演技の経験ゼロの元保護犬 話題の映画でスクリーンデビューを果たす!
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ある保護犬が、隠れた才能を発揮して話題になっています。
メス犬のココは2021年の初めに、アメリカのジョージア州で迷い犬として保護されました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、『フルトン郡アニマルサービス』ではココの飼い主を探しましたが見つからなかったそう。
結局、ココは数人の仮里親の家で過ごした後、新しい家族が決まったといいます。
この家族との出会いが、ココの運命を変えることになりました。
俳優犬としての才能が開花!
実はココの家族はエンターテインメント業界で働いているのだとか。
そんな縁もあり、ココは2022年8月配信のHuluのオリジナル映画『Prey(原題)』で、俳優としてデビュー。
しかも、主演俳優アンバー・ミッドサンダーが演じるナルの相棒犬である『サリー』という重要な役を演じたのです!
演技の訓練を受けたことがなかったココは、当初は別の役を演じる予定だったそう。
ところが、ココの演技力が評価され、途中で、より出演シーンが多い役に抜擢されたのです!
『フルトン郡アニマルサービス』はFacebookで、ココの活躍について紹介。多くの喜びの声が寄せられています。
・今やココは驚くべきスターだ!
・おめでとう、ココ!映画を見たけれど、素晴らしい演技だったよ。
・映画の中のココの自信に満ちた表情が最高。シェルターにいた時とは別の犬のようだね。
・今年のアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされてほしい!
ココは『Prey』の撮影中、キャストやスタッフがやや手を焼くほど元気いっぱいだったそう。ココ自身も俳優の仕事を楽しんでいたようです。
現在、ココにはプロのトレーナーがついていて、今後も映画などに出演する可能性があるといいます。
なかなか里親が決まらなかった元保護犬が、翌年には俳優としてデビューするなんて、誰が予想できたでしょうか。
これからのココのますますの活躍に期待したいですね!
[文・構成/grape編集部]