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ワークマンのテーブルの特徴は? アウトドアブランドと比較して分かるすごさ

By - ドルフィン  公開:  更新:

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作業服で有名なワークマンは最近、普段着やアウトドア用品など、身近な商品を幅広く取り扱うようになりました。

特に力を入れているのがキャンプ関連の商品です。

ワークマンの代名詞ともいえる低価格と高機能を両立したキャンプギアは、「こういうのを待ってた」と、つぶやきたくなるほど。

もっとも安いテーブルが税込み980円、『耐熱』『軽量』『折りたたみ可能』など、基本的な機能も備わっていて、ワークマンの本気度を感じました。

これからテーブルの情報と合わせて、使用例も写真付きでご紹介します。

キャンプに興味のある人や、アウトドア用品の買い替えを考えている人は、ぜひ最後までお付き合いください。

※この情報は、2022年2月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。

ワークマンで買えるテーブルの一覧

ワークマンが販売している、6種類のテーブルがこちらです。

・耐熱アルミテーブル

・耐熱フィールドテーブル

・ワイド耐熱フィールドテーブル

・アウトドア焚き火テーブル

・折りたたみアルミローテーブル60cm

・SOTO フィールドホッパー

※『耐熱アルミテーブル』は同名商品が2つあります。この記事では1つにまとめています。

ワークマンで購入できるテーブルの内、『耐熱アルミテーブル』『耐熱フィールドテーブル』『ワイド耐熱フィールドテーブル』の3つだけが、ワークマンが開発した独自ブランド。

ほかはメーカーが異なるので、ワークマンが作った商品が欲しい人は注意しましょう。

ワークマンのテーブルの詳細をご覧ください。

ワークマンのテーブル 耐熱アルミテーブル

商品番号:FCT02

商品番号:FCT02R

基本情報

素材:アルミニウム、ステンレス、アクリル樹脂塗装

サイズ(約):幅35.2cm×奥行21.4cm×高さ8.4cm

重量(約):390g

耐荷重(約):10kg

色:ブラック、ネイビー、ブラウン、カフェオレ

価格:980円(税込)

特徴

・独自ブランド
・軽量
・耐熱
・折りたたみ可能
・工具不要
・収納袋付き

シンプルなデザインと機能が特徴の『耐熱アルミテーブル』。ワークマンの独自ブランド『FieldCore』の商品です。

天板は耐熱加工を施したアルミ製。加熱具合にもよりますが、温かいメスティンやスキレットを乗せても大丈夫そうですね。

コンパクトになる三つ折り仕様で、たたむと高さが約2.7cmになります。付属されている収納袋を使えば、簡単に持ち運びができますよ。

注意点は『カフェオレ』はウェブ限定の色ということ。商品の開発に関わったアンバサダーのロゴ入り収納袋が付いています。

キャンプだけではなく、公園でのピクニックや車中泊にも使えるでしょう。

耐熱アルミテーブルの使用例

『耐熱アルミテーブル』はコンパクトなローテーブル。さまざまな使い方ができる、シンプルなデザインが特徴です。

食事用のテーブルはもちろんのこと、ハンマーやマッチ箱といった道具の置き場所にするのもよさそうですね。

ワークマンの耐熱アルミテーブルの上にキャンプ用のハンマー1つ、ランタン1つ、マッチ箱1つ、パラコード3本が乗っています

※写真の商品はブラウン

高さがないテーブルなので、地面に近い作業をする時に便利でしょう。

耐熱性を活かして上にコンロを置けば、飛び火で燃え広がるリスクを減らせます。薪ハサミと一緒に置けば使いやすそうです。

ワークマンの耐熱アルミテーブルの上に、コンロと薪ハサミが乗っています

※写真の商品はネイビー

『耐熱アルミテーブル』は、使い勝手のいいテーブルではないでしょうか。

ワークマンのテーブル 耐熱フィールドテーブル

基本情報

素材:アルミニウム、鉄、アルキドシリコーン樹脂塗装、アルキド樹脂塗装

サイズ(約):幅40.0cm×奥行31.7cm×高さ34.9cm

耐荷重(約):15kg

色:ブラック、ネイビー、グレー

価格:1900円(税込)

特徴

・独自ブランド
・耐熱
・折りたたみ可能
・組み立て式
・工具不要
・収納袋付き

一般的なローチェアの座高と同程度の高さに設定されている『耐熱フィールドテーブル』は、ワークマンの独自ブランド『FieldCore』の商品です。

天板は耐熱加工を施したアルミ製。完全耐熱ではないので、高温に熱した鍋やスキレットを置くと、変色や変形する場合があるので注意したほうがいいですね。

組み立て式ですが、初心者でも安心して設置できるように、シックコードというサポートが付いています。感覚で設置できるシンプルな作りでもあるので問題ないでしょう。

天板を3枚に分けることで、収納時は奥行きが約11.0cm、高さが約10.0cmになります。持ち運びしやすく、キャンプ、釣り、登山など、さまざまなシーンで使えそうですね。

耐熱フィールドテーブルの使用例

『耐熱フィールドテーブル』は、一般的なローチェアの座高と同じくらいの高さなので、飲食用にぴったり。耐熱性があり、ホットプレートやスキレットを置けるのも魅力ですね。

ワークマンの耐熱フィールドテーブルの上にキャンプ用品が乗っています

※写真の商品はグレー

天板はセパレートできる天板が3つあります。

ワークマンの耐熱フィールドテーブル

※写真の商品はネイビー

ワークマンの耐熱フィールドテーブルのセパレートできる3枚の天板

天板

天板の脱着はフレームにはめ込むだけなので、5秒あればできるほど簡単でした。

ほかのテーブルと組み合わせれば、居住空間がより快適になるでしょう。

ワークマンのアルミテーブルと耐熱フィールドテーブルを並べて、キャンプ用品を乗せている

※左:アルミテーブル、右:耐熱フィールドテーブル

※2022年2月現在、『アルミテーブル』は未発売です。

複数のテーブルと組み合わせると、利便性が高くなりそうです。

ワークマンのテーブル ワイド耐熱フィールドテーブル

基本情報

素材:アルミニウム、鉄、アルキドシリコーン樹脂塗装、アルキド樹脂塗装

サイズ(約):幅63.3cm×奥行40.0cm×高さ50.0cm

耐荷重(約):15kg

色:カーキ、ブラウン

価格:3500円(税込)

特徴

・独自ブランド
・耐熱
・折りたたみ可能
・組み立て式
・工具不要
・収納袋付き

ワークマンの独自ブランド『FieldCore』の1つである『ワイド耐熱フィールドテーブル』。

メインテーブルとして使える大きさですが、収納すると奥行き約12.5cm、高さ12.9cmとコンパクトになります。

設置には組み立てが必要ですが、工具なしでできるのは楽ですね。天板やフレームは感覚的に作れるよう設計されているので、困ることは少ないでしょう。

天板には温かいメスティンやカップを置ける耐熱加工が施されています。熱さの限度はあるものの、焚き火料理を楽しむにはうってつけの機能ですね。

大きなテーブルで飲食ができるのは、『ワイド耐熱フィールドテーブル』のいいところです。

ワイド耐熱フィールドテーブルの使用例

ワークマンが開発したテーブルの中で、もっとも大きい『ワイド耐熱フィールドテーブル』には、ランタン、ドリンクボトル、収納バッグなど、さまざまなアイテムが乗ります。

ワークマンのワイド耐熱フィールドテーブルの上にのったキャンプ用品

※写真の商品はブラウン

2つ組み合わせると、大人数で楽しめるメインテーブルに早変わり。

ワークマンのワイド耐熱フィールドテーブルを2つ組み合わせた大きいテーブルに、キャンプ用品が乗っています

タープ内に『ワイド耐熱フィールドテーブル』を置くと、憩いの場になりそうですね。

ワークマンのテーブル アウトドア焚き火テーブル

基本情報

素材:スチール、アルミニウム

サイズ(約):幅62.0cm×奥行30.0cm×高さ18.0cm

重量(約):1.35kg

耐荷重(約):10kg

色:ブラック

価格:2900円(税込)

特徴

・耐熱
・折りたたみ可能
・工具不要

『アウトドア焚き火テーブル』の最大の特徴は、天板がスチール製のメッシュ仕様になっていること。熱した鉄板やスキレットを、そのまま卓上に置けます。

焚き火の上に置いて使えば、熱々の料理や温かい飲み物を楽しめるので、使い勝手のいい調理台タイプのテーブルといえるでしょう。

調理台タイプで気になるのは、安定して設置できるかどうか。『アウトドア焚き火テーブル』は脚が八の字構造になっていて、設置がしやすいですよ。

折りたたむと高さはわずか約2.5cm。シンプルな構造で工具の必要はありません。

焚き火料理をするならば、欠かせないテーブルですね。

ワークマンのテーブル 折りたたみアルミローテーブル60cm

基本情報

素材:中密度繊維板、アルミニウム、鉄、ポリプロピレン

サイズ(約):幅60.0cm×奥行40.0cm×高さ25.5cm

重量(約):1.2kg

耐荷重(約):10kg

色:シルバー

価格:1500円(税込)

特徴

・折りたたみ可能
・工具不要

テーブルの脚が本体内に収納できる『折りたたみアルミローテーブル60cm』は、持ち運びしやすいテーブルです。たたんだ時の高さが約4cmとかさばらず、自宅に収納した際も邪魔にならないでしょう。

折りたたみに工具が必要ないのもポイント。パッと使えてサッと片付けられますね。

ミニマムに使えば4人分の軽食や食器が乗るサイズなので、ゆとりを持って使いたい人にぴったりのテーブルです。

ワークマンのテーブル SOTO フィールドホッパー

基本情報

素材:アルミニウム、ステンレス、ナイロン

サイズ(約):幅29.7cm×奥行21.0cm×高さ7.8cm

重量(約):395g

耐荷重(約):3kg

色:シルバー

価格:5280円(税込)

特徴

・軽量
・折りたたみ可能
・収納袋付き
・工具不要

ミニマムなサイズの『SOTO フィールドホッパー』は、軽量かつコンパクトなテーブル。収納時は奥行き約11.0cm、高さ1.9cmと、バッグの中に入るほどの大きさになります。

設置と収納が簡単で、ワンアクションで切り替わる、独自構造を搭載しました。

ハイキング中の休憩時や、テント内でのサブテーブルとして、活躍しそうですね。

ワークマンのテーブルは、ほかのブランドと何が違うの?

キャンプ用品といえばアウトドアブランドが主流なので、「ワークマンのテーブルって、実際どうなの」と、疑問を持っている人は少なくないでしょう。

そこで、有名なアウトドアブランド3社と、ワークマンのテーブルを比較してみました。

比較対象は、それぞれのメーカーが販売している1~2人用のテーブル。

『価格』『機能』『商品数』の3つの項目から、違いを比べたのでご覧ください。

※『アウトドア焚き火テーブル』『折りたたみアルミローテーブル60cm』『SOTO フィールドホッパー』は、ワークマンの独自ブランドではありません。比較対象から除外しています。

価格 ワークマンのテーブルが最安値

価格

ワークマン:980~3500円

A社:3480~10800円

B社:4840~17050円

C社:13200~17050円

ワークマンはリーズナブルな価格に設定されています。

テーブルの費用を抑えることで、ほかのキャンプギアに予算を回すこともできるでしょう。また、複数枚購入し、1人につき1つのテーブルを用意してもよさそうですね。

機能 ワークマンのテーブルはシンプル

機能

ワークマン:折りたたみ可能、軽量、耐熱、耐久、収納袋付き

A社:折りたたみ可能、軽量、耐久、耐荷重、抗菌加工、収納袋付き

B社:折りたたみ可能、高さ調整可能、軽量、耐久、耐荷重、カップホルダー付き、滑り止め付き、収納袋付き

C社:折りたたみ可能、軽量、耐熱、耐久、ハンギングバー付き、竹製天板あり、収納袋付き

テーブルの機能を見ると、ワークマンは必要最低限の機能が付いている印象です。

持ち運びしやすい折りたたみ仕様と軽量性、温かい食器を乗せられる耐熱性、ハードに使い回せる耐久性は、キャンプに欠かせません。

アウトドアブランドにはあった、『抗菌加工』『耐荷重』『滑り止め』『カップホルダー』『ハンギングバー』などの特徴はありませんが、一般的なアウトドアシーンで使うなら問題ないでしょう。

商品数 1~2用のテーブルなら問題なし

商品数

ワークマン:3つ

A社:6つ

B社:4つ

C社:2つ

少人数用のテーブルならば、ワークマンとアウトドアブランドの数に大きな違いはありません。たくさんの商品から選べるわけではありませんが、好みのサイズ感が見つかるでしょう。

注意点は、4人以上で使えるサイズがないこと。

ミニマムなキャンプでない限り、カップ、カトラリー、食器、調理用具を、何個も置くのは難しそうです。4人以上での使用を考えている場合は、2つ以上のテーブルを用意したほうがいいですね。

ワークマンのテーブルを体験したからこそ分かる質感のよさ

ワークマンのテーブルは、有名なアウトドアブランドの同系統商品と比べて、半値以下の設定になっていました。アウトドア初心者や、買い替えを考えている人にも、嬉しい価格ですね。

機能に大きな差はなく、強いこだわりがなければ気にならない程度でしょう。実際に触ってみるとチープさは感じられず、しっかりした質感でびっくり。

ワークマンのワイド耐熱フィールドテーブルを、タープ内に2つ並べて使っています

デザインはシンプルなので、おしゃれに楽しみたい人には少し物足りないかもしれませんが、ワークマンのテーブルは無駄がない、スタンダードなタイプといえそうです。

ワークマンのテーブルを組み合わせて、快適なアウトドアを楽しみましょう。

テーブルを持ち運びする時に使うバッグも、ワークマンでそろえられるのはご存知ですか。用途に分けておすすめ商品をまとめた記事があるので、チェックしてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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