさひろ)さんは、さまざまな映画やドラマで活躍する俳優です。演じられる役柄も幅広く、悪人から善人までどんな役でもこなしてしまう、名バイプレイヤーとしても知られています。

ここでは、甲本雅裕さんのこれまでの俳優としての活躍や、兄弟のことなど、さまざまな情報をご紹介します!

甲本雅裕は数々の映画や舞台・ドラマで活躍!

甲本雅裕さんは、24歳の時に1989年に三谷幸喜さん主催の伝説的劇団『東京サンシャインボーイズ』に入団。在籍中には舞台『12人の優しい日本人』『ラヂオの時間』『彦馬がゆく』『ショーマストゴーオン』『罠』など三谷幸喜さん作・演出のほぼすべての作品に出演しました。

1995年の劇団解散後は、活躍の場をTV、映画と広げていきました。『踊る大捜査線』(フジテレビ系)はTVシリーズからレギュラー出演し、2010年の映画『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』まで作品のほぼすべてに出演しています。

『踊る大捜査線』の本広克行監督の作品には、ほかにも多数出演。映画『SPACE TRAVELARS』『サトラレ』『曲がれ!スプーン』など、甲本雅裕さんは本広監督の作品に欠かせない俳優の1人です。

また、甲本雅裕さんは、映画『ミラクルバナナ』『うん、何?』『RAILWAYS』『わさお』などを担当した錦織良成監督の作品にも多数出演しています。

さまざまな役柄をこなすことのできる、確かな演技力が評価されているのでしょう。

2010年の映画『花のあと』では、主人公・北川景子さんを見守る許嫁役を演じ、内に秘めた深い愛情を見事に表現し、原作者の故・藤沢周平さんの遺族から大絶賛されています。

ドラマの出演も多数で、2001年『夫婦漫才』(TBS系)、2006年『かあちゃんが来た』(NHK系)では、主演を務めています。

そのほかにもさまざまな作品に出演し、ドラマや映画に欠かせない名バイプレイヤーとして活躍しています。

甲本雅裕は『遺留捜査』シリーズすべてに出演!上川隆也との掛け合いが話題に

甲本雅裕さんは、ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系)シリーズすべてに出演しています。

そして、主演の上川隆也さん演じる主人公・糸村聡と、甲本さん演じる科捜研研究員・村木繁の息ぴったりな掛け合いが人気となりました。

2018年7月に行われた『水上ハイボールフェスpresented by JIM BEAM』のレセプションパーティーに甲本雅裕さんと、共演の宮崎香蓮さんがスペシャルゲストで出席した際には、甲本雅裕さんは上川隆也さんのことを、笑顔で語っていました。

僕はしょうもないことばかりいっちゃうんですけど、上川くんはどんな話でも絶対にツッコんでくれるんです!とてもいい人ですよ!

また、宮崎香蓮さんは、こう語っています。

おふたりの様子が漫才のようで、その掛け合いをムービーに撮っちゃいました。元気じゃない時に見ています。

このやり取りから、チームワークのよさがうかがえます。

ネット上では、このような声が上がっていました。

・熟年夫婦。確かに見事な夫婦漫才。

・上川さん、久々のレーザーツッコミ炸裂!

・糸村さんと村木さんのやりとり好き。

・息ぴったりな2人の掛け合い、最高でした。

甲本雅裕はドラマ『シグナル』でも注目!

甲本雅裕さんは、2018年放送のドラマ『シグナル』で、北村一輝さん演じる『過去の刑事』大山と、坂口健太郎さん演じる『現代の刑事』健人の両方の上司、警視庁捜査一課係長の岩田一夫役を演じています。

『過去』と『現代』2人の間で葛藤する難しい役を見事に演じきった甲本さんは、インタビューでこのように答えています。

Q.中本と部下の間にいる岩田の立場は難しそうです。

甲本さん:そう……でも、思うんです。岩田を演じるときに必要なのは“現実を見る”ことかなと。僕は役で岩田の苦しい立ち位置を演じていますが、これが現実社会だったらどうだろう?苦しいからと放り出したら、もっともっと大きな崩壊につながってしまうかもしれない。中間の人間がいるから保っていられる社会もあるんじゃないか、それが現実ではないか、と。そこを考えると、僕自身がまず役者として誠実に突っ込んでいかなければ、と思うんです。役者の僕が逃げずに自分の内面に深く入り込むことで、ドラマに現れる岩田の見え方も変わってくる。ちょっとした表情も甘くならないよう、張り詰めていますね。

関西テレビ ーより引用

真摯に演技と向き合う姿勢が、本当に素晴らしいですね。

さまざまな役柄を演じそのたびに絶賛されている甲本雅裕さんは、同年2018には人気ドラマ『下町ロケット』にも出演していました。こちらでは、悪巧みをする悪役として登場しています。

善人から悪人まで幅広く演じる高い演技力と、存在感を持つ甲本雅裕さんは、まさに日本を代表する名バイプレイヤーといえます。

甲本雅裕の兄は甲本ヒロト

あまり知られてはいませんが、甲本雅裕さんのお兄さんは伝説的バンド『THE BLUE HEARTS』、現在は『ザ・クロマニヨンズ』のボーカルを務める、甲本ヒロトさんです。

甲本雅裕さんとヒロトさん兄弟は、ポッカ『キレートレモン』のCMと、映画『リンダ リンダ リンダ』などで、弟の雅裕さんが俳優として、兄のヒロトさんが楽曲を提供するという形で間接的ではありますが、何度か共演しています。

お互いがまったく違う道で活躍しているからこそ、比較されることなくあまり知られていない2人の関係。それぞれの道で輝く甲本さん兄弟は、とても素敵ですよね。

甲本雅裕の現在・これから

甲本雅裕さんは、数多くの映画やドラマに引っ張りだこの売れっ子名バイプレイヤー。今後もさまざまな作品に出演が決まっています。

2019年11月29日には、出演した映画『高津川』が公開されます。作品の監督は、錦織良成さんで、映画『ミラクルバナナ』『うん、何?』『RAILWAYS』『わさお』などに続いての出演です。

また、2019年7月放送のドラマ『愛しのナニワ飯』では、元AKB48の板野友美さんと共演しています。甲本雅裕さんは、板野友美さん演じる主役の東京のテレビ局で働くADに、『ナニワ飯』のおいしさを伝える現地のロケコーディネーター役を演じています。

さらに、2019年11月公開の映画『高津川』にも出演します。

映画『高津川』予告

どんな役柄でもこなすことのできる、確かな演技力をもつ甲本雅裕さん。今後もどのような輝きをみせてくれるのか、楽しみですね!

甲本雅裕 プロフィール

生年月日:1965年6月26日
出身地:岡山県
所属事務所:アルファエージェンシー

1989年に脚本家・映画監督の三谷幸喜さん主催の東京サンシャインボーイズに入団。『12人の優しい日本人』『ラヂオの時間』などに出演。1995年の劇団解散後は、活動の場をTVや映画などに移す。『踊る大捜査線』シリーズでは、ほぼすべての作品に出演している。映画『サトラレ』『曲がれ!スプーン』『RAIL WAYS 』『花のあと』など人気作品に多数出演している。ドラマにも数多く出演しており、『夫婦漫才 』では主役を務めている。ほかにも『下町ロケット』『遺留捜査』などがある。幅広い役柄をこなす名バイプレイヤーとして活躍中。


[文・構成/grape編集部]

出典
関西テレビloves_naniwa_meshi映画『高津川』予告

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