水谷優子さん最後の出演回、涙のエピソード 『ちびまる子ちゃん』お姉ちゃん役
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店員「ちょっとちょっと」 3児を連れて歩く女性に「見てらんないんだよ」「東京の人は冷たい」とよく言うけれど、それは都市伝説かもしれない。子連れの女性が、それぞれ別の日に受けた、見知らぬ人からの優しさや気遣いに感動!

男の子にゆっくり近づく長髪の女性 母に電話したわけに「そっちかい」「笑った」ホラー映画で定番なのが、「背後から得体の知れない『何か』がゆっくりと近付いてくる」というシーン。背後から何かおぞましい気配を感じたが最後。恐怖心から、振り返ることもままならないでしょう。漫画家の洋介犬(@yohsuken)さんは、Xで『居る!居る!』と題した創作漫画を公開しました。
2016年5月17日に乳がんで亡くなった声優の水谷優子さん。代表作の一つであるお姉ちゃん役の声を演じるフジテレビ系人気アニメ『ちびまる子ちゃん』の、5月29日放送回に出演しました。
水谷さんが演じるお姉ちゃんはこれが最後。同回は世間の注目を集め、前4週の平均視聴率7.7%を上回る10%を記録しました。そして、この日の放送が「非常に感動的だった」と大きな話題になりました。
姉妹の絆を描いた感動回に多くの視聴者が涙
反響が大きかったのは、この日の1本目に放送された『「お姉ちゃんと写生大会に行く」の巻』。
まる子とお姉ちゃんと言えば、ちょっとしたことで姉妹喧嘩をすることが多いイメージがありますよね。
このお話でも、共に写生大会に参加したいものの、どちらも友達の都合がつかず、1人で参加するのは気が進まない2人に、母が2人(姉妹)で写生大会に行くことを勧めます。しかし、双方とも「嫌だ」「こっちだってお姉ちゃんとなんかイヤだよ」と、嫌がっていました。
結局、お母さんがお弁当を作ってくれるということに釣られ、2人で写生大会に出かけることに。
いざ、写生大会当日を迎えてみると、お姉ちゃんが写生のコツを教えたり、足りなくなった絵の具の色を貸し合うなど、仲良くお絵描き。
2人も最終的に「来てよかった~」と、とても満足気!
結果、2人とも見事、写生大会で入賞を果たしました。
何かの巡り合わせか? と思ってしまうような、姉妹の絆が感じられるエピソードに多くの視聴者が感動!
涙を流してしまう視聴者が続出
お姉ちゃん、大フューチャーで泣ける
お姉ちゃんが欲しくて憧れて見てた
病気を感じさせないプロ意識がすごい
声の衰えは感じなかった
いつもの姉妹喧嘩じゃなくほっこり回なのがより泣かせる
水谷さんは初回放送からアフレコに参加
1985年に声優デビューした水谷さんは、1990年1月7日に放送された『ちびまる子ちゃん』第1話からアフレコ収録に参加。
同作のお姉ちゃん役は水谷さんの地声に最も近い役で、水谷さんにも特別な思い入れがあったそうです。
水谷さんの最期の言葉は『仕事に行きたい』
また、水谷さんの夫でアニメーション監督の西久保瑞穂さんが週刊誌「女性自身」の取材に応じており、人知れず乳がんと闘ってきた水谷さんの生前最期の言葉を明かしています。
病室に台本を持ち込むなど、最後の最後まで声優の仕事を優先していた水谷さんのプロ根性は本当に素晴らしいものだと思います。
ファンにとっては忘れられない回に
そして何より今回反響が大きかった、お姉ちゃんがクローズアップされた回は、水谷さん自身もとても喜んでいたそうです。
水谷さんの声としては”最後のお姉ちゃん”の放送。作品、そして水谷さんのファンにとっては、忘れられない回になりました。