ワークマンのテントを体験! スペック・重さ・サイズを調べてみたら? By - ドルフィン 公開:2022-02-28 更新:2022-02-28 アウトドアキャンプテントワークマン Share Post LINE はてな コメント ワークマンはもともと作業服のメーカーなので、「テントのスペックが気になる」「使いやすいのか知りたい」と、思っている人は少なくないでしょう。 テントといえばキャンプの必須品。決して安い買い物ではないので、後悔したくはないですよね。 ワークマンのテントは、リーズナブルな価格が魅力なのは間違いないです。そして、実際にワークマンのテントを体験してみて、品質にも驚きがありました。 これからワークマンのテントの特徴と、使用例を写真付きでご紹介します。 キャンプに興味がある人はもちろん、テントの買い替えを考えている人も、最後までチェックしてください。 ※この情報は、2022年2月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。 ドルフィンガジェットAmazon楽天 目次 1. ワークマンのテントは安い! 4900円から買える1.1. 1人用テントの価格1.2. 4人用テントの価格2. ワークマンのテントは機能的! アウトドアブランドに見劣りしない2.1. 撥水加工2.2. 防融加工2.3. 保温加工2.4. 防虫加工2.5. メッシュゲート2.6. ベンチレーション2.7. 天井フック2.8. 収納ポケット2.9. 前室2.10. 連結部分3. ワークマンのテント ソロから大勢のキャンプまで大丈夫4. ワークマンのテント BASICドームテント 1人用4.1. BASICドームテントの使用例5. ワークマンのテント ミシックドームテントAG 1人用5.1. ミシックドームテントAGの使用例6. ワークマンのテント ミシックドームテントFT 1人用6.1. ミシックドームテントFTの使用例7. ワークマンのテント ミシックツーリングテントAG 1人用7.1. ミシックツーリングテントAGの使用例8. ワークマンのテント ワイドミシックドームテントAG 4人用8.1. ワイドミシックドームテントAGの使用感9. ワークマンのテント エントリーモデルにも買い替えにもぴったり ワークマンのテントは安い! 4900円から買える リーズナブルな価格が魅力のワークマンは、テントも低価格。 1人用テントが税込み4900円から購入できます。 ワークマンのテントで、もっとも大きい4人用テントが税込み17800円。 どれだけ安いのか、有名なアウトドアブランド3社が販売している、同サイズのテントと比べてみました。 1人用テントの価格 ワークマン(4種類):4900~9800円 A社(3種類):16800~22800円 B社(5種類):30250~71500円 C社(4種類):35200~79200円 1人用テントの場合、ワークマンには4つの商品があり、すべて1万円以下です。 アウトドアブランドのテントは1万円以下がないので、ソロキャンプを楽しみたい人にとって、ワークマンのテントは手に取りやすい価格帯でしょう。 4人用テントの価格 ワークマン(1種類):17800円 A社(3種類):27800~68000円 B社(4種類):30800~84700円 C社(2種類):33000~46200円 4人用テントの場合、ワークマンは1種類しかありません。また、4人以上が宿泊できるサイズ展開もなく、大勢でアウトドアレジャーに出かける時は、複数のテントを購入する必要があるでしょう。 ですが、価格にスポットを当てると、ワークマンが最安値でした。 4人用テントを2つそろえても、税込み35600円なのを考えれば、大勢でも使いやすいかもしれません。 ワークマンのテントは機能的! アウトドアブランドに見劣りしない 安さが目に入るワークマンのテントですが、アウトドアブランドさながらの機能が付いています。 ・撥水加工 ・防融加工 ・保温加工 ・防虫加工 ・メッシュゲート ・ベンチレーション ・天井フック ・収納ポケット ・前室 ・連結部分 ※テントの種類によっては付いていない機能があります。 キャンプ用のテントに求められている基本的な性能をカバーしながら、『防融加工』『防虫加工』という、独自の価値を付けていました。 詳細を確認していきましょう。 撥水加工 ワークマンのテントは、フライシートとフロアシートに撥水加工を施しています。急な雨に対応しているだけでなく、濡れた地面からの湿気も抑えてくれるでしょう。 また、テントによっては特殊な『DIAMAGICDIRECT』を搭載し、高撥水と汚れの付きにくさを実現しました。 極寒地などで働く職人のために仕事着を作ってきた、ワークマンだからこその撥水加工は期待できそうですね。 防融加工 ワークマンには、『DiAFLAMETECT』という防融加工を施したテントがあります。 火の粉が飛んできても、穴あきを軽減したり遅延させたりする防融加工は、焚き火や調理を存分に楽しみたい時に、ちょうどよさそうですね。 火への耐性があるテントが、キャンプの当たり前になるかもしれません。 保温加工 キャンプは野外に居住空間を設営するので、気候の影響を受けやすいです。 寒い季節のキャンプなら、凍えそうになってしまう時があるかもしれません。雨や風が強ければ、体感温度はグッと下がるでしょう。 ワークマンには保温加工が施されたテントがあり、野外での活動をサポートしてくれますよ。 防虫加工 虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』を搭載したテントがあるワークマン。防虫性だけでなく、抗菌性、防臭性、耐久性も兼ね備えました。 キャンプの醍醐味の1つといえば、大自然を満喫することでしょう。時期と場所によっては蚊、ブヨ、アブ、ハチ、ハエなどの虫が、たくさん発生します。 テントに防虫加工がされていることは、安心できる材料になりますね。 メッシュゲート ミシックドームテントAGのメッシュゲート 出入り口にメッシュ素材を使ったテントは、「通気性がいい」と評判です。また、外が見えるので、開放感がありますね。 状況によって切り替えられるので、使い勝手がいいでしょう。 ベンチレーション BASICドームテントのベンチレーション 居住空間を快適にするために、換気は欠かせません。 ワークマンのテントは、風通しをよくするベンチレーション付き。新鮮な空気の出入りをサポートします。 活動時も就寝時も、過ごしやすい室内になるでしょう。 天井フック ワイドミシックドームテントAGの天井フック ワークマンのテントは、天井にフックが付いています。 ランタンを吊るせば、夜に読書ができるほど明るくなりますよ。キャンプ時の明かりは重要なので、光源を設置しやすいテントなのはいいですね。 収納ポケット BASICドームテントの天井収納 BASICドームテント内のサイドポケット テントを選ぶ時に見逃しやすいのが収納ポケット。 ワークマンには天井部分や室内の両サイドに、ポケットが付いたテントがあります。 ライターやグローブなど、とっさに必要となる小物を、身近に置けるのは嬉しいですね。 前室 ワイドミシックドームテントAGの前室 前室のありなしは、テントでの過ごしやすさを左右します。 日除けと雨避けになるのはもちろんのこと、靴やリュックなどの荷物置き場にしたり、調理台を置いたり、さまざまな使い方ができるでしょう。 前室に対応しているワークマンのテントなら、心地よい時間を過ごせそうですね。 連結部分 ミシックツーリングテントAGのプラスチックバックル インナーテントとフライシートの連結部分が、プラスチックバックルになっています。 ワンタッチで着脱できるので、誰でも簡単に対応できるのではないでしょうか。 設営と撤収時のストレスが減りそうですね。 ワークマンのテント ソロから大勢のキャンプまで大丈夫 ワークマンが販売しているテントは次の5種類。 ・BASICドームテント 1人用 ・ミシックドームテントAG 1人用 ・ミシックドームテントFT 1人用 ・ミシックツーリングテントAG 1人用 ・ワイドミシックドームテントAG 4人用 1人用が4種類、4人用が1種類ありました。 テントの種類は多くないですが、シンプルで飽きのこないデザインなので、使いやすい印象です。 『防融加工』『防虫加工』といった、ワークマン独自の機能が付いているのもポイントでしょう。 ワークマンが販売しているテントの詳細と、使用例をご覧ください。 ワークマンのテント BASICドームテント 1人用 基本情報 素材/アウターテント:ポリエステル、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ペグ:鉄、亜鉛 色:コヨーテ×ブラウン、キャメル、グリーン、レッド、ネイビー、迷彩 重量:2.5kg 価格:4900円(税込) サイズ(約) 設営時本体:長さ215cm×幅104cm×高さ98cm 出入口:幅92cm×65cm 出入口前の空間:30cm ドア部:長さ101cm×幅105cm×高さ86cm 収納時:直径13cm×長さ55cm 付属品 ・本体1つ ・ロープ6本 ・ペグ13本 ・メインポール2本 ・キャノピーポール2本 ・収納袋1つ キャンプのエントリーモデルとして最適な『BASICドームテント』。キャノピーポールを使えば、前室の設営ができますよ。 「設営が簡単だ」と評判の吊り下げ式を採用しています。インナーテントとフライシートの連結も、専用のバックルがあるので難しくありません。 風通しをよくするベンチレーションとメッシュゲートになる網戸が、テント内の空気を好循環させます。出入り口を内外で締められるダブルファスナーに、フルクローズになる作りは、プライベート空間の確保に役立つでしょう。 インナーポケット、天井フック、耐水性といった使いやすさもあり、十分な機能が付いたテントですね。 BASICドームテントの使用例 撥水、ベンチレーション、収納ポケット、など、基本的な機能が備わっている『BASICドームテント』。 ※写真の商品はキャメル ※写真の商品はグリーン ※写真の商品は迷彩 付属のキャノピーポールを使えば前室の設営ができます。 ※写真の商品はレッド ※写真の商品はネイビー 寝具を置いても、サイドに小物を置けるスペースがありました。 テントの背面にベンチレーションが付いている、シンプルな作りです。 ※写真の商品はコヨーテ×ブラウン ベンチレーション BASICドームテントはコンパクトにまとめられるので、持ち運びしやすいでしょう。 ※写真の商品はレッド カラーバリエーションが豊富なBASICドームテントなら、好みのテントが見つかりそうですね。 ワークマンのテント ミシックドームテントAG 1人用 基本情報 素材/アウターテント:ナイロン、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ポール:グラスファイバー、ペグ:鉄 色:カーキ、バーガンディ、カフェオレ 重量:2kg 価格:7800円(税込) サイズ(約) 設営時本体:長さ213cm×幅93cm×高さ95cm 出入口前の空間:45cm 収納時:直径13cm×長さ54cm 付属品 ・本体1つ ・ロープ4本 ・ペグ13本 ・ポール2本 ・収納袋1つ 『ミシックドームテントAG』は、縦長タイプのソロテントです。 フライシートは撥水性と防汚性が優れた『DIAMAGICDIRECT』を搭載。インナーテントの入り口は通気性の高い2WAYゲートになってるだけでなく、虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』を施しています。 急な雨でも室内は快適で、キャンプ中の虫に悩むことが少なくなりそうですね。 小物を入れておくのに便利なインナーポケットや、天井にはランタンを吊るせるフック付き。夜のテント時間を満喫できるでしょう。 ソロキャンパーと共同開発した『ミシックドームテントAG』は、「こういうのがいいんだよ」といえるテントかもしれません。 ミシックドームテントAGの使用例 ミシックドームテントAGは、限られたスペースでも設営に困らない、コンパクトな設計をしています。 長さが約213cmあるので、成人男性でもゆったり足を伸ばして寝られるでしょう。 ※左:カフェオレ、右:カーキ 背面にはベンチレーションがあります。 ベンチレーション 幅は100cm未満ですが、窮屈さは感じませんでした。 天井フックにランタンを吊るせば、テント内が明るくなりますよ。 天井フックに吊るしたランタン 防水生地や、インナーテントのメッシュ部分に虫が寄り付きにくくなる加工をしている『ミシックドームテントAG』。 ※写真の商品はバーガンディ 縦長タイプのソロテントの出番は多そうです。 ワークマンのテント ミシックドームテントFT 1人用 基本情報 素材/アウターテント:ポリエステル、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ポール:グラスファイバー、ペグ:鉄 色:イエロー、ブラウン 重量:2.4kg 価格:8800円(税込) サイズ(約) 設営時本体:長さ213cm×幅93cm×高さ95cm 出入口前の空間:45cm 収納時:直径14cm×長さ55cm 付属品 ・本体1つ ・ロープ4本 ・ペグ13本 ・ポール2本 ・収納袋1つ 『ミシックドームテントFT』の最大の特徴は、火に強い防融加工の『DiAFLAMETECT』を使っていること。火の粉による穴あきを軽減するので、焚き火をする時に活躍するでしょう。 ほかにも特別な『DIAMAGICDIRECT』による高い耐水性、収納に便利なインナーポケット、ランタンを吊るせるフックなど、充実した機能が付いています。 ベンチレーションやメッシュ状になる入り口で通気性を確保。前室が作れる仕様なので、日除けや雨避けができるのは嬉しいですね。 キャンプブロガーとして活躍する、ワークマン公式アンバサダーと共同開発した 『ミシックドームテントFT』は、ハイスペックモデルのソロテントです。 ミシックドームテントFTの使用例 『ミシックドームテントFT』は、火に強いテントです。 完全防炎ではありませんが、焚き火をする時に安心できる材料の1つになるでしょう。 ※写真の商品はイエロー ※写真の商品はブラウン ワークマンが販売しているドームテント型で、一番のスペックを誇る『ミシックドームテントFT』なら、どんなアウトドアシーンでも大丈夫そうですね。 ワークマンのテント ミシックツーリングテントAG 1人用 基本情報 素材/アウターテント:ナイロン、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ポール:グラスファイバー、ペグ:鉄 色:ブラック、ブルー 重量:2.3kg 価格:9800円(税込) サイズ(約) 設営時本体:長さ210cm×幅130cm×高さ116cm 出入口前の空間:53cm 収納時:直径16cm×長さ42cm 付属品 ・本体1つ ・ロープ3本 ・ペグ12本 ・ポール1本 ・収納袋1つ サイクル関連のワークマン公式アンバサダーと共同開発した『ミシックツーリングテントAG』。バイクや自転車でのキャンプにちょうどいい軽さと小ささでしょう。 防水性に優れた『DIAMAGICDIRECT』と、虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』という、ワークマンならではの機能が付いていて、快適なキャンプをサポートします。 入り口と対面になる背部分をメッシュにすることで、風の通り道を確保しました。両サイドにも通気口があり、テント内の空気が効果的に循環しそうですね。 また、インナーポケットやランタンを吊るせるフック、開いたドアを留めておけるドアタッセルなど、居住空間としての利便性が高いのも特徴でしょう。 狭い場所でも前室を作れる『ミシックツーリングテントAG』は、ソロキャンプで困ることがないほど、充実した機能が付いていました。 ミシックツーリングテントAGの使用例 ミシックツーリングテントAGは、バイクでアウトドアを楽しみたい人向けのテント。 ※写真の商品はブルー ※写真の商品はブラック 外側の両サイドに通気口が付いています。 通気口 室内は寝具を入れても、十分なスペースがありました。 ランタンや道具を置けるのは嬉しいですね。 撥水、防虫、通気など、機能がそろったハイスペックなテントです。 ワークマンのテント ワイドミシックドームテントAG 4人用 基本情報 素材/アウターテント:ポリエステル、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、フロアポール:グラスファイバー、フロントポール:グラスファイバー、キャノピーポール:鉄、ペグ:鉄 色:カーキ、ホワイト 重量:11.0kg 価格:17800円(税込) サイズ(約) 設営時本体:長さ271cm×幅272cm×高さ171cm 出入口幅:151cmcm×174cm 出入口前の空間:86cm 前室:151cmcm×奥行172cmcm×高さ174cm 付属品 ・本体1つ ・ロープ12本 ・ペグ28本 ・フロアポール2本 ・フロントポール1本 ・キャノピーポール2本 ・収納袋1つ 『ワイドミシックドームテントAG』は、ワークマン公式アンバサダーのキャンプブロガーと共同開発したテントです。 前室が広く、靴や荷物を置いても、雨や朝露で濡れることは少ないでしょう。大勢で楽しめる大きさながら、パーツが少ないシンプルな構造なので、設営が簡単なのも魅力ですね。 高撥水の『DIAMAGICDIRECT』は、雨を弾くだけでなく、汚れが付きにくい優れもの。インナーテントのメッシュ部分に、虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』という加工をしているのもポイントです。 天井にフックがあり、夜はランタンを吊るしながらテント内で楽しめるでしょう。 シンプルで使いやすい、大勢で使える向けのテントです。 ワイドミシックドームテントAGの使用感 ワイドミシックドームテントAGは4人用の大型テント。 ※写真の商品はホワイト ※写真の商品はホワイト 前室を作れば、荷物置きや作業スペースができるでしょう。 ※写真の商品はカーキ 室内は広く、高さが約171cmあるので、閉塞感がありません。 3人ぶんの寝具を入れても、ゆとりがありました。 天井にはフックと通気性をよくするメッシュの窓付き。 天井フックとメッシュ窓 背面も開閉できる仕様になっていました。 背面の出入り口 背面の出入り口を開けると、開放感がありますね。 背面の出入り口 隣にタープを立てれば、利便性が向上。 ワイドミシックドームテントAGとタープ ワイドミシックドームテントAGの周りがにぎやかになりそうですね。 ワークマンのテント エントリーモデルにも買い替えにもぴったり キャンプの必須品として欠かせないテントですが、ブランドによって機能や値段はさまざまなので、どれがいいのか悩んでしまうかもしれません。 ワークマンのテントは、1人用なら税込み4900円から、4人用は17800円で手に入ります。アウトドアブランドの商品と比べて、購入面のハードルは低いでしょう。 また、リーズナブルながら機能面も優れていて、雨を防ぐ耐水性はもちろんのこと、燃えにくい防融加工、虫が寄り付きにくい防虫加工といった、便利な工夫が施されていました。 軽量で持ち運びしやすいこともあり、使い勝手のいいテントではないでしょうか。 ワークマンはテント以外にも、たくさんのキャンプギアを販売しています。耐熱性があったり折りたためたりできるテーブルをまとめている記事があるので、気になる人はご覧ください。 ワークマンのテーブルの特徴は? アウトドアブランドと比較して分かるすごさ [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
ワークマンはもともと作業服のメーカーなので、「テントのスペックが気になる」「使いやすいのか知りたい」と、思っている人は少なくないでしょう。
テントといえばキャンプの必須品。決して安い買い物ではないので、後悔したくはないですよね。
ワークマンのテントは、リーズナブルな価格が魅力なのは間違いないです。そして、実際にワークマンのテントを体験してみて、品質にも驚きがありました。
これからワークマンのテントの特徴と、使用例を写真付きでご紹介します。
キャンプに興味がある人はもちろん、テントの買い替えを考えている人も、最後までチェックしてください。
※この情報は、2022年2月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。
ドルフィン
ワークマンのテントは安い! 4900円から買える
リーズナブルな価格が魅力のワークマンは、テントも低価格。
1人用テントが税込み4900円から購入できます。
ワークマンのテントで、もっとも大きい4人用テントが税込み17800円。
どれだけ安いのか、有名なアウトドアブランド3社が販売している、同サイズのテントと比べてみました。
1人用テントの価格
ワークマン(4種類):4900~9800円
A社(3種類):16800~22800円
B社(5種類):30250~71500円
C社(4種類):35200~79200円
1人用テントの場合、ワークマンには4つの商品があり、すべて1万円以下です。
アウトドアブランドのテントは1万円以下がないので、ソロキャンプを楽しみたい人にとって、ワークマンのテントは手に取りやすい価格帯でしょう。
4人用テントの価格
ワークマン(1種類):17800円
A社(3種類):27800~68000円
B社(4種類):30800~84700円
C社(2種類):33000~46200円
4人用テントの場合、ワークマンは1種類しかありません。また、4人以上が宿泊できるサイズ展開もなく、大勢でアウトドアレジャーに出かける時は、複数のテントを購入する必要があるでしょう。
ですが、価格にスポットを当てると、ワークマンが最安値でした。
4人用テントを2つそろえても、税込み35600円なのを考えれば、大勢でも使いやすいかもしれません。
ワークマンのテントは機能的! アウトドアブランドに見劣りしない
安さが目に入るワークマンのテントですが、アウトドアブランドさながらの機能が付いています。
・撥水加工
・防融加工
・保温加工
・防虫加工
・メッシュゲート
・ベンチレーション
・天井フック
・収納ポケット
・前室
・連結部分
※テントの種類によっては付いていない機能があります。
キャンプ用のテントに求められている基本的な性能をカバーしながら、『防融加工』『防虫加工』という、独自の価値を付けていました。
詳細を確認していきましょう。
撥水加工
ワークマンのテントは、フライシートとフロアシートに撥水加工を施しています。急な雨に対応しているだけでなく、濡れた地面からの湿気も抑えてくれるでしょう。
また、テントによっては特殊な『DIAMAGICDIRECT』を搭載し、高撥水と汚れの付きにくさを実現しました。
極寒地などで働く職人のために仕事着を作ってきた、ワークマンだからこその撥水加工は期待できそうですね。
防融加工
ワークマンには、『DiAFLAMETECT』という防融加工を施したテントがあります。
火の粉が飛んできても、穴あきを軽減したり遅延させたりする防融加工は、焚き火や調理を存分に楽しみたい時に、ちょうどよさそうですね。
火への耐性があるテントが、キャンプの当たり前になるかもしれません。
保温加工
キャンプは野外に居住空間を設営するので、気候の影響を受けやすいです。
寒い季節のキャンプなら、凍えそうになってしまう時があるかもしれません。雨や風が強ければ、体感温度はグッと下がるでしょう。
ワークマンには保温加工が施されたテントがあり、野外での活動をサポートしてくれますよ。
防虫加工
虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』を搭載したテントがあるワークマン。防虫性だけでなく、抗菌性、防臭性、耐久性も兼ね備えました。
キャンプの醍醐味の1つといえば、大自然を満喫することでしょう。時期と場所によっては蚊、ブヨ、アブ、ハチ、ハエなどの虫が、たくさん発生します。
テントに防虫加工がされていることは、安心できる材料になりますね。
メッシュゲート
ミシックドームテントAGのメッシュゲート
出入り口にメッシュ素材を使ったテントは、「通気性がいい」と評判です。また、外が見えるので、開放感がありますね。
状況によって切り替えられるので、使い勝手がいいでしょう。
ベンチレーション
BASICドームテントのベンチレーション
居住空間を快適にするために、換気は欠かせません。
ワークマンのテントは、風通しをよくするベンチレーション付き。新鮮な空気の出入りをサポートします。
活動時も就寝時も、過ごしやすい室内になるでしょう。
天井フック
ワイドミシックドームテントAGの天井フック
ワークマンのテントは、天井にフックが付いています。
ランタンを吊るせば、夜に読書ができるほど明るくなりますよ。キャンプ時の明かりは重要なので、光源を設置しやすいテントなのはいいですね。
収納ポケット
BASICドームテントの天井収納
BASICドームテント内のサイドポケット
テントを選ぶ時に見逃しやすいのが収納ポケット。
ワークマンには天井部分や室内の両サイドに、ポケットが付いたテントがあります。
ライターやグローブなど、とっさに必要となる小物を、身近に置けるのは嬉しいですね。
前室
ワイドミシックドームテントAGの前室
前室のありなしは、テントでの過ごしやすさを左右します。
日除けと雨避けになるのはもちろんのこと、靴やリュックなどの荷物置き場にしたり、調理台を置いたり、さまざまな使い方ができるでしょう。
前室に対応しているワークマンのテントなら、心地よい時間を過ごせそうですね。
連結部分
ミシックツーリングテントAGのプラスチックバックル
インナーテントとフライシートの連結部分が、プラスチックバックルになっています。
ワンタッチで着脱できるので、誰でも簡単に対応できるのではないでしょうか。
設営と撤収時のストレスが減りそうですね。
ワークマンのテント ソロから大勢のキャンプまで大丈夫
ワークマンが販売しているテントは次の5種類。
・BASICドームテント 1人用
・ミシックドームテントAG 1人用
・ミシックドームテントFT 1人用
・ミシックツーリングテントAG 1人用
・ワイドミシックドームテントAG 4人用
1人用が4種類、4人用が1種類ありました。
テントの種類は多くないですが、シンプルで飽きのこないデザインなので、使いやすい印象です。
『防融加工』『防虫加工』といった、ワークマン独自の機能が付いているのもポイントでしょう。
ワークマンが販売しているテントの詳細と、使用例をご覧ください。
ワークマンのテント BASICドームテント 1人用
基本情報
素材/アウターテント:ポリエステル、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ペグ:鉄、亜鉛
色:コヨーテ×ブラウン、キャメル、グリーン、レッド、ネイビー、迷彩
重量:2.5kg
価格:4900円(税込)
サイズ(約)
設営時本体:長さ215cm×幅104cm×高さ98cm
出入口:幅92cm×65cm
出入口前の空間:30cm
ドア部:長さ101cm×幅105cm×高さ86cm
収納時:直径13cm×長さ55cm
付属品
・本体1つ
・ロープ6本
・ペグ13本
・メインポール2本
・キャノピーポール2本
・収納袋1つ
キャンプのエントリーモデルとして最適な『BASICドームテント』。キャノピーポールを使えば、前室の設営ができますよ。
「設営が簡単だ」と評判の吊り下げ式を採用しています。インナーテントとフライシートの連結も、専用のバックルがあるので難しくありません。
風通しをよくするベンチレーションとメッシュゲートになる網戸が、テント内の空気を好循環させます。出入り口を内外で締められるダブルファスナーに、フルクローズになる作りは、プライベート空間の確保に役立つでしょう。
インナーポケット、天井フック、耐水性といった使いやすさもあり、十分な機能が付いたテントですね。
BASICドームテントの使用例
撥水、ベンチレーション、収納ポケット、など、基本的な機能が備わっている『BASICドームテント』。
※写真の商品はキャメル
※写真の商品はグリーン
※写真の商品は迷彩
付属のキャノピーポールを使えば前室の設営ができます。
※写真の商品はレッド
※写真の商品はネイビー
寝具を置いても、サイドに小物を置けるスペースがありました。
テントの背面にベンチレーションが付いている、シンプルな作りです。
※写真の商品はコヨーテ×ブラウン
ベンチレーション
BASICドームテントはコンパクトにまとめられるので、持ち運びしやすいでしょう。
※写真の商品はレッド
カラーバリエーションが豊富なBASICドームテントなら、好みのテントが見つかりそうですね。
ワークマンのテント ミシックドームテントAG 1人用
基本情報
素材/アウターテント:ナイロン、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ポール:グラスファイバー、ペグ:鉄
色:カーキ、バーガンディ、カフェオレ
重量:2kg
価格:7800円(税込)
サイズ(約)
設営時本体:長さ213cm×幅93cm×高さ95cm
出入口前の空間:45cm
収納時:直径13cm×長さ54cm
付属品
・本体1つ
・ロープ4本
・ペグ13本
・ポール2本
・収納袋1つ
『ミシックドームテントAG』は、縦長タイプのソロテントです。
フライシートは撥水性と防汚性が優れた『DIAMAGICDIRECT』を搭載。インナーテントの入り口は通気性の高い2WAYゲートになってるだけでなく、虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』を施しています。
急な雨でも室内は快適で、キャンプ中の虫に悩むことが少なくなりそうですね。
小物を入れておくのに便利なインナーポケットや、天井にはランタンを吊るせるフック付き。夜のテント時間を満喫できるでしょう。
ソロキャンパーと共同開発した『ミシックドームテントAG』は、「こういうのがいいんだよ」といえるテントかもしれません。
ミシックドームテントAGの使用例
ミシックドームテントAGは、限られたスペースでも設営に困らない、コンパクトな設計をしています。
長さが約213cmあるので、成人男性でもゆったり足を伸ばして寝られるでしょう。
※左:カフェオレ、右:カーキ
背面にはベンチレーションがあります。
ベンチレーション
幅は100cm未満ですが、窮屈さは感じませんでした。
天井フックにランタンを吊るせば、テント内が明るくなりますよ。
天井フックに吊るしたランタン
防水生地や、インナーテントのメッシュ部分に虫が寄り付きにくくなる加工をしている『ミシックドームテントAG』。
※写真の商品はバーガンディ
縦長タイプのソロテントの出番は多そうです。
ワークマンのテント ミシックドームテントFT 1人用
基本情報
素材/アウターテント:ポリエステル、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ポール:グラスファイバー、ペグ:鉄
色:イエロー、ブラウン
重量:2.4kg
価格:8800円(税込)
サイズ(約)
設営時本体:長さ213cm×幅93cm×高さ95cm
出入口前の空間:45cm
収納時:直径14cm×長さ55cm
付属品
・本体1つ
・ロープ4本
・ペグ13本
・ポール2本
・収納袋1つ
『ミシックドームテントFT』の最大の特徴は、火に強い防融加工の『DiAFLAMETECT』を使っていること。火の粉による穴あきを軽減するので、焚き火をする時に活躍するでしょう。
ほかにも特別な『DIAMAGICDIRECT』による高い耐水性、収納に便利なインナーポケット、ランタンを吊るせるフックなど、充実した機能が付いています。
ベンチレーションやメッシュ状になる入り口で通気性を確保。前室が作れる仕様なので、日除けや雨避けができるのは嬉しいですね。
キャンプブロガーとして活躍する、ワークマン公式アンバサダーと共同開発した 『ミシックドームテントFT』は、ハイスペックモデルのソロテントです。
ミシックドームテントFTの使用例
『ミシックドームテントFT』は、火に強いテントです。
完全防炎ではありませんが、焚き火をする時に安心できる材料の1つになるでしょう。
※写真の商品はイエロー
※写真の商品はブラウン
ワークマンが販売しているドームテント型で、一番のスペックを誇る『ミシックドームテントFT』なら、どんなアウトドアシーンでも大丈夫そうですね。
ワークマンのテント ミシックツーリングテントAG 1人用
基本情報
素材/アウターテント:ナイロン、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、ポール:グラスファイバー、ペグ:鉄
色:ブラック、ブルー
重量:2.3kg
価格:9800円(税込)
サイズ(約)
設営時本体:長さ210cm×幅130cm×高さ116cm
出入口前の空間:53cm
収納時:直径16cm×長さ42cm
付属品
・本体1つ
・ロープ3本
・ペグ12本
・ポール1本
・収納袋1つ
サイクル関連のワークマン公式アンバサダーと共同開発した『ミシックツーリングテントAG』。バイクや自転車でのキャンプにちょうどいい軽さと小ささでしょう。
防水性に優れた『DIAMAGICDIRECT』と、虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』という、ワークマンならではの機能が付いていて、快適なキャンプをサポートします。
入り口と対面になる背部分をメッシュにすることで、風の通り道を確保しました。両サイドにも通気口があり、テント内の空気が効果的に循環しそうですね。
また、インナーポケットやランタンを吊るせるフック、開いたドアを留めておけるドアタッセルなど、居住空間としての利便性が高いのも特徴でしょう。
狭い場所でも前室を作れる『ミシックツーリングテントAG』は、ソロキャンプで困ることがないほど、充実した機能が付いていました。
ミシックツーリングテントAGの使用例
ミシックツーリングテントAGは、バイクでアウトドアを楽しみたい人向けのテント。
※写真の商品はブルー
※写真の商品はブラック
外側の両サイドに通気口が付いています。
通気口
室内は寝具を入れても、十分なスペースがありました。
ランタンや道具を置けるのは嬉しいですね。
撥水、防虫、通気など、機能がそろったハイスペックなテントです。
ワークマンのテント ワイドミシックドームテントAG 4人用
基本情報
素材/アウターテント:ポリエステル、インナーテント:ポリエステル、ロープ:ポリポロピレン、フロアポール:グラスファイバー、フロントポール:グラスファイバー、キャノピーポール:鉄、ペグ:鉄
色:カーキ、ホワイト
重量:11.0kg
価格:17800円(税込)
サイズ(約)
設営時本体:長さ271cm×幅272cm×高さ171cm
出入口幅:151cmcm×174cm
出入口前の空間:86cm
前室:151cmcm×奥行172cmcm×高さ174cm
付属品
・本体1つ
・ロープ12本
・ペグ28本
・フロアポール2本
・フロントポール1本
・キャノピーポール2本
・収納袋1つ
『ワイドミシックドームテントAG』は、ワークマン公式アンバサダーのキャンプブロガーと共同開発したテントです。
前室が広く、靴や荷物を置いても、雨や朝露で濡れることは少ないでしょう。大勢で楽しめる大きさながら、パーツが少ないシンプルな構造なので、設営が簡単なのも魅力ですね。
高撥水の『DIAMAGICDIRECT』は、雨を弾くだけでなく、汚れが付きにくい優れもの。インナーテントのメッシュ部分に、虫が寄り付きにくい『DIAGUARD』という加工をしているのもポイントです。
天井にフックがあり、夜はランタンを吊るしながらテント内で楽しめるでしょう。
シンプルで使いやすい、大勢で使える向けのテントです。
ワイドミシックドームテントAGの使用感
ワイドミシックドームテントAGは4人用の大型テント。
※写真の商品はホワイト
※写真の商品はホワイト
前室を作れば、荷物置きや作業スペースができるでしょう。
※写真の商品はカーキ
室内は広く、高さが約171cmあるので、閉塞感がありません。
3人ぶんの寝具を入れても、ゆとりがありました。
天井にはフックと通気性をよくするメッシュの窓付き。
天井フックとメッシュ窓
背面も開閉できる仕様になっていました。
背面の出入り口
背面の出入り口を開けると、開放感がありますね。
背面の出入り口
隣にタープを立てれば、利便性が向上。
ワイドミシックドームテントAGとタープ
ワイドミシックドームテントAGの周りがにぎやかになりそうですね。
ワークマンのテント エントリーモデルにも買い替えにもぴったり
キャンプの必須品として欠かせないテントですが、ブランドによって機能や値段はさまざまなので、どれがいいのか悩んでしまうかもしれません。
ワークマンのテントは、1人用なら税込み4900円から、4人用は17800円で手に入ります。アウトドアブランドの商品と比べて、購入面のハードルは低いでしょう。
また、リーズナブルながら機能面も優れていて、雨を防ぐ耐水性はもちろんのこと、燃えにくい防融加工、虫が寄り付きにくい防虫加工といった、便利な工夫が施されていました。
軽量で持ち運びしやすいこともあり、使い勝手のいいテントではないでしょうか。
ワークマンはテント以外にも、たくさんのキャンプギアを販売しています。耐熱性があったり折りたためたりできるテーブルをまとめている記事があるので、気になる人はご覧ください。
ワークマンのテーブルの特徴は? アウトドアブランドと比較して分かるすごさ
[文・構成/grape編集部]