『猫を救うことが私の使命』 1000匹以上の猫が幸せに暮らす”猫の聖地”があった
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『猫が大好き!』という人は多いですね。彼らの愛くるしいしぐさや鳴き声はいつも私たちを癒してくれます。しかし猫好きに関してはこの人にかなう人はなかなかいないかもしれません。
カリフォルニア州に住むリネアさんは自称”常軌を逸したクレイジーな猫好き”女性。
『私は猫が大好き。猫は自尊心が強く、美しく、そして優雅で見ているだけで楽しいわ。』
そう話す彼女は現在なんと、1100匹の猫たちと一緒に暮らしています。
リネアさんはCat House on the Kingsという、猫の保護施設を運営しています。12エーカーの広大な敷地内には檻はありません。ここはリネアさんに保護された、飼い主のいなかった猫たち(と数匹の犬たち)がたっぷりの愛情を受けて自由にのびのびと過ごしている、まさに猫の聖地なのです。
出典:YouTube
1992年にリネアさんは父親と一緒にアニマルシェルターへ行き、15匹の子猫を新たな家族として迎えました。さらにその年の終わりまでに96匹の猫を保護しました。その時彼女は”これが私の使命だ”と気づいたのだそうです。
初めの7年間は猫のために私費を使いつづけ、退職金をつぎこみ、車や結婚指輪までも売ってお金を工面しました。
1993年に獣医のテクニシャンになれたおかげで猫たちの医療費を減らすことができるようになったものの、それでもエサやメンテナンス、医療費などで年間約1億8000万円もの費用がかかるということです。
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現在は数人のボランティアが猫たちの世話を手伝っています。朝ごはんの準備は朝4時にスタート。すべての猫たちにエサをあげるだけで30分から1時間かかるそうです。
ボランティアの男性は「ここで手伝い始めたころは猫好きじゃなかったんだ。でも週に5日も彼らと過ごしていたら、僕と猫たちはだんだんお互いを知っていくようになった。彼らが僕が来るのを待っていてくれるのって、なんかいいよね。」とうれしそうに話します。
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猫たちの里親を募集中
Cat House on the Kingsには病院を始め子ネコや老猫の専用施設があり、定期的に獣医がやってきて猫たちの健康管理をしっかりと行っています。常に彼らの里親を募集中で、施設への寄付やボランティアも受け付けています。
すべての猫たちに我が子のように愛情を注ぐリネアさん。猫たちもみんな仲良くとっても幸せそうに見えますね!
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