日差しにさらされた室外機 ダイキンが教える日除け方法に「なるほど!」「そうなんだ」
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エアコンをつけていても、なかなか部屋が涼しくならないと思うことはありませんか。
よくあるケースとしては、エアコンのフィルターに汚れがたまっていたり、温度や風量の設定が適切でなかったりなどが挙げられます。
しかし、意外と見落としがちなのが、室外機の環境。周辺環境によっては、エアコンの性能が十分に発揮されないほか、電気代が高くなってしまうこともあるのです。
エアコンの効率を上げる、室外機の『ベストな環境』は?
40℃を超える猛暑を記録する地域もあり、全国的に厳しい暑さが続いている、2025年8月上旬現在。
こうした過酷な暑さの中では、エアコンを快適に使うための工夫が、よりいっそう大切になります。
中でも室外機は、夏場の冷房効率を大きく左右する重要な存在です。実際、ちょっとした環境の違いで、冷房の効率が落ちたり、電気代に大きな差が出たりすることも。
では、室外機をよりよい状態で保つためには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。
気になった筆者は、空調メーカーであるダイキン工業株式会社(以下、ダイキン)に、室外機の『理想的な環境』について話を聞きました!
話をしてくれたのは、ダイキンのコーポレートコミュニケーション室広報グループの、重政周之さんです。
夏場の室外機は、周辺環境によって電気代が高くなったり、冷房の効率が落ちたりするとよく聞きます。
一体、どんな環境だとそのような悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか。
エアコンは室内の熱を室外機に運び出し、外へ逃がす働きをしているのですが、室外機の吸込口や吹出口が障害物でふさがれてしまうと、熱を効率よく逃がすことができません。
それでもエアコンはなんとか熱を排出しようとするため、余計な電力を消費してしまうのです。
そのため、室外機の周りには、物を置かないようにして、空気の流れを妨げないようにしましょう。
エアコンを運転している最中、室外機は常に放熱をしています。
そんな中で、吸込口や吹出口付近に物を置いてしまうと、熱を逃がす効率が下がり、余計な電力消費につながってしまうのです。
室外機環境のNG例
なお、重政さんによるとほかにも、電気代が上がってしまう要因があるとか。
エアコンは、温度の高いところから低いところへ移動する熱の性質を利用しています。室内機の内部にある熱交換器という部品を冷やして室内の熱を集め、その熱を室外機に運びます。
そして、室外機の熱交換器の温度を外気温よりも高くすることで、室内から運んできた熱を野外に逃がしています。
室外機周辺に置かれた障害物の影響で、せっかく屋外に逃がした熱を室外機が再び吸い込んでしまったり、夏場の直射日光などで室外機周辺の気温が高くなったりすると、エアコンは室外機の熱交換機の温度をさらに高めます。
こうしたエアコンへの負荷は、電気代の上昇につながります。
障害物は移動させればよいですが、建物の建物の外壁付近や、ベランダなどに設置されていることが多い室外機には、どうしても直射日光が当たり、周辺が熱くなってしまいますよね。
では、室外機周辺の温度上昇を抑えるためには、どんな工夫があるのでしょうか。