肉はパックごと冷凍しちゃダメ! 企業の解説に「もうやめます」
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※写真はイメージ

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冷凍していた肉を調理して食べた時、「あまりおいしくない」と思うことはありませんか。
もしかしてそれは、『冷凍の仕方』に問題があるのかもしれません。もし「購入したパックのまま冷凍している」というのであれば、冷凍方法を変える必要があるでしょう。
パックのままの冷凍はNG!
「解凍した肉はあまりおいしくない、冷凍だからこんなもの」。そう感じることが多いのなら、冷凍保存の方法を見直してみましょう。
冷凍食品を数多く手がける企業・ニチレイフーズ(@nichirei_foods)によると、肉をパックごと冷凍するのはNGなのだそうです。
※X上で投稿を確認できます。
ドリップが臭みの原因に
まず、パックに入っている状態はドリップが出ていることが多く、ドリップは臭みの原因になります。買った時にはまだドリップが出ていなかったとしても、帰宅時や冷凍するまでの間に起こる温度変化で出てしまうことも少なくありません。
パックが断熱材になってしまう
さらに、パックは冷凍時に断熱材代わりになってしまい、冷凍に時間がかかってしまいがちです。
時間をかけて冷凍すると肉のうまみが逃げるため、保存袋に移して金属トレイに載せてから冷凍したり、冷蔵庫の急速冷凍機能を使ったりすることが肉のおいしさを保つ秘訣です。
パックのままの冷凍は衛生面の理由からもおすすめできません。パックの中にはドリップを吸収するためのシート(ドリップ吸収シート)が敷かれていますが、ドリップには水分・タンパク質などが含まれており、時間が経過すると不衛生な状態になってしまうのです。
冷凍まで時間がかかることや、食中毒の可能性を考えると、やはりパックのままの冷凍は避けたほうがよさそうですね。
冷凍前・冷凍時に気を付けたいこと
肉を冷凍保存する予定がある場合は、冷凍前や冷凍時に少し手間をかけるとおいしさを保ちやすくなります。
まず、購入時にはしっかりパックの中を確認しましょう。ドリップが多く出ているものはすでに冷凍・解凍されている可能性があり、冷凍保存をすると再冷凍になってしまいます。
再冷凍はおいしさや衛生面でデメリットがあるため、できれば避けたほうがよいでしょう。
冷凍保存をする際には、ドリップをキッチンペーパーで拭き取ってから保存袋などに分け、急速冷凍室へ入れたり、金属トレイを使ったりしてスピーディーに冷凍してみてください。
慣れるまでは少し手間に感じるかもしれませんが、このようなステップを取り入れれば今まで以上に冷凍保存が上手にできるようになり、おいしさや衛生状態も保てます。ぜひ参考にしてみてください。
[文・構成/grape編集部]