濱田めぐみは『メリー・ポピンズ』など舞台に多数出演! 『FNS歌謡祭』で歌声を披露し、絶賛の声
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濱田めぐみ(はまだめぐみ)さんは、2010年まで『劇団四季』の看板俳優として活躍していたミュージカル俳優。
退団後も、日本のミュージカル界を代表する俳優として、多くのファンを歌声と演技で魅了しています。
ここでは、そんな濱田めぐみさんが過去に出演した舞台やテレビ番組、パーソナリティを務めるラジオ番組についてなど、さまざまな情報をご紹介します。
濱田めぐみが『レ・ミゼラブル』にファンテーヌ役として出演
濱田めぐみさんといえば、2010年まで在籍していた『劇団四季』で唯一、『美女と野獣』、『ライオンキング』、『アイーダ』、『ウィキッド』の4作品すべてでヒロインを演じた、実力派ミュージカル俳優。
そんな濱田めぐみさんが、2019年4~9月公演のミュージカル『レ・ミゼラブル』でファンテーヌ役を演じ、話題を集めています。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』2019年全国5大都市ツアー公演プロモーション映像
2018年10月10日に行われた『レ・ミゼラブル』の新キャスト発表記者会見に出席した濱田めぐみさんは、同作のオーディションについて語りました。
濱田めぐみさんはこれまで『レ・ミゼラブル』を観客として楽しむ作品だと思っていたのだそう。しかし、今回を最後のチャンスだと考えて、一念発起し、オーディションに挑んだといいます。
ファンティーヌは、愛する娘の養育費を稼ぐために港で身を売る母親。病に倒れ、ジャン・バルジャンに娘を託して息を引き取るという役どころです。
そんな、娘を大切に思うファンテーヌの価値観に共感を覚える部分もあったという濱田めぐみさん。
濱田めぐみさんが演じるファンテーヌに、観劇したファンからは次のような称賛の声が上がっています。
・濱田めぐみさんのファンテーヌがとってもよかった。エピローグの神々しさはまさに聖母のよう。
・濱田めぐみさんのファンテーヌが最高だった!
・『濱田ファンテーヌ』は最高の解釈。
・ファンテーヌの濱田めぐみさん、儚くも芯の強さを感じる歌声と存在感がやはりすごかった!
・濱田めぐみさんは、やはり日本演劇界の宝ですね。偉大すぎてかっこよすぎて言葉になりません。
濱田めぐみがFNS歌謡祭のミュージカル特集に出演
舞台を中心に活動する濱田めぐみさんは、2018年12月12日放送の音楽番組『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の第2夜・ミュージカル特集に出演。
城田優(しろたゆう)さんや生田絵梨花(いくたえりか)さん、新妻聖子(にいづませいこ)さん、中川晃教(なかがわあきのり)さん、平野綾(ひらのあや)さんらとともに、ミュージカルメドレーを披露し、ファンを喜ばせました。
濱田めぐみさんは、ブロードウェイ・ミュージカル『Dream Girls(ドリームガールズ)』よりタイトル曲『Dream Girls』や、ミュージカル『オペラ座の怪人』の名曲『THE PHANTOM OF THE OPERA』、そして番組最後に『あの素晴しい愛をもう一度』の3曲を歌いました。
視聴者からは、さまざまな感動や喜びのコメントが寄せられています。
・生放送で美しく素晴らしい歌声を聞くことができて大興奮でした。
・観たことない『ドリームガールズ』と『オペラ座の怪人』を観たくなりました!
・久々に美声をリアルタイムで聴けて感激でした。
・画面越しでさえもあふれ出る貫禄に圧倒されました。
濱田めぐみさんとともに『Dream Girls』を歌唱した平野綾さんのブログによると、新妻聖子さんも含め3人でそろって練習ができたのは、ごくわずかな時間だったとのこと。
そのような状況でも多くの人を感動させる歌声を披露した濱田めぐみさんは、さすがの実力ですね。
濱田めぐみのラジオ番組『劇場こそ我が家』が放送中
濱田めぐみさんは2016年から、ラジオ番組『濱田めぐみの「劇場こそ我が家」』(USEN)で、パーソナリティを務めています。
同番組は、舞台の情報や裏話のほか、舞台俳優をゲストに招いてのトーク、ミュージカルナンバーの紹介など、ミュージカル・舞台ファンにはたまらない内容が盛りだくさんです。
これまでに、朴璐美(ぱくろみ)さん や井上芳雄(いのうえよしお)さん、浦井健治(うらいけんじ)さん、鈴木壮麻(すずきそうま)さんらがゲストとして出演。笑いの絶えないトークでリスナーを楽しませてきました。
以前から、声でニュアンスを伝えられるラジオに憧れがあったという濱田めぐみさん。
音楽放送サービス『USEN Home』でのインタビューで、『濱田めぐみの「劇場こそ我が家」』ではゲストとのトークを通して、舞台・ミュージカル俳優の素顔やミュージカルの魅力を届けたいと語っていました。
役を離れた素のままの濱田めぐみさんを知りたい方は、聴いてみてはいかがでしょうか。
濱田めぐみが『メリー・ポピンズ』に出演! 小野田龍之介と共演した
『メリー・ポピンズ』は、イギリスの児童文学を原作とし、ディズニー映画をベースに舞台化したミュージカルの名作。
『チム・チム・チェリー』や『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』といったナンバーを耳にしたことがある人も多いことでしょう。
濱田めぐみさんは、2018年に初上演された日本版ミュージカル『メリー・ポピンズ』で、魔法が使える不思議な家庭教師・メリー・ポピンズ役を演じました。
濱田めぐみさんが主演した『メリー・ポピンズ』は、雑誌『ミュージカル』が発表した『2018年ミュージカル・ベストテン』で、初演作品1位に。濱田めぐみさん自身も、女優部門1位に選ばれました。
また『メリー・ポピンズ』には、2019年の舞台『ラブ・ネバー・ダイ』で濱田めぐみさんと夫婦役で共演した小野田龍之介(おのだりゅうのすけ)さんも出演。メリーが来るバンクス家の使用人・ロバートソン・アイ役を演じました。
濱田めぐみの現在・これから
濱田めぐみさんは2019年4~9月にかけて、ミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演。同年10月には、朗読劇『逃げるは恥だが役に立つ』に土屋百合役で出演します。
また、2020年には、1~2月公演のミュージカル『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』、8月公演のミュージカル『スクール・オブ・ロック』への出演も予定されており、さまざまな役でファンを魅了してくれそうです。
『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』公式サイトよりスクリーンショット
今後も、濱田めぐみさんの活躍に期待しましょう。
濱田めぐみ プロフィール
生年月日:1972年8月2日
出身地:福岡県
血液型:B型
身長:165cm
所属事務所:ホリプロ・ブッキング・エージェンシー
1995年12月、『劇団四季』のオーディションに合格し、入団。1996年2月、ミュージカル『美女と野獣』のヒロイン・ベル役に抜擢され、デビュー。その後、看板俳優として『ライオンキング』、『アイーダ』、『ウィキッド』などの初演でヒロインを演じる。2010年12月に『劇団四季』を退団した後も、2012年『アリス・イン・ワンダーランド』、2013年『モンテクリスト伯』、2015年『デスノート』など、多くのミュージカルに出演。2018年には日本版ミュージカル『メリー・ポピンズ』の初演で主役を務め、好評を博した。『第40回菊田一夫演劇賞』など受賞歴も多数。
[文・構成/grape編集部]