カセットコンロの使用期限は◯年 意外と知らない事実に「普通に過ぎてた…」
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食卓で鍋料理を楽しむ時はもちろん、災害時にも便利に使えるのがカセットコンロです。一家に1台常備しておくと安心ですが、実はカセットコンロにも使用期限があることをご存じですか。
安心・安全に使用するためのポイントを、『Iwataniのカセットコンロ』でおなじみの『岩谷産業【公式】』(iwatani.official)Instagram投稿より紹介します。
製造後10年での買い替えを推奨
専用のカセットボンベさえあれば、いつでもどこでもコンロが使えるカセットコンロ。
さまざまなシーンで便利に使えるアイテムではありますが、日常的に使うものではありません。「キャンプの時だけ使う」「万が一の備えとして」という目的で保有している人も多いのではないでしょうか。
岩谷産業では、使用頻度にかかわらず10年程度でのカセットコンロの交換を推奨しています。その理由は、内部に使われている部品の劣化です。
使用頻度よりも『期限』が重要
カセットコンロ内には、ガス漏れを防ぐためのゴム製パーツが使われています。使用の有無や頻度にかかわらず、ゴムという素材の特性上、経年劣化は避けられません。劣化に伴いガス漏れ防止機能も低下するため、一定期間での買い替えを推奨しているというわけです。
特に『災害時のため』という目的で保有している場合、購入後にほとんど使っていないためピカピカというケースもあるでしょう。しかし、どれだけきれいに見えても、内部の状態は分からないもの。安全のためにも、『製造後10年』以上の製品は使用しないでください。
ちなみに、カセットボンベの使用期限の目安は『製造後7年』です。これ以上の期間が経過しているものは、パッケージに記載された情報をもとに、適切に破棄してください。
製造年月の確認する方法は
「カセットコンロの寿命が製造後10年と聞いても、そもそもいつ購入した製品なのか覚えていない」という人も多いのではないでしょうか。このような場合には、ぜひ製品に貼られているシールに注目してみてください。
多くのカセットコンロには、型番やメーカー名が記されたシールが貼られています。そこに製造年月も記されているので、本体さえ手元にあれば、まだ使えるアイテムなのか簡単に確認できるでしょう。
年月の記載方法は、メーカーやモデルによって異なる可能性も。取扱説明書をもとに、必要な情報を確認してみてください。
ちなみにカセットボンベは、底面に製造年月が記されています。使用前には必ず確認するよう、習慣付けるのがおすすめです。
10月7日は『カセットコンロとボンベの日』
日本ガス石油機器工業会では、カセットコンロやカセットボンベを安全に使用してもらうため、10月7日を『カセットコンロとボンベの日』に制定しています。それぞれの使用期限である『10年』と『7年』を印象付ける目的で作られた記念日です。
ガス漏れによる不幸な事故を防ぐためにも、ぜひ買い替えのタイミングは慎重に見極めてみてください。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
[文・構成/grape編集部]