職人技が光る『食べられる貼箱』に「発想が素晴らしい!」
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- 出典
- @taisei1965
埼玉県戸田市にある紙器制作会社『泰清紙器製作所』が、『食べられる貼箱』を作っちゃいました。
用意するものはクラッカーと春巻きの皮。こちらに職人技が加わると、目でも舌でも楽しめる『食べられる貼箱』に早変わりです。
『泰清紙器製作所』は1965年創業の老舗で、主に『貼箱』を中心に紙のパッケージを制作しています。
『貼箱』とは、厚紙で作った箱を上紙で包んだ化粧箱のこと。美しく高級感があるのが特徴です。
『泰清紙器製作所』の公式Twitter(@taisei1965)では、コロナ自粛でお休みの長かったゴールデンウィーク期間中に、『食べられる貼箱』の作り方を公開。
普段はアクセサリーや小物を入れるための『貼箱』ですが、『食べられる貼箱』はおかずやスイーツを入れて一緒に食べることができるのです!
『食べられる貼箱』の材料と作り方
材料:
・クラッカー
・春巻きの皮
・クリームチーズ
・溶き卵
クリームチーズにクラッカーを重ね、立方体になるように組み立てます。
立方体の中におかずやスイーツを入れられるように、上面にクラッカーは乗せません。この立方体の側面に溶き卵を塗って糊の代わりにし、春巻きの皮で包んでいきます。
ここでポイントなのが、春巻きの皮を貼り付ける際に『カラス切り』を行っていること。これは実際の紙の『貼箱』作りでも行われている工程で、職人の技を感じられます。
『カラス切り』にした春巻きの皮で包んだ立方体のクラッカーを、160℃のオーブンで10分程度焼くと、『食べられる貼箱』の完成です。
中に生クリームやフルーツ、あんこを入れたり、お肉や野菜を入れれば、オシャレな一品に早変わり。このレシピには感動する人や、実際に試してみた人が続出!
・発想が素晴らしいです!夢の箱ですわ。
・すごい箱愛。そして見せ方がサイコーに美しいです。
・おウチで最先端フレンチレストラン気分。
・息子と一緒に作りました!
また、同業者からは『カラス切り』に反応するコメントも。
・貼り箱屋で働いてます。春巻きの皮の切り方が普段仕事で見る紙の形と同じで楽しい気分になりました。
職人技も使いながら楽しんで作ることができる『食べられる貼箱』。土台がクリームチーズとクラッカーなので、中に入れる具材はおかず系でもデザート系でも何でもいけます。
ちなみに『泰清紙器製作所』のオススメの具材は『シチュー』だそうです。みなさんも試してみてください!
[文・構成/grape編集部]