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【考察】あと1話で回収できる? 展開が絶望的な『リボーン』第8話

By - 渡辺裕子  公開:  更新:

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『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんが演じる根尾光誠が写っている写真

渡辺裕子

テレビが大好きなイラストレーター。 SNSを中心に、注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。 『しあわせな結婚』『ザ・ロイヤルファミリー』などのレビューを執筆。 …続きを読む

SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、イラストレーターの渡辺裕子(@satohi11)さん。

2026年4月スタートのテレビドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)の見どころを連載していきます。以下、ネタバレが含まれます。

渡辺裕子さんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

NEOXISがあかり商店街を買収するために動き出し、最初は反発していた商店街の人々だったが、時間が経つにつれ去っていく店が増えていた。

2024年、立ち退き工作も激しいものになり、英人(高橋一生)は更紗(中村アン)の父・金平(柳沢慎吾)の悲劇を防ぎ、商店街を守ろうと奔走する。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する柳沢慎吾さんが演じる池谷金平が写っている写真

一萬田社長(坪倉由幸)に協力してもらう見返りとして未来の記憶を教えた英人は、また倒れて入院。

入院中に金平の悲劇の日が来てしまうが、工場へ駆けつけた英人の働きで金平は一命を取り留める。

そこへ根尾光誠(高橋一生)が見舞いに訪れ、更紗は怒りを露わにして光誠に見舞金を叩きつける。

光誠を恨み、階段から突き落としたのは更紗なのか…。

とうとう来週が最終回だが、謎が山積みの『リボーン』第8回。

2011年の英人へと転生した光誠の人生は2024年まで進んだ。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんが演じる野本英人が写っている写真

これまで英人は、未来の記憶を使って商店街に人を呼び、更紗が画家として成功するように背中を押してきた。

しかし、英人がいくらがんばっても、商店街の苦境は未来の記憶とほぼ変わらない。

第1話で見たかつて光誠や商店街に起こったできごとが、デジャブのように繰り返されている。

集めたお金は、父の英治(小日向文世)と金平が使ってしまいゼロに。

商店街を離れていく書店の加代(山野海)と、見送る人々の会話も同じ。

英人の存在と、更紗が工場の作業着ではなくてちょっとおしゃれなことが違う…。これは彼女が英人に恋をして、服に気を使うようになったという小さな変化かもしれない。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する中村アンさんが演じる池谷更紗が写っている写真

金平の命は助かったが、根尾社長への更紗の怒りも変わらなかった。

根尾社長に失望した友野(鈴鹿央士)が辞表を出し、英梨(横田真悠)もNEOXISを去るのも同じ。

「いくら欲しい?」と問いかける根尾社長に「100億円」と英梨が答えるのも第1話の会話そのままだが、過去の記憶ではいたずらっぽい笑顔だった彼女は、すべて諦めたような暗い表情になっている。

ほぼ変わらない歴史を歩みながらも、根尾社長は過去よりも一層、商店街の人々を追い詰めて、怒りや恨みを集めているように見える。

なぜ…もうひとりの僕は…俺をこれほどまでに苦しめるのか

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんが演じる野本英人が写っている写真

商店街の移転先が決まりそうだったのに、根尾社長に妨害されてしまい、苦悩する英人。

光誠の一人称が「僕」で、英人は「俺」なのが、このひとことに集約されていておもしろい。

しかし英人が悩んでいるように、なぜ根尾社長はこうまでしてあかり商店街を無くそうとしているのか。

「親の顔を見てみたい」

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する小日向文世さんが演じる野本英治が写る写真

立ち退きに合意したら一億円の報酬を払うと電話してきた根尾社長に、英治は言い放った。

それに「あなたにそんなことを言われるとは」と返す根尾社長の、笑っているのに泣いているような表情。

やはり根尾社長の中身は英人なのだろうか。その「親」はあなたなんですよ、と言いたくても言えないのか。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんが演じる根尾光誠が写っている写真

だが、根尾社長が英人だとすると、どの時期からそうなったのかという疑問が生まれる。

2026年の光誠は2011年の英人の中に入り、歴史を作りかえようとしている。

入れ替わりに2011年の英人が2026年の光誠に入ったとしたら、2024年の根尾社長は英人ではないはず…。

ここで思い出したのだが、2026年の光誠が転落した時には英治も巻き込まれている。

病室で意識がない英治の心拍がゼロになると同時に、光誠は謎の光に包まれていた。

そして目が覚めた時、光誠は2011年の英人の中にいたのだが…もしあの時、英治も転生していたとしたら。

まさか、社長の立場に強く憧れていた英治が、思いが強すぎて根尾社長に…。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する高橋一生さんが演じる根尾光誠が写っている写真

しかしそれでは更紗に連絡先を渡す理由にはならないし、英治が根尾社長だったら尚更、あかり商店街を潰そうとするはずがない。

本当に謎が多すぎる。

そして、英人が未来を予測し続けることに、友野と更紗が疑問を持ち始めた。

英人をずっと愛し続けている更紗は、英人の中にいるのが実は別人だと知ったらどう思うのか。10年以上続いている(長すぎでは?)恋人のようなそうではないような曖昧なふたりの関係は変わるのか。

『リボーン ~最後のヒーロー~』に出演する中村アンさんが演じる池谷更紗が写っている写真

また、英人がどんなにがんばってもそのあとで運命が修正されるのが繰り返されているが、金平が死なずに済んだのは、今までになく大きな変化。

このまま彼は長生きすることになるのか、それとも…。

他にも、英人と光誠は兄弟なのか、あの父はどこへ消えたのか、光誠を突き落としたのは誰か、「最後のヒーロー」とは何なのかなど、わからないことだらけだが、最終回に全部クリアになるのだろうか。

できれば解決しないままで、何週間か延長して欲しいくらいなのだが。

あわてすぎて奇声を上げたり変な行動をしてしまうキュートな英人=光誠と、クールに表情を崩さない、けれど時々心の震えが表にでてしまう根尾社長=英人(?)を、もう少しだけ見ていたい。

彼らにあと3回くらい転生してもらいたい。

『リボーン ~最後のヒーロー~』はTVerで配信中

『リボーン ~最後のヒーロー~』は、放送終了後から動画配信サービス『TVer』で配信中。

第8話はこちらからご覧いただけます。


[文/渡辺裕子 構成/grape編集部]

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